ラックスマンの最新アンプL590AXのイベント!
みなさんこんにちは、アバックの福田です。
今回は先日行なわれたラックスマンの最新アンプL590AXの試聴会の模様を簡単にレポートします。
1996年にL590の初号機が誕生して以来、何度かのマイナーチェンジを繰り返し14年ぶりにフルモデルチェンジをはたしました。今回の最大の特徴はLECUAの電子ボリュームを搭載した事です。
それでは早速聴いてみましょう。
女性ボーカル:Jen Chapin:You Havn't Done Nothing
量感があるタイトな低音が部屋に広がりヌケの良い歌声が正面に浮かび上がってくる。サックスの音の厚みも十分で聴く者を圧倒する。
ジャズ:角田 健一:メモリーズ・オブ・ユー
クラリネットの芳醇な音が美しく、ゆったりとした演奏の中、音の透明感がひかる。
クラシック:神尾 真由子:チャイコフスキー バイオリン協奏曲
どこまでも伸びるバイオリンの音が美しい倍音を伴い展開、音の微妙な強弱もしっかり伝える。
女性ボーカル:ウインタープレイ:ビリー ジーン
分厚いウッドベースに圧倒される。SNの良さが良く分かる伸びのよいボーカルを楽しむ。
ギター:Rodrigo Gabriela:TAMACU
情熱的なギターが炸裂、ハイスピードだが音離れがとてもよいギターが眼前に迫ってくる。
クラシック:Sado Yutaka:Dvozