【秋葉原本店】DLA-Z1展示開始!+4種類の4K HDR対応プロジェクター比較
こんにちは、桜庭です。
4K HDR対応のプロジェクターもいろいろ出揃い価格帯も上から下までで一桁違うのでどういう違いがあるのか映像から見比べてみました。
まずは40万を切る価格帯で4K HDR対応の機種を出してくれたエプソンから
EH-TW8300で4Kのソフトは「ミス・ペレグリンと奇妙な子供たち」のワンシーンから
TW8300は透過タイプの液晶パネルで半画素ずらしての擬似4K処理となります。
これから下でご紹介していく機種とは価格帯もやや違いますので、エプソンとしても上位クラスに勝つためというよりも4K対応プロジェクターのすそ野を広げたい意味も大きいかもしれません。
とは言ってもここまでのクオリティでこの価格なら初めてプロジェクターを始めてみようかなという方でも折角ならこれから4Kコンテンツもいろいろ出てきますから、少し長い目で見ればオススメの機種です
次は3機種ほぼ同価格帯で80~90万前後のミドルハイクラスでエプソン/EH-LS10500とJVC/DLA-X770Rとソニー/VPL-VW535を
LS10500は反射板液晶パネルで半画素ずらした擬似4Kで、光源もこのクラスでは唯一のレーザーの光源を使ったモデルになります。
同じエプソンでも価格も倍以上違いますので目元の辺りや左側の髪の毛の細かい情報の辺りの鮮明さなど違いがわかりますでしょうか?
次は同じ反射板液晶で擬似4KのJVC/DLA-X770R
擬似4Kの処理方式は1番最初に始めたこともあってエプソンより1,2世代先を行ってる感じはします。
静止画なので少しシャープネス感が強い感じに見えてしまいますが、動画の方がもう少し滑らかになります。
目元や髪の毛の細かいところや肩の縄のあたりのディテールの情報量の違いが見てわかると思います。
JVCは下のクラスでX570R というモデルがありますが、擬似4Kの処理の仕方は同じなのでフォーカス感などの情報量という点ではほぼ同じなので、今回は省いております。
マニアックなレベルでコントラスト/色再現性にこだわるならJVC/X770Rかエプソン/EH-LS10500ですが、X570Rが60万前半のクラスなので良いスクリーンと合わせて上位クラスと同じぐらいの価格なので、ご予算次第ではX570Rでもほぼ不満は無いかと思います。
次はLS10500とX770Rとほぼ同価格でネイティブ4Kパネルのソニー/VPL-VW535
今までの擬似4Kタイプとは異なり、映像処理回路上でうまくやるというよりもいかに忠実に4Kの情報量を描けるかになります。
きめ細かく滑らかになる分、JVCのX770Rのクッキリハッキリという映像とはまた一味違った質感です。
最後は久しぶりのハイエンドプロジェクターのJVC-DLA-Z1
VW535と同じネイティブ4Kパネルですが、350万という価格帯で何が違うかというのはZ1は3000ルーメン出せるレーザーの光源を使っていたり、使用しているレンズのグレードが大きく違います。
光学系だけのコストで80万前後のクラスのプロジェクター1台作れるぐらいレンズのグレードが違います
一眼レフカメラが趣味の方はレンズの重要性がわかると思いますが、パネルの解像度が高くてもレンズのクオリティが伴わなければそれほど良い映像が出せません。
レーザー光源も色再現性という点で今までの水銀ランプ以上に色域も広くJVCらしい良い色味を出してくれます。
画像だとわかりにくいですが、Z1の映像を見慣れてしまうと擬似4Kではフォーカスが甘くなった感じに見えてしまいクラスの違いをジワジワ感じてきます。
今まで80万クラスのプロジェクターで観てきたUHDソフトもZ1で改めて観るとこんな綺麗だったっけ?と感じるぐらいなので、ネイティブ4Kのプロジェクターでも結局レンズ次第だというのを思い知らされます。
禁断のハイエンドクラスまで行くか、ミドルハイクラスで行くか実際に観比べが難しい方も多いと思いますので、参考にしてみて下さい。
当然、秋葉原店ではいつでもご試聴できますので、お越し頂ける方は観に来た方がいいですよ