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2013年7月 7日 (日)

【秋葉原本店】ALL SONYシステムホームシアター!インストール&本格的防音!

 皆様こんにちは、秋葉原本店の水ノ江でございますaries

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先日、千葉市のS様邸シアタールームにお邪魔致しましたので、

ご紹介致します◎

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ご自宅マンションの専用室をこの度フルリフォーム、

ホームシアターインストール&本格的な完全防音設計施工 を

アバックのインストール部門 「株式会社シーエスシー(CSC:Cinema-System-Create)」の

防音スペシャリストでお馴染み、

関口氏が

その技術、ノウハウを惜しげも無く導入致しまして完成致しました。

http://www.cinema-system.co.jp/index.html

 

まずポイントと致しましては、

①「マンション」ということ。

②外に対してのみならず、"ご自宅内の他部屋にも音が漏れない様に"する事。

でございます。

幸い角のご自宅ではございますが、勿論片側と下階に対しての防音を最大限ケアする必要がございます。

また、お仕事を終えて夜からご趣味であるコンサートやアクション映画を存分にお楽しみなる事が多く、ご家族に対しても気兼ね無く大音量でご堪能頂ける"完全防音シアタールーム"をプランニングする必要がございます。

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入念なお打合せ、工程が決まり、いざ解体工事からスタートです。

エアコン室外機や給排気口ダクトに対しても通常の様に真っ直ぐ引いてしまうと、

音が逃げやすくなってしまう為、わざとジグザグに引く等、細部にも徹底して拘り施工を進めていきます。

併せてケーブル隠蔽の為の配管や電源関係、下地補強施工も行います。

と、ここでS様邸シアター機材リストを。

■4K/3D TV:SONY KD-55X9200A

■AVアンプ:SONY TA-DA5800ES

■BDレコーダー:SONY BDZ-SKP75

■フロントスピーカー:SONY SS-F7700

■センタースピーカー:SONY SS-CN7700

■サラウンドスピーカー:SONY SS-F7700

■フロントハイ/サラウンド/サラウンドバックスピーカー(セレクター切り替え):SONY SS-SR7700

■サブウーハー:SONY SA-W7700(×2台)

■SACDプレイヤー:SONY SCD-XA5400ES

■ゲーム:SONY PS3

■3Dヘッドマウントディスプレイ:SONY HMZ-T2

などなど。

他PC、タブレット、HDMIケーブルやスピーカーブラケットに至るまで、

徹底してSONYに統一した「ALL SONY SYSTEM」となっております!

9.2ch(切り替え可13.2回線)の、"4KTVマルチチャンネルシアタールーム"でございます。

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S様の"SONY愛"を感じますネ◎

メーカー統一システムの利点としては、やはり各々の「相性」です。

各機材が開発される際に用いる物は、ほぼ必ずと言ってよい程自社製品を用います。

チューニングに用いた同士のシステム構築となれば、やはり相性抜群になり、
音質や画質のみならず操作性もより有利になります。

これらのポテンシャルを最大限引き出すべく、防音工事を進めていきます。

防音レベルは "ルームインルーム構法"により、

ドラム等を演奏してもほとんど気にならない様な最大遮音レベルとされる

「D-65」以上を目指し、複数行われた遮音測定にて楽々クリア!

隣室の方へ遮音テストの為お邪魔させて頂こうとお伺いした際も、

「え!?全く気にならないので、テストしなくて平気ですよ!」と、逆に仰られる程の遮音性能を得る事が出来ました。

それもそのはず!

