オーエスの新スクリーン「WF203」「BU202」のイベント報告です!!
ローソンで500mlの「ぐんぐんグルト」の取扱いが始まって喜んでいる渡部です。
本日行いましたイベント「オーエスの新スクリーン生地WF203とBU202を徹底比較!!」の報告をしたいと思います。
司会は、軽いノリが持ち味のオーエスプラスeの増田さんです。
まずは新しいスクリーンの説明がありました。
SEP(電動)、SMP(手動)はスーパーフラットをコンセプトに、凸凹のないデザインになっています。
特徴でもあるフロントパネルは白と黒があり、垂れ壁のような見た目で、収納時にはスクリーンの存在を感じさせません。また、このパネルを外すとローラーが剥き出しになり、天吊のまま簡単に生地交換が出来るようになっています。
見えないところでは、ローラーの径を10%太くして、巻きしわを少なくしているとのことです。
テンションアジャスト機構付きの下パイプは、収納時にはピッタリ収まります。希望により黒仕様も注文できます。
新しい生地WF203(ピュアマットEX)は、幕面の素材やバックコーティングはWF202と同じものの、塗装の仕方の違いにより繊維感の隙間を無くし、光の透過を極力少なくして光の反射率を上げ、3°ゲイン0.97を実現。それとともに、解像度と肌理の細かさもアップしています。
前置きが長くなりましたが、実際の映像で比較してみます。
「スーパーHIVI CAST」のカラーバーを使います。
WF202は、バックコーティングの黒が若干透過しますので、各色やや黒ずんで見えます。WF203の方が白ピークも伸び、発色もクリアーに感じます。
ホワイトトンネルで白側の比較をします。
やはりWF202の方がくすんで見えます。WF203の方は白飛びも無く白階調もきちんと再現します。
ブラックトンネルの比較画像は、デジカメでは映らないので割愛しますが、WF203はWF202と比較してもほとんど黒浮きを感じさせません。
「オペラ座の怪人」で比較しても、白ピークが伸び、発色が鮮やかになるので、立体感と生々しさが向上します。
「アバター」では、画面では分かりづらいですが、肌のテカリ感が出て、より質感がリアルになります。
このようなシーンも、より幻想的な雰囲気になります。
休憩を挟んで、後半はBU202(ウルトラビーズ・プレミアムグレー)の視聴です。
今までのビーズスクリーンは、表面のコーティングが剥がれやすく、やや取扱いが難しいイメージがありましたが、このBU202は、従来のコーティングのような神経質さが無く、マットと同じように扱えます。
マットより視野角は狭いですが、迷光にも強く、5°ゲイン1.5の明るさは、マットとは明らかに異なる鮮烈な映像を見せてくれます。
「スーパーHIVI CAST」のカラーバーでWF203と比較します。
言うまでも無く下がBU202です。かなりの明るさですが、極小光学ビーズが均一に敷き詰められている為、従来のビーズよりもギラつきを感じません。
ホワイトトンネルではさらに強烈な白ピークが眩しいです。
ブラックトンネルは同じくデジカメには写らないですが、ビーズなのにほとんど黒浮きが気になりません。それよりも白ピークの伸び幅の方が大きいので、凄まじいコントラスト感です。
「オペラ座の怪人」でも、装飾品の煌きや白いドレスが鮮烈です。
「ウォーリー」のようなCGアニメとは相性抜群で、金属のツルッとした質感が良く出て、宇宙空間に噴射される消火器が綺麗です。
そして最後は、いよいよ「アバター3D」の再生です。雰囲気だけお楽しみください。
少しでも明るさを稼ぎたい3D再生では、5°ゲイン1.5は相性抜群です。3Dによる立体感と、リアルな質感が相俟って、いままで見たことも無いような臨場感が体験できます。まさにそこに居るような感覚です。
現在ほとんどのメーカーのプロジェクターは、ゲイン1.0のマットを基本に画作りをしていますので、ナチュラル派はWF203がお奨めです。3D重視や派手な映像が好きな方には、BU202は麻薬的な魅力があると思います。
この2つのスクリーン生地は、常時秋葉原本店に展示してますので、ぜひご自分の目でご確認ください。
イベントに参加したものです。
BU202は発表された時から大変気になっていたもので、今回のイベントで確認できて良かったです。このブログでも書かれていますが、白方向の伸びと全体的な力強さは大変気にいった次第です。リビングシアターにはもってこいだと思われます。
注文したかったですが、年末にアンプの入れ替えなどをやったために予算がない状態なのが残念です。夏のイベント時期あたりには!と考えています。
投稿: だよーんのおじさん | 2011年1月16日 (日) 22:52
オーエスの新しいスクリーンは、価格も従来より下がりましたので、非常にお買い得感が高いです。
投稿: アバック渡部 | 2011年1月19日 (水) 15:10