アバック新宿本店の菅原です。
ご自宅で「ホームシアター」を実践されている方には、4/29に発売された「スターウォーズ」UHDは、待ちに待ったソフトですよね!
ただ・・・・。
前回発売されたUHD「最後のジェダイ」は内容的にもディスクのクオリティ的にも満足出来ず、「もうスターウォーズは終わったな・・・」と思った方も多い筈。もちろん個人的意見も入っています。
そう、最後のジェダイの「Dolby Atmos」は、録音レベルは低いは、サラウンド感はイマイチだわ(劇場とソフトで違いを感じた)ガッカリでした。これも個人的意見ですが。
スターウォーズといえば、これを再生したいが為にホームシアターを構築した!という方もいる程、魅力的なコンテンツですから、今回のUHD購入には躊躇した方もいたでしょう。
エピソード1~6は、新しくリミックスされスターウォーズファンなら買い!と以前のブログでも、そのクオリティの高さをお伝えしましたが、はたして新作はどうか・・・。
最新作エピソード9「スカイウォーカーの夜明け」UHDを早速視聴。
内容どうこうでなく「ホームシアター」視聴としてのスターウォーズをリポートします。
視聴環境は「4K/HDR/Dolby Atmos」5.1.4ch。
【試聴機種】
プロジェクター:JVC/DLA-V9R
AVアンプ:DENON AVC-X6500H
UHDプレーヤー:Pioneer UDP-LX800
スピーカー:B&W 700シリーズ(5.1.4ch)
トップ:Monitor Audio CPCT150
ウーファー:B&W DB3D最初に言っておきます。
「やっとスターウォーズ本気出したな!」と。
このクオリティのUHDスターウォーズが見たかった!!(AVの観点で)
録音レベルは通常に戻り(残念ながらローグワンは低い)、Dolby Atmos効果は断然良くなりました。「最後のジェダイ」ではトップスピーカーは略 音楽しか鳴っていなかったのが、今作はちゃんと効果音がトップ含め縦横無尽に鳴ります。
まず、4K映像からしてスゴイ!
「DLA-V9R」で見る「4K/HDR」はフィルム撮影の良さが100%伝わり、エピソード6から続くスターウォーズの世界観を見事に最新作へと昇華しています。このクラシック感を残しつつの最新映像はフィルム撮影によるものでしょう。
C3POのメタリック感が凄い!「4K/HDR」の凄さが分かる1シーン。
「Dolby Atmos」効果も、前作なんだったんだ?と思う程、良くなっています!そう、これを待っていたんだ!聞きたかったんだ!と思わず叫んじゃいました。
冒頭の地上戦闘シーン。ポッドレースやスピーダーバイクのシーンを彷彿とさせる疾走感のある迫力のシーン。Atmos効果を存分に味わえます。
また、ライトセーバーによるバトルシーンも画面に合わせセーバー音が移動しAtmosの凄さを体感出来ます。
大海原でのシーンは全チャンネルからの波しぶきとセーバー音による大迫力のサラウンドで目と耳が釘付けに!ここは「B&W703D3」の解像感が本領発揮!セイバーの轟音と波音一粒一粒まで描き切る!
そして、クライマックスの無数のスターデストロイヤーとの戦闘。
Xウイングやファルコン号などが、スターデストロイヤーの間を飛び回り、音もそれに合わせサラウンド!全スピーカー大活躍でシアタールームが戦場と化す!とてつもない低音が入っていますので、良いウファーは必至。今回使用した「B&W/DB3D」は小型ながら、ハイスピードで小ささを感じさせない量で期待に応える大活躍でした!
今回、試聴して思ったのが、録音されている音の1つ1つが高音質で、特にセリフ(ダイアローグ)が鮮明だったという事です。という事はセンタースピーカーの良し悪しでセリフの聞こえ方が変わって来きます。最後の敵のあの方の深く太い声は、センタースピーカーの質で印象も大分変わってくるでしょう。是非フロントにあったシリーズのセンタースピーカーでお聞き頂きたい!あいつの恐怖の度合いはセンタースピーカーにあり!
さて、結論を言いますと、「スターウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」UHDは買い!ですし、視聴する為に4KプロジェクターとDolby Atmos化は是非揃えて頂きたい!
それだけの価値はある!と申しておきましょう!
ちなみに5/5(火)6(水)は定休日でお休みです。