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2009年10月

2009年10月15日 (木)

TA-DA5500ESも

こんにちは、桜庭です。

プロジェクターのVW85 で忘れてしまいましたが、AVアンプのTA-DA5500ESも展示開始しました!

Tada5400es

AVアンプもあまり大幅な変更という感じではありませんが、実際にはスピーカー間の位相補正などデジタル補正の内容がだいぶ変わっております。

おかげでクリアな音色で細かい音の情報量は他には無い良さを出してきますので、7000シリーズの後継機種を待っているユーザーもこれなら十分満たされるかな?

位相補正はかなり特性の異なるスピーカー(特にフロントでだいぶ良いスピーカーを使っていてセンターは妥協している場合やリアがだいぶグレードが違ってしまったりとか)の組み合わせでサラウンド環境を組まれているユーザーには威力を発揮します。

細かいところは10/24のイベントで!

ちなみに、リモコンは最長ですbleah

Rimo ※左からパイオニア、デノン、オンキョー、ソニーです。

VPL-VW85!

こんにちは、桜庭です。

ソニーのVPL-VW85 が本日より展示開始となりました。

Vplvw85box

ぱっと見た限り確かに暗部再現性も向上し、コントラスト感も高くなってきましたが、それよりも大きな違いを感じたのは倍速処理です。

前のモデルVW80では、モードによって動き追従をだいぶ強めにしてソースによっては不自然な感じの印象がありましたが、今回は少し残像感を残した傾向でどのソースでも結構使える感じに改良されてきました。

明日からビクターのDLA-HD950/550 も展示開始予定でそちらの倍速との比較もできますので、実際にお客様の目でご覧下さい。

しばらくビクターにやられていましたが久しぶりにソニーに光が差し込んで来たかな?

Vplvw85

そういえば、出荷開始後ですが10/24の11~13時でVW85 とAVアンプのTADA5500ESのイベントを行います。予約制となっておりますので、ご参加希望のお客様は是非どうぞ。

2009年10月14日 (水)

やっと出た?LVP-HC3800の・・・

こんにちは、桜庭です。

Hc3800

期待してお待ちになっているお客様も多いかと思いますが、三菱のLVP-HC3800 の詳細スペック等が三菱のホームページで見れるようになりました。※カタログは残念ながらまだありません。

台形補正も可能ですが、できれば使いたくはない機能ですので、投射距離やオフセットなど設置できるかどうか不安だったユーザーも発売まで約1ヶ月となりましたがそれまでに念のためご確認下さい。

そういえば、本日、音元出版の取材がありまして、パイオニアのKUROが無くなってしまって今後はどうされるんですか?というお話も出ましたが、今度の東芝のCELL REGZAが良いけど価格が価格だし、ソニーのXRシリーズぐらいしかという感じでお話してましたが、ハイクオリティな製品を取り上げる機会の多いAV専門誌としても機能面ばっかりのテレビでは今後が心配なんでしょうね。

その点、プロジェクターはまだフィルムライクというかまじめな画作りで、基本的に映画を見るのがメインという事もありギリギリ踏みとどまっておりますね。

ビクターのDLA-HD950とDLA-HD550の製品インプレッションを載せました

ホルヘ・リナレスの衝撃のKO負けで、ショックを受けている渡部です。

AVファンの注目の的、ビクターの新D-ILAプロジェクターDLA-HD950DLA-HD550製品インプレッションをアバック秋葉原本店のホームページに載せました。

http://www.avac.co.jp/shinjuku_inp_24.html

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前モデルのDLA-HD750とDLA-HD350との徹底比較になっています。10月4日のイベントの内容をフォローしてますので、参加できなかった方は参考にしてみてください。参加された方も、復習の意味でご覧になっていただければと思います。

DLA-HD950もDLA-HD550も、DLA-HD750の画作りの延長にある、非常にモニターライクな画になっています。思えば2~3年前までは、青が強めのテレビ的な画が支持を受けてました。青が強いと白が綺麗に出るので、並べて見るとどうしても綺麗に見えてしまうからです。

それがなぜ最近変わってきたのか?ユーザーの好みが変わってきたのか?

