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2010年4月25日 (日)

ATCのアンプSIA2-150はATCスピーカーにベスト!

みなさんこんにちは、アバックの福田です。

昨日はATCの最新アンプSIA2-150のイベントがありましたので簡単にレポートしたいと思います。

今日の主役ATC  SIA2-150 独特の顔つき

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相棒のATC SCM40

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まずはATC 一口メモ:

ATC(Acoustic Transducer Company)社はもともと技術畑のBilly Woodman氏によって1974年に創立される。そしてATCの名声を決定づけたのが75mm大口径ソフトドーム・ミッドレンジの誕生です。これは、300Hz~3KHzの帯域を驚くべき低歪率と高い音圧レベルで再生出来る画期的なユニットで今後のATCの顔になります。そして業務用のパワードスピーカーで培った技術をフルに導入して誕生したのが今回のプリメインアンプSIA2-150になります。

システム全体

Atc_005

それでは早速聴いてみましょう。

男性ボーカル:BILLY JOEL:Just The Way You Are

Photo

抜けの良いボーカルが中央にしっかり定位、タイトな低音と共にハリのある演奏が展開され一音一音の粒立ちが素晴らしい。

女性ボーカル:LIGIA PIRO:The way you look tonight

Ligia

実体感あるボーカルが眼前に現れ、目の前で歌っているかの様。歯切れの良い背景のギターの分離感がスパイスとなっている。

バイオリン:NICOLA BENEDETTI:グラームス

Nicola

微妙なタッチによる音の強弱も克明に表現され、厚みも十分感じる。よけいな演出をしていないのが良く分かるソフトである。

ジャズ:BIG Phat BAND:Hit The Ground Running

Big

ホーンセクションの躍動感ある表現が秀逸、ソロパートでは更にその感が高まり熱気を伝えてくる。熱い音である。

女性ボーカル:Sophie milman:People will say we're in love

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潤いあるソフトな歌声がなんとも心地いい。録音状態によって表情がかなり変わるのは音の色付けが少ない証拠だといえる。先ほどのボーカルとは違った印象を感じた。

POP:マイケルジャクソン:ビリージーン(BLU-Spec)

Photo_3

BLU-SpecCDでの試聴。歌声や演奏の空気感もしっかり表現され、情報量の多さを感じる。音全体がリフレッシュされたよう。

説明に熱が入る輸入元エレクトリの小野さん

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商品説明はもとよりオーディオの業界話も非常にためになりました、有難うございました

男性ボーカル:PAUL POTTS:誰も寝てはならぬ

Paul

澄んだPAULの歌声が抑揚豊かに表現され感動的な高まりを感じる。バックコーラスの広がり感も素晴らしい。

男性ボーカル:ラッセル ワトソン:ザッツ ライフ

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先ほどのボーカルとは印象が違いこちらはリッチでゴージャスな歌声でとても伸びやか。厚い音である。

男性ボーカル:Rod Stewart:シェリー マイラブ

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スティールギターの豊かな倍音が耳に心地よい。哀愁たっぷりに歌うRodの声は感動的で魅了される。

総評:

基本的に熱く、躍動感がある音であるが音の色付けは少ないようである。ATCを鳴らすために造られたのでマッチングは最高であるが他のスピーカーでのカップリングでも十分な表現力を持つ懐の深いアンプである。

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