【秋葉原本店】AVC-X8500H vs AVC-A1HD新旧対決イベント報告
こんにちは、桜庭です。
本日はデノンの現フラッグシップAVアンプAVC-X8500Hと旧フラッグシップAVC-A1HDとの対決イベントがございました!
進行はAVC-A1HDとAVC-X8500Hの開発に携わったエンジニアの高橋様がいらっしゃって開発の経緯など熱く語って頂きました
視聴内容としてはAVC-A1HDで「Legend of Jazzからマーカスミラー」や「グラディエーター」など当時AVC-A1HDのイベントでもよく使われていたコンテンツをお聴き頂き、AVC-X8500Hが音質面でどう進化したのかシンプルな5.1chでお聴き頂きました。
なお、スピーカー構成はB&W800シリーズの804、HTM2、805を5chで組んでおります。
DAC/DSP段のデジタル段からパワーアンプ周りのアナログ段まで約10年の進化はわかりやすかったかと思いますが、意外とAVC-A1HDも頑張っておりました
更には、AVC-X8500Hを全チャンネルバイアンプ駆動での試聴。正直、ここまでB&W800シリーズを大きくドライブ出来るとは思ってもみませんでした。こうなるとAVC-A1HDとのアドバンテージも大きく変わって来ます。
8500は13ch内蔵しておりますが、全チャンネル使い切るユーザーも少ないと思いますので、フロントスピーカーがバイワイア対応でしたらバイアンプで使ってあげると音質面でもだいぶ良くなりますよ。
後半はAtmos/DTS:Xソフトをいくつかお聴き頂きましたが、比較でも使った「グラディエーター」は最後はUHD版でDTS:Xでした。ソフトの方も進化しましたので、こうなると音場含めてAVC-A1HDでは敵いませんね
こうして改めて比較してみると・・・
10年前でこのクオリティを出せていたAVC-A1HDはさすがという所ですが、ここ近年ソースのフォーマットも96k/24bitなどのハイレゾ系やAtmosなどのイマーシブサラウンドなど入力される信号のクオリティもどんどん上がってきました。
10年ぶりのフラッグシップ機ですから、作りに一切の妥協はありません!!
今聴いたらA1HDはどちらかというとAV的な音作りですが、8500はオーディオ的なニーズも求められ見事に応えてきたので、このクオリティはライバルがすぐに現れそうにもないかもしれません。
イベントの最後にエンジニアの高橋様がおっしゃった『一体型でセパレートを超える』という言葉通りフラッグシップにふさわしい名機ではないでしょうか
ちなみに、秋葉原店が5月末で閉店となり、6/9より新宿にて新店へ移転となります。
秋葉原店での音系のイベントはこれが最後で、19日にJVC「LX-UH1」が秋葉原店最後のイベントになります。※既に満員で締切になっております。
イベント2部後(17:00以降)、閉店まで「フリー視聴」としますので、ご参加出来なかった方は、是非この時間でご視聴ください。