ユーザーの目が肥えてきたという理由ももちろんあると思いますが、一番大きいのは別の理由ではないかと思います。

それを考えるとき重要な存在になるのは、パイオニアの「KURO」とビクターの「DLA-HD750」です。

ほぼ時を同じくして生まれたこの2機種は、開発者の崇高な思いを映像に反映させたという共通点があります。それは、作為的な事はせず元の映像をより正確に再現したいという、当たり前ですが民生機ではなかなか実現できない思いです。

なぜ難しいかというと、そういう画は得てして地味になりやすいからです。それでもこういう画作りをするという決断をした理由のひとつに、両機種の基本性能の高さがあったのは間違いないと思います。「コントラスト」「色再現性」「映像処理」において、2機種の性能は飛びぬけたものがあります。この性能をもってすれば、モニターライクな画でも勝負ができるという手ごたえががあったと思います。

事実両機種ともに、ユーザーや評論家、また映画の本場ハリウッドでも高い評価と支持を受けヒットしたのは、皆さんご存知のとおりです。

なんてかっこよく語ってしまいましたが、そのDLA-HD750の画作りを受け継いで誕生した、DLA-HD950とDLA-HD550は力作です。製品インプレッションを読んでいただければ分かります。

2009年10月12日 (月)

Accuphase P-1000

こんにちはhappy01知り合いのおば様方3人が韓国旅行へ行きたい~とかで、何故かアドバイスを求められ、調べているうちに当人達より詳しくなってしまった川瀬ですsweat02旅行って、自分で計画立てて行くのが楽しいsign03と思うのは私だけでしょうかsign02coldsweats01

さて、今日の中古フロアは・・・note

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ラドゥ・ルプー(ピアノ)でブラームス ピアノソナタ3番ほか です。実は『ほか』のところに弦楽六重奏曲第一番第二楽章のピアノバリエーションが入っていて、個人的にはこちらがメインだったりします。sweat01リリシストの美しい弱音をにじませる事なく、ダイナミックな打鍵のエネルギー感を損なう事なくドライブしてくれるのは・・・notes

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Accuphase  P-1000 です。大出力パワーアンプ〔1,000w/ch(1Ω)〕ながらも繊細さを失わない信頼性の高いアンプです。

是非、ご試聴ください。

ではまた。

2009年10月11日 (日)

デノン DVD-A1UD高音質化計画その① アポジーAD/DAコンバーター 「ROSETTA 200」を試してみる

DLA-HD950&DLA-HD550の製品インプレッションを書き終えて、肩がガチガチに凝っている渡部です。(もうすぐアップしますのでお楽しみにscissors

大好評のDVD-A1UDですが、エソテリック等の超弩級ユニバーサルプレーヤーから買い換えた方の中には、2chの音をもう少し良くしたいと思っている方もいらっしゃると思います。

そこで今回アポジーの「ROSETTA 200」をお借りできたので、視聴してみました。

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上に乗っかっているのが「ROSETTA 200」です。

アポジー(Apogee)は、オーディオ機器よりは、レコーディング機器として有名だと思います。完全プロ仕様なので、見た目は実用性重視で、飾り気のかけらも有りません。

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このモデルはAD/DAコンバーターなので、アナログ入力→アナログ/デジタル変換→ハイビット・ハイサンプリング処理→デジタル/アナログ変換→アナログ出力という処理ができるはず?なのです。(もちろん通常のD/Aコンバーターとしても使えます)

ご存知のとおり、SACDはデジタル出力が原則できないため、デジタル出力する為にはi-Link等の特殊な端子が必要になります。そこでアナログ入力ができる、AD/DAコンバーターが必要になるわけです。

前置きが長くなりましたが、とりあえずCDを聴いてみます。設定は176.4kHz24Bitで、接続はXLRです(デノンもROSETTA 200も2番HOTです)。

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アンプはご存知AVP&POAA1HDを使い、プラチナムPL100を鳴らします。(前からゆっくり視聴したかったのでhappy01

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ソフトはブルースペックCD「スーパーギタートリオ・ライブ」の一曲目(曲名が長い!)のパコ・デ・ルシアとアル・ディ・メオラによる名演奏です。

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「ROSETTA 200」を通すことにより、それまでややふくよかで曖昧だった音が、輪郭がクッキリして、音像が明確になります。指弾きとピック弾きの違いも明確になり、一音一音のアタック音の強弱が付き、エネルギー感が上がります。

