「夏直前! 熱い高音質ROCKフェスティバル!!」イベント報告<機材編>
W杯決勝を前に興奮が抑え切れない渡部です。
7月10日に行いました「夏直前! 熱い高音質ROCKフェスティバル!!」の模様をお送りしたいと思います。
司会は完実電気の中谷さんです。今回のイベントは中谷さん無しでは実現できませんでした。
しつこいようですが使用機材を紹介します。
プレイヤーにPSオーディオのPerfectWave(PWT+PWD)、パワーアンプにOCTAVEのMRE130、スピーカーにモニターオーディオのプラチナムPL300を使います。
PL300がかなり内ぶりにセッティングされているのが分かると思います。これはイベント試聴用のセッティングで、左右のツイーターの間隔を2.4m以上離し、30°内側に振ってツイーターを試聴位置の手前で交差させます。こうすることで試聴位置がセンターから外れても、比較的音像が崩れにくく、定位もしっかりします。これはご自宅のセッティングにも使えますのでお試しください。ただし左右のスピーカーの間隔が狭いと音場が狭くなりますのでご注意ください。
アクセサリーも豪華です。
電源タップはORB(オーブ)のKAMAKURAですが、その定価¥336,000にもビビリますが、その音にもビビリます。
このタップに電源ケーブルを繋いだとたん、音の粒立ちと明瞭度が激変し(まさに激変!)、情報量も上がって音のリアリティーや広がり感が出てきます。シールドがしっかりしているので、プレーヤーとアンプを一緒に繋いでも、S/Nが落ちません。
電源ケーブルはすべてOKUTSU DENKO(奥津電工)で統一。プレーヤーにAIR-UV/1.5、アンプにAIR-PC/1.5を使います。タップには試作品というケーブルを使いましたが、かなり凄い奴だと思います。音はバランスが良く安定し、全帯域フラットに近い特性で、変なキャラクターも無い優秀なケーブルです。
スピーカーケーブルはバイワイヤ接続で、高域と低域で違うケーブルを使います。低域には厚みの出るナノテックのSP#79 MK2、高域にはS/Nが良く抜けの良いティグロンのMS12SP-Rを使い、それぞれの特性を生かします。SP#79 MK2は以前のケーブルの柔らかくて軽めの印象から大分変わって、腰がしっかりして重心が下がったので、個人的には好み方向へ進化しています。
MRE130はスピーカー出力端子が2つありますので、簡単にバイワイヤ接続が出来ます。OUT1が回路的に優先ですので、こちらを低域側に使うのがいいと思います。
PWTとPWDの間は、PSオーディオオリジナルのHDMIケーブル(国内未発売)で接続します。こちらも結構良い値段がするそうですが、暇をみて国産のミドルクラスHDMIケーブルと比較しましたが、情報量にかなりの差がありました(是非国内販売して欲しいなー)。
PWDとMRE130の間のインターコネクトケーブルは、比較検討の結果AETのEvidence LINE/1.2RCAを使います。ま~これも定価¥378,000なので、やり過ぎの感はありますが、今回のイベントは細かいことは抜きでいきたいと思います。このケーブルがまた反則なくらいの情報量で、悔しいですが高いだけのことはある!!と思ってしまいました。
プラチナムPL300はドンシャリな音になりやすいので心配してましたが、これらのアクセサリーを使い、見事に中音域の厚みのある音に仕上がりました。さらにこの情報量でロックを聴く機会はなかなか無いと思います。
そんなフェスの模様は<試聴編>でたっぷりと実況します。
コメント