【新宿本店】UHD「AKIRA」をホームシアターで!
アバック新宿本店の菅原です。
AKIRAは1988年公開、今から32年も前の作品にも係わらず今見ても全く古さを感じさせない内容・クオリティに今なおファンも多い作品ですから、このUHDを待っていた方も多いハズでしょう。
もちろん、私も発売を今か今かと首を長くして待っていた1人。
発売延期する作品が多いだけに発売されるまで不安でしたが、ちゃんと発売されて良かったです!
そんな待ちに待った「AKIRA」のUHDは期待に応えたクオリティなのか?
既に発売されていたBDはホームシアターの定番でお店でも最近までデモで使用していた程クオリティが高かったですが、そのBDから買い替える価値はあるのか?
実際に下記のシステムで試聴してみました。
【試聴機種】
プロジェクター:JVC DLA-V9R
AVアンプ:DENON AVC-X6500H
UHDプレーヤー:Pioneer UDP-LX800
スピーカー:B&W 700シリーズ(5.1.4ch)
トップ:Monitor Audio CPCT150
ウーファー:B&W DB3D
映像は「2K」から「4K」へ「HDR効果」も加わり進化しております。
解像感は「DLA-V9R」のアップコンの良さもあるからなのか劇的な違いは感じにくいですが、ノイズが無くクリアーで色の情報量が増え、より自然でセル画とフィルムの良さが出ています。最新のデジタル画質のようなカリカリな映像では元々無いのであしからず。
UHDになった大きな違いは、解像感よりも色情報とHDR効果です。
例えば、AKIRAの代表的なアイコン「金田のバイク」はBDだと朱色ですが、UHDでは濃い赤でUHDになり、より原作に忠実に再現されています。
また、HDR効果によりバイクのライト、街を照らす照明やレーザーなど近未来を眩しく照らす光の演出も際立ってUP!ビルが崩壊し窓ガラスが砕け落ちてくるシーンもHDR効果の演出が光ります。
UHDになってクオリティが上がったのは、映像だけではありません。
音声もUHDになってUPUP!
残念ながら「Dolby Atmos」収録とはいきませんでしたが、BD収録の「192kHz/24bit」をさらにリマスターし、BDと同じスペックでも格段にUPしております。
劇中で流れる芸能山城組のサウンドトラック『交響組曲 AKIRA』は、1つ1つの音の解像度が上がり、セパレーションが良くなっています。
また、BDからチャンネルバランスも変わり、特にリアからのレベルが上がり、全体的にサラウンド感が上がっています。
自宅待機の今、ホームシアターで楽しめる最高の贈り物ではないでしょうか!!是非、この作品購入を機に映像の4K化、システムの見直しをしてみては如何でしょうか?