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2017年11月10日 (金)

【秋葉原本店】4Kで蘇る名作映画をホームシアターで!UHD版「ブレード・ランナー」

秋葉原本店の菅原です。

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11月発行のDMにコラムを載せたのですが、枠が小さい為、あまり思った事が載せられなかったので、このブログにて補足したいと思います。

Bigbonasu_bana_2 https://www.avac.co.jp/contents/big_bonus2017.html

 

4K UHDソフトが発売されから早くも1年半が過ぎました。発売タイトルは100タイトルを超え、この11月から12月までの間にも沢山のタイトルが発売される予定です。

今までは、新作が中心だったリリースも、このところ過去の名作達、とりわけ私の青春時代80~90年代の作品が4K UHDとして発売される事が多くなってきました。

どの作品も劇場や、古くはVHS、LD、BDと何回も見て来た作品ですから、大いに思い入れもあり、その出来に期待と不安が高まりますが、その不安も視聴開始と共に吹き飛びます。

それもそのハズ、これらの作品はただUHD化されただけでなく、新しい技術が加わり、当時の思い出補正を軽く上回るハイクオリティなのです。

4K解像度+HDRの映像強化に、音声は最新のイマーシブサウンド「Dolby Atmos」「DTS:X」にリミックス。

名作に相応しい最新スペックでの登場に、技術の進化を感じずにはいられません。

その中から、いくつかご紹介していきます。

ちなみに80~90年代UHD発売済リスト(北米版含)
■戦場に架ける橋(1957)
■未知との遭遇(1977)
■ブレードランナー(1982)
■E.T.(1982)
■ゴーストバスターズ(1984)
■ゴーストバスターズ2(1989)
■ラビリンス/魔王の迷宮(1986)
■ドラキュラ(1992)
■許されざる者(1992)
■レオン(1994)
■アポロ13(1995)
■インデペンデンス・デイ(1996)
■スターシップ・トゥルーパーズ(1997)
■フィフス・エレメント(1997)
■ハムナプトラ/失われた砂漠の都(1999)

■「ブレード・ランナー」

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最近雑誌などに多く取り上げられ、今更説明は不要かと思いますが、あえて言わせてください。
当時は、特撮の凄さと銃のカッコ良さだけが印象にありましたが、その後LDやBDを経て、深い世界観や映像美など、ブレランの魅力を再度知ったのでした。自分のAV歴の中でも「スターウォーズ」に続くバイブル的存在です。多分そういう方多いですよね。

今回UHDとなり、まず目に付くのが「HDR」による視覚効果。近未来の街並みに輝くネオンや看板の数々が「HDR」効果で眩しい程の輝きを放ち、酸性雨が降りしきる暗い背景との対比を、さらに引き立ててくれます。

冒頭のシーンから、この「HDR」効果によりブレランの世界にドップリ浸かれ、今までに見て来た回数が多い人程、感動するのではないでしょうか。

ただ、このブレラン、本当の感動を味わいたいならホームシアターでの大画面・大音量サラウンド視聴が不可欠です。

全体的に暗いシーンが多く、且つHDR効果を発揮出来る映像機器で視聴したいので、オススメは黒再現性に優れた「有機EL TV」もよいですが、ブレランの迫力ある映像美を小さな画面では堪能しきれないので、ここはやはり4Kプロジェクターでしょう。とりわけコントラスト重視の「JVC DLA-X990R」がオススメです。

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 この「DLA-X990R」はブレラン専用機かと思う程、ブレランの世界観をバッチリ映してくれたプロジェクターでした。(別にプロジェクターのアピールの為にこの映画を引き合いに出したのではありませんよ、念のため)

深い黒再現性とHDRの明るさがキッチリ描き分けられていて、これ以上ない程ブレランの映像美を堪能出来ました。

また、映像美もさることながら、このUHDの進化に欠かせないのが音声フォーマットです。

UHD化に伴い音声も「Dolby Atmos」へと進化しました。これが一番個人的に嬉しかった!

この「Dolby Atmos」リミックスが大変秀逸で、最新作かと思う程のクオリティです。大体アトモスリミックスって意外と控えめな作品が多いんですよね。

しかしブレランは一味違います。大胆なリミックスアレンジがされていて、Atmos効果を十分に楽しめるサラウンドなのです。

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例えばサウンドトラックのシンセサイザーの音がトップスピーカーを回るように鳴ったり、飛行艇の広告宣伝のアナウンスがちゃんとトップから鳴ったりと、Atmosに欠かせないトップスピーカーが生かされたサラウンド設計になっています。

もちろんブレランの1つのキーポイントでもある「降りしきる雨」はトップ含め全体に包囲するよう鳴り、近未来の不安を煽るような演出に一役かっています。

あと1つ忘れちゃいけないのが、個人的にサラウンド効果として一番気になるスピナー(飛行車)の移動音。

LDやBD再生時にいつもサラウンドチェックしていた、空を飛び交うスピナーの行き来する移動音もAtmosならスムーズに繋がり自分がイメージしていた通りに再現してくれました。

まだまだ語りたい事はありますが、最後に1つだけ!

UHD「ブレード・ランナー」を見るなら4Kプロジェクターとatmos対応AVアンプのホームシアターで見ないと魅力半減以下です!!

大画面・大音量での視聴こそ、このUHD版「ブレード・ランナー」の本当の魅力が分かるのですから・・・。

他作品は次回で。

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