この辺りは、同じくアポジーのD/Aコンバーター「mini DAC」と同じ傾向になりますが、「ROSETTA 200」の方が世代が新しいせいか、よりグレードの高さを感じます。

プラチナムPL100も、並みのブックシェルフでは有りません。解像度・ワイドレンジ・エネルギー感共に、かなり気に入ってしまいました。低域の量感も十分あります。

今回はとりあえず繋いで聴いてみましたが、もう少し使いこなして再度レビューしたいと思います。

1週間位は借りてますので、興味のある方はぜひご来店下さい。

2009年10月10日 (土)

「Cell REGZA」を見てきました

どーも久しぶりに登場の羽鳥ですcatface

先日、休日を利用して幕張メッセで開催されている「CEATEC JAPAN 2009」に行ってきましたsoontrainschool

今回の目当ては開催前日に東芝が発表した新製品の液晶テレビ「Cell REGZA」です。

会場に到着後、真っ先に東芝ブースに直行すると・・・dash

ありましたよ「Cell REGZA」がどっさりと!と言うよりもメインブースが丸ごと「Cell REGZA」だけの展示という力の入れよう。メーカーの気合いが伝わってきます。

製品がどんな物かは色々な情報系のホームページに既に沢山載っているようなので割愛しますが、高画質を追求する専門店の販売員の立場からいくつか私見を書かせてもらいますと

・ダイナミックコントラスト500万:1は伊達じゃない!暗いシーンでも周辺の黒をしっかり沈めながら字幕や明るい部分のピークを落とすこと無く表現されていました。隣に展示していた現行品のZX9000と比較しても差は明らかでした。512分割部分駆動高輝度白色LEDバックライトが非常に効いてます

・今回搭載された超解像技術は確かに効果がありました。これも隣に展示していた現行品のZX9000と比較しても「Cell REGZA」の方が明らかに高精細な画が表示されていました。昨年のCEATECで技術発表された同社のXDE技術とは全く違いましたwobbly擬似輪郭・オーバーシュートなどのエラーも見受けられず、このテレビにあのプレーヤーの映像を入力したらどんな高画質な画が表示されるのかと期待の膨らむ出来でしたhappy01出来ればDVDなどのSDソースならどうなるのかも見たかったですがbearing

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ただ幾つか残念な点をあげますと

・輝度信号だけでなく色信号にも超解像処理を行ない、色解像度を2倍に向上。色のキレや精細感を向上し映像変換で失われる色情報を復元する機能の「色の超解像」技術が外部入力ソースには働かない点

・去年のCEATECの発表時点では搭載予定だった「熟成超解像」技術が未搭載な点

特に「熟成超解像」技術未搭載に関しては個人的に期待が大きかった分ショックでしたcrying

このあたりの不満点に関してはバージョンUPでの対応に期待していますdelicious

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とまあそんなこんなで色々書かせてもらいましたが結論を申し上げますと、今回の東芝の「Cell REGZA」は非常に魅力的な新製品である事は間違いありません

アバック秋葉原店でも個人的には展示したい製品ダントツNO.1ですsmile

2009年10月 9日 (金)

パイオニア新AVアンプ「SC-LX82」とフォステクス新GXシリーズでPQLSマルチサラウンドが体験できます。

故郷の福島に帰り、喜多方ラーメン「はせ川」と白河ラーメン「とら食堂」の2大名物店を食べてきた渡部です。(感想は電話でお問い合わせ下さいhappy01

10月10日から10月12日まで、秋葉原本店メカリアで、SC-LX82とBDP-LX52のコンビによるPQLSマルチサラウンドを、フォステクスのGXシリーズで再生しています。

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意外とアンプにクオリティーを要求するGXシリーズに、SC-LX82は見事に応えております。

VPL-HW15来ました!

こんにちは、桜庭です。

SONYのVPL-HW15 が予定よりもちょっと早く本日から展示開始になりました!

Vplhw15

あまり細かいスペックは調べておりませんでしたが、HW15には上位モデルの機能の一部で「パネルアライメント」がゾーン調整を省いた形で搭載されておりました。

Panela1

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レンズシフトの量によってはレンズ収差による色ズレが出てしまいますが、こういった機能を持っていると色ずれが軽減されるので助かりますね。

来週か再来週にはビクター2機種とソニーの上位モデルが展示開始予定となります、しばらく寂しかったプロジェクタールームもやっと各社新製品で並び始めます。

悩む時期がやってきました!

