ザ・ファイナル大商談会 in 秋葉原本店イベント報告!!前編
最近ブログを書く時間が無くて悩んでいる渡部です(楽しみにしているという声もいただいているのでがんばります)。
一部では「またやるんですか」という声もあった「ザ・ファイナル大商談会 in 秋葉原本店」ですが、盛況のうちに終了しました。
プロジェクターシュートアウトと同時開催の「各社AVアンプ徹底解剖イベント」も多数のご参加をいただき、ありがとうございます。
各社かなり内容が充実したイベントをしていただいたので、簡単に紹介させていただきたいと思います。
使用機材は各イベント基本的に共通で、スピーカーにモニターオーディオのシルバーRXシリーズ(L/R:RX8、C:RXセンター、SL/SR:RX6、SW:RXW12)、プロジェクターのソニーVPL-VW85、スクリーンにスチュワートのウルトラマット140インチを使用します。
それでは12/19のプログラム順に紹介していきたいと思います。
まずはオンキョーから、TX-NA1007のデモです。
司会は弊社担当の寂しがりやの小林さんです。
TX-NA1007はTX-NA5007と共にドルビープロロジックⅡzとAudyssey DSXの9.1chに対応していますので、イベントではAudyssey DSXのフロントワイドを使った9.1chのシステムを組みました。
フロントワイドにRX1、サラウンドバックにRX-FXを使用します。
まずフロントワイド無しと有りの比較で、「LOVERS」の竹林の中の格闘シーンを再生。フロントからリアへの音の繋がりの良さと、まさに音に囲まれる感じのサラウンド感に、フロントワイドの効果が出ていました。
その後「ファイトクラブ」「U571」「ツイスター」などを再生しましたが、自分の周りを一周するような音の移動感に、フロントワイド+サラウンドバックの9.1chは不可欠と言えるような魅力があります。
また、音質の良さもTX-NA5007譲りで、音の瞬発力、S/Nの高さ、低域の制動力等、HiFi再生にこだわる方にお奨めです。
2番目はヤマハさんでDSP-Z7の3DシネマDSPと日本(世界?)初のYSP-5100デモです。
こちらはフロントプレゼンスとしてRX1を使います。
司会は同じく弊社担当の現役ギタリスト高田さんです。
「ダークナイト」の夜の摩天楼を飛ぶバットマンの浮遊感、「アイ・アム・レジェンド」の誰も居ないビル街に聴こえる鳥や虫の鳴き声と、ビルに反響し空へ抜けていく車のエンジン音、「天使と悪魔」で爆弾を抱えて飛び立つヘリコプターの上昇感に、フロントプレゼンスの効果を確認できます。
また「opera&ballet」というオペラでは、3DシネマDSPのリサイタル/オペラで魔笛を再生。ロージッターPLL回路の効果と相俟って、ボーカルの奥行感、ホールトーンを損なわない自然な広がり感は、緻密に音場データを取った3DシネマDSPならでは。
そ・し・て、いよいよ本邦初公開のYSP-5100の登場です。サブウーハーにはRXW12を使いました。
DSP-Z7でも再生した「ダークナイト」を再び再生。その違いに注目しましたが、いやーすげーはこりゃ
大げさでもなんでもなく、リアルにサラウンドスピーカーが有るように聴こえます。従来の位相を操作して擬似的にサラウンド感を作るバーチャルとは異なり、音をビーム状に飛ばして壁の反射を利用してサラウンドスピーカーを作り出すこの方式は、バーチャルではなくリアルサラウンドです。
前後・左右に壁が必要という制約はありますが、この音はフロントサラウンドの概念を覆します。
長くなってきましたので、後編(デノン)に続きます。
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