東芝のRD-X10を見てきました。
赤城の「メロンバー」が冷凍庫に無いと落ち着かない渡部です。
東芝の内覧会があったので新ブルーレイレコーダーのRD-X10を見てきました。
3D CELLレグザ等もありましたが、じっくり見れなかったので、レビューは次回ということで、お目当ては断然RD-X10でした。
とうとうRDの名を冠したブルーレイレコーダーが発売されます。心待ちにされていた方も多いと思います。
今では当たり前になった、HDD+DVDレコーダーという形を世界で初めて製品化したのが、東芝の「RD-2000」でした。
当初からそのマニアックな仕様と細かな編集機能は、AVファンのハートを掴み、「RDファン」と呼ばれるマニアを生みました。
高精度なフレーム編集や録画レートのマニュアル設定、LPCMが選択できる音声記録の細かな設定等は、一度使うと他のレコーダーが物足りなく思えてしまうからです。
そのRDシリーズの伝統は、RD-X10にも息づいています。
主な注目機能を拾ってみました。
►外付けUSBハードディスク対応:市販のPC用ハードディスクが最大8台まで登録でき、「おまかせプレイ」「追っかけ再生」「フォルダ機能」など内蔵ハードディスクと同じように使えます。
►高速MPEG4 AVCトランスコード:DRからAVCへのレート変換ダビングが2倍速になり、録画ビットレートも1.4Mbpsから17.0Mbpsまで56段階で設定可能(凄まじい)。
►超解像技術採用-レゾリューションプラスXDE-:プロセスを見る限り、エプソンのEH-TW4500に搭載された超解像に近い技術と思われます。超解像搭載のレグザの液晶と組み合わせると、お互いに補完しあって最適化してくれるそうです。
►レグザリンク・ダビング:LAN接続環境内の対応するレグザ内蔵のハードディスクからRD-X10内臓のハードディスクへダビング可能。対応の従来レコーダーからLANケーブル接続でダビングできる「ネットdeダビングHD」にも対応。もっと前のRDシリーズをお持ちの方は、フロントパネルを空けるとi-Link端子があり、「i-Linkダビング」も出来ますのでご安心を。
►ユニティエディット:別のタイトルのチャプターを組み合わせてプレイリスト作成可能。同じ記録方式ならコピーワンスのタイトルもプレイリスト作成可能というまさにRDシリーズの独壇場。
そのほか、3D対応はもちろん、スカパー!HD録画、HDMI映像/音声独立出力、インレット型電源ケーブル、アナログ7.1ch出力など、付いてて欲しい機能や装備が満載です。
流石RDシリーズだけあって、ブルーレイレコーダーの決定版ともいえる内容です。
待っていた方の期待を裏切らない力作だと思います。。