【秋葉原本店】昨日はネットワークオーディオプレーヤー一気試聴のイベントがありました!
みなさんこんにちは、アバックGraudioの福田です。
今日は昨日行われた「パイオニアネットワークオーディオプレーヤーN-50,N-30発売記念プレーヤー一気試聴!」イベントのレポートを簡単にしてみたいと思います。
今回はパイオニアの最新ネットワークオーディオプレーヤーN-50を中心に合計4機種の機器を比較試聴しました。
エントリー機器:
パイオニアN-50
LINN MAJIK DS
ヤマハ NPS-2000
マランツ NA-7004
アンプ LUXMAN L-550AX
スピーカー B&W CM-9
それでは早速聴いてみましょう。
まずは今回の主役パイオニア N-50から。
POPs:No Sanctuary Here FLAC 44.1kHz/16bit
元気の良い軽快な音でクリアーかつ押し出し感がある。
LINN MAJIK DS
解像度、情報量とも増えよりHiFi調にシフト、価格差が見えた。
ヤマハ NPS-2000
一番メリハリがあり、重心が低い音である。
マランツ NA7004
明瞭感が多少落ちた感じだが柔らかいふっくらとした音が聴けた。
クラシック:Hilary Hahn FLAC 88.2kHz/24bit
パイオニア N-50
やはり元気の良い音である。バイオリンの音が前に出てくるような軽快感が良い。
LINN MAJIK DS
ここでも解像度が高い繊細な音が聴けた。やはりHiFiな音である。
ヤマハ NPS-2000
メリハリの効いた音は健在。適度な押し出し感もある。
マランツ NA7004
バイオリンの音は一番艶があり個人的には好みの音である。ふくよかな音である。
ジャズ:エディー・ビギンズ FLAC 96kHz/24bit
パイオニア N-50
十分に弾むウッドベースをベースにピアノが軽快に展開。音離れも良い楽しい演奏が聴けた。
LINN MAJIK DS
一音一音がとても丁寧に描かれ、ゆったりとした雰囲気を醸し出す所は価格の差が出た感じである。
ヤマハ NPS-2000
ここでもクリアーさは健在。タイトな低音が耳に心地よい。
マランツ NA7004
ピアノの艶、潤いは良く出ているが若干明瞭度に欠ける。
女性ボーカル:リンダ・ロンシュタット WAV 192kHz/24bit
パイオニア N-50
透明感も十分ありさわやかな歌声である。
LINN MAJIK DS
情報量豊かな耳あたりの柔らかいゆったりとした演奏を聴かせる。
ヤマハ NPS-2000
透明感を伴うメリハリがある音はここでも健在。当然低音もタイトである。
ここでパイオニア N-50の「Hibit 32 Audio Processing」を試す。
明らかに音の厚みが上がり低音も豊かになった。
ここでLAN ケーブルでの音の違いを検証。
女性ボーカル:ダイアナ・クラール
まずは1m/250円のLANケーブルで試聴。
とても固い音でザラザラした感じの雑な音がした。
AIM電子 NA1-S010 1m/18,900円
音にふくよかさとしなやかさが出てよりHiFiにシフトした。情報量も格段に増えた。
AIM電子 NA3-R010 1m/37,800円
さらに情報量が増しこの圧倒的な実体感に言葉を失う。
AIM電子 NAC-010 1m/10,500円
低音の張り出し感は十分だが先ほどの実体感には程遠い。
総評:機能面を含み各メーカーの個性がしっかり音に表れている。価格差による音の違いは明らかであるがそれよりもLANケーブルによる音の違いに驚かされた。導入時にはケーブル類にも気を使う事をお勧めします。
N-50の説明をして頂いたパイオニア株式会社の田口さん、LANケーブルの説明をして頂いたAIM電子株式会社の伊藤さん、有り難うございました。
コメント