特殊な専用機械を用いた遮音測定を行った結果、ポジションによっては"測定不能"=「完全防音」の域まで達しておりましたので、納得の結果でございました。

もちろん採光用に窓を残しつつも、二重窓・二重サッシにて防音対策も完璧に仕上げております。

重圧な防音ドアはこちら。↓

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仕上げ前の写真なので、かなりの厚みの吹かし構造なのがわかります。

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 防音性能のみならず、音響的にも気を付けます。

室形状と低音処理という点で大ホールの様な空間とは違った音響設計の手法があります。

それぞれの用途に対して最適な吸音の度合いを設定し、

中高音域の吸音材の配置について最適な位置を考慮する必要があります。

S様邸専用シアタールームには両側面と天井面にもルームチューニング材を施し、

より良い定位を実現させています。

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低音域の共鳴(固有振動)が可聴帯域にあるため、

低音がうなるように聴こえる現象(ブーミング)がおこりやすくなります。

ブーミングが耳につきやすいのは、室容積が50m3(約12畳)以下で、

100~170Hz付近の共鳴が大きなエネルギーをもつ場合と言われていまが、

遮音性能とルームチューニングがしっかりマッチングして、極めて良い音質へと更にグレードアップ致しました。

更には、TA-DA5800ESの機能、

低い位置に置いたセンタースピーカーの音を11段階でシフトする「センタースピーカーリフトアップ」を用いると共に、

SONY独自の自動音場補正機能「D.C.A.C.(Digital Cinema Auto Calibration=デジタル・シネマ・オート・キャリブレーション)EX」を用いて、リスニングポイントに対最良の環境づくりを試みました。

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3箇所での音場測定を保存し、お掛けになられる位置等によって、

保存したデータを手軽に呼び出し使い分けて頂ける様に致しました。

また、音質的に優れたLANポートを搭載しているTA-DA5800ESでございますので、

ネットワークオーディオもお楽しみ頂けるご環境となっております。

逆に、ここでは専用シアタールームの特権としての"見せるカッコ良さ"の演出、

壁面にルーター設置構築してあります。

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S様邸では、最大チャンネル数を誇る

”スカパー!” もお楽しみ頂いておりますので、

映画のみならず、スポーツ観戦等も4Kでしかもマルチチャンネルにて、

正に思う存分にお楽しみ頂けるご環境となっております。

ブルーレイパッケージにならない様々なコンテンツをご堪能頂けるのも、

ホームシアターの魅力ですね!

 

上記記載の天井吊り設置スピーカー箇所のケーブル隠蔽は勿論、

TV及びラック後ろはこの様に美しく。

尚且つ、余分なケーブルのテンションで機材のインレットを傷めない様に工夫しています。

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音楽ソースをお楽しみになる事も多いS様。

音質的に最も効果的な「電源」も拘って頂きました。

各々機材は付属品のパワーケーブルではなく、ホスピタルグレードに換えて頂き、

壁面電源に至るまで、ハイクオリティー電源にして頂きました。

ここではフルテック製を導入しております。

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電源アクセサリーで追い込んで頂く際のポイントは、「上流側」から施してあげる事が良いとされます。

機械的には上流側はプレイヤーからとなりますが、最上流側となると壁面電源(更にはMYトランス)より行って頂くのがベストでございます◎

尚、他と電源の混在を避けるために、こちらのシアタールーム電源回路は独立にて引かれています。

防音性能、音質、仕上げ…。ハイクオリティーALL SONY 完全防音シアタールームが完成致しました!

「この部屋は、本当に一生モノですっ!」と、大変ご満足頂いたご様子のS様。

きっと今までコレクションされた様々なソースを改めて聴きなおしたりして、

お楽しみになられると思います。

「4KTVのご導入に踏み切ったので、将来的に短焦点4Kプロジェクターが出てきたら、

2WAY SONY 4K SYSTEMに!」というように更に夢が広がって参っております。

こういった"育て甲斐"という感じの糊代があるのも、オーディオの楽しみ/醍醐味の大きな要素だと思います。

 

当店では、手軽に防音を擬似的に体験する事が出来るBOX"D-45 BOX"の店頭設置 をしておりますので、ホームシアター機器や設置のご相談他、防音のご相談もお気軽にお申し付け下さいませ。

https://blog.avac.co.jp/shinjuku/2013/04/post-8b31.html

 

本日は、千葉市のS様邸のレポートをお届け致しました。

S様、ご協力誠にありがとうございました!!confident

 

 

TEL:03-3837-9745

e-mail:shinjuku@avac.co.jp

http://www.avac.co.jp/shinjuku

 

 

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