【新宿本店】DENON「AVC-A110」を聴く!
アバック新宿本店の菅原です。
只今、「AVC-A110」フリー試聴会 開催中です。もちろんマスク着用の上、密にならないようご参加頂いております。
https://www.avac.co.jp/contents/event/shinjyuku-20201127
ご参加頂いたお客様からは「AVC-A110」の音質の良さを実感頂き大好評です。実際在庫も入荷しては直ぐに売れてしまい現在は次回入荷分をお待ち頂いている状況です。
そんな大人気の「AVC-A110」ですが、ここで改めて試聴した感想など書きたいと思います。
【今回の試聴機器】
フロント/B&W 803D3
センター/B&W HTM2D3
リア /B&W 805D3
ウーファー/B&W DB2D/DB3D(ダブル使用)
トップ/Monitor Audio CP-CT150
プレーヤー/Pioneer UDP-LX800
GAME/XBOX Series X
一体型のAVアンプにフロントスピーカー「803D3」はオーバースペックでは?と言う方もいらっしゃると思いますが、これが中々!このクラスのスピーカーも楽々とは言いませんが、バンバン鳴らしてくれるのです!
それだけ「AVC-A110」のポテンシャルが高いとも言えるでしょう。
さて、
今回視聴したソフトは個人的に「Dolby Atmos」収録ソフトの中でも1・2を争う出来栄えのモノを幾つかチョイス。
■「レディ・プレーヤー・ワン」
現在発売されているAtmosの中でもサラウンド感がバツグンなこの映画で「AVC-A110」を聞いてみました。シーンはチャプター3のレースシーン。
元々このソフト、どのAVアンプで聴いてもAtmos効果は高いのですが、ただそれは移動感が派手なので、どんなアンプでもそれなりの効果は得らるという事。
しかし、これが「AVC-A110」となると、音にリアル感が増し、Atmos効果がさらに高まります。
特に音の解像感がグンと増すので、壊れて飛び散る破片の音やコイン化され回収される音など微細な音がキッチリと再現され、圧倒的臨場感となるのです。収録されている音は全て漏らさず再現されている感じです。
こちらもデモする際は必ずと言って良い程使用するド定番ソフト。
チャプター7、ロサンゼルス圏外の飛行シーン。
ブレードランナーというと象徴的なのが雨。このチャプター7でも雨が降っており、常にトップスピーカーから雨音が鳴っています。特にこのAVC-A110では、この雨音の粒がより際立ち激しい雨なのが分かります。
さらに雷により墜落しガレキの山に突っ込むシーンでは「静から動」の音の立ち上がりの良さを実感できる。エンジンが止まり静まり返った車内は雨音と風切り音のみ、そこから一気にガレキ突っ込む轟音が全スピーカーに鳴り響く。その瞬発力は相当の物。そして不時着する際には細かいガレキの破片やら砂埃やら微細な音まで逃さず再現。こんなに細かい音まで聞こえたのは「AVC-A110」が初めて。
この後、衛星からのミサイルが降り注ぐ際の爆発音では迫力と音のスピード感が一級品!また最初のミサイル発射音がトップスピーカーからちゃんと聞こえたのも「AVC-A110」の解像感の高さによるものでしょう。
こうして聞いていくと、改めて「AVC-A110」の音のスピード感(立ち上がりの良さ)、キレ、微細な音まで再現する解像感の高さを実感します。これが「Dolby Atmos」の圧倒的臨場感に繋がっているのでしょうね。
他にも「AVC-A110」で聞いてほしい映画ソフトは沢山あるのですが、それはまた別の機会に。
次は・・・
最初にあった「機材リスト」で気付いた方がいらっしゃると思いますが、「ゲーム」のサラウンドも今や映画にも負けない程、物凄いサラウンドを楽しめるのでご紹介します。しかも「XBOX Series X」!!マニアック!とお思いでしょうが・・・・。
「XBOX Series X」はなんとゲームで「Dolby Atmos」が聴けてしまうのです!!(前機OneXからそうですが) 今、ゲーム機というと「PS5」を想像しがちですが、ことサラウンドに関しては「XBOX Series X」の方が一歩リードしています。※対応ソフトのみ
そんな「XBOX Series X」で「AVC-A110」を聴いたらゲームのサラウンドはどうなのか!聴いてみました。
ゲームは「コール オブ デューティ ブラックオプス コールドウォー」。
とにかく、映像と音がスゴイ!映画なみの迫力です。下の画像は全てゲーム画像です。
ゲームのサラウンドの凄い所はリアルタイム処理なので、視点と一緒に音も移動するのです。例えば目の前ででしゃべっている声がセンターから聞こえているとしたら、視点を動かすとその方向と同じ位置のスピーカーから声が聞こえてくるのです。
なので、コントローラーで視点をグルグル回すと、音も視点と一緒にグルグル回ります。まさにどこから聞いても自分で体感している音となる訳です。
「Dolby Atmos」効果も抜群で、ヘリコプターが飛び立てば、音の移動感も下から上へ移動しますし、ヘリコプターの中でしたら回転翼音はトップスピーカーから鳴ります。
ゲームの大画面、サラウンドは本当に凄いので、もっとしっかりと改めて紹介したいと思っています。
さて、如何だったでしょうか?
やはり一番良いのは自分の耳で聞いて頂く事。
特に、開催中の「800シリーズ」で鳴らす「AVC-A110」のサラウンドは是非一度は聞いてほしい組み合わせです。今週末までとなりますので、是非ご参加ください!