2009年10月 8日 (木)

Fostex(フォステクス)GXシリーズ マルチチャンネル!!vol.2!!

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こんにちは、秋葉原本店の水ノ江です。

昨日のブログで菅原店長からバトンを受け取りまして、

(全国のジャニーズファンの皆様、完全に誤解ですsign01申し訳ございませんweep

引き続きFostex GXシリーズについて書いてみますrock

Gシリーズの思想を継承しながらも、とても身近な価格帯として登場ですsign01

とはいえ、妥協は一切無いですpunch今日の台風なんてイチコロですsign01

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作り、仕上げも非常にしっかりしていて、安定感抜群ですshine

脚部もご覧の通りですup

もちろんMIDコントローラーも搭載↓

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Gシリーズ同様のMIDコントローラーの採用により、聴覚の最も敏感な

周波数領域(1.6kHz~6kHz)を、+1dB~-2dBの範囲で微調整が可能です◎

ご試聴環境のシチュエーションに、よりマニアックに適応出来ます。

「GX102」、「GX103」は、ピュアオーディオ基準で構築されていますので、

映画だけじゃなくて、音楽ソースをお楽しみになる方は持って来いなシステムですnote

と、言うわけでこの度は様々な音楽ソースで試聴させて頂きましたear

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一先ずDOLBYのデモディスク「THE SOUND OF HIGH DEFINITION Ⅱ」から、

BENNY RIETVELD"100SQ.FT"(DOLBY TRUE HD 5.1ch)で試聴スタートです。

一番印象に残った音は、ボーカルに対して施されているディレイの抜けの出方でした。

誇張する事無く、各チャンネルへの残響感が極めて綺麗でしたnotes

続いてMINNIE RIPERTONの名曲"LOVIN'N YOU(CD:2ch)"を再生してみました。

鳥の囀りの聴こえ方が非常に綺麗で、音像だけでなく、音場の再現性もとても良い印象を

受けましたchick「ぴよぴよ」といろんな所で鳴いている様でした。

サビの最後のホイッスルボイスもバッチリ出ますupとても見通しの良い高域を

見せてくれます。

逆にTHE SUNBURST BANDの大クラシック"EVERYDAY(CD:2ch)"で、

キックとベースラインを主に試聴してみましたが、これがまた凄いんですsign03

極めてタイトで、早い低域を再現してくれました。

キックとスネアのコントラスト感も気持ち良いですgood

また、日本人初の名門VERVEレーベルのJAZZシンガーakikoのhip pop bopより、

G'N'Rのナイスカバー!! "PARADISE CITY(デジタルK2カッティングCD:2CH)"では、

見事にボーカルと乾いたリムショットが絡み合い、絶妙に再生してくれましたgood

このアルバムの冒頭のintroは、モノラルで収録されているのですが、

レコードに針を乗せて再生している際のチリチリと言う音の中に、

Fender Rhodesとakikoのボーカルが入ってくるアナログ感たっぷりなカッコイイ演出の

introなのですが、完璧にセンターに音像が定位し、本当にセンターのGX102が鳴っている様

でした。モノラル収録なので当然といえばそうなのですが、そのマスタリングの演出効果を

存分に発揮してくれました。

映画のサラウンドのみならず、本当に音楽の再生能力の豊かさに圧巻ですsweat01

カラーバリエーションも、ダークブラウン、ワインレッド、ハニーイエローと3色あって、

嬉しいですねっscissors

サブウーハーのCW200Aもしっかりと主張のある低域を再生してくれます。

このサイズでサブウーハーをご検討の方にはオススメです◎

価格帯もお求め頂きやすいですbell

秋葉原本店メカリアにて10/14までご試聴頂けます。

是非お気軽に御来店下さいsign03

プロフィール新宿


  • アバック新宿本店
    〒160-0023
    東京都新宿区西新宿7-5-9
    ファーストリアルタワー新宿3F
    ☎:03(5937)3150
    営業時間:11:00~19:00
    水曜定休
    e-mail:shinjuku@avac.co.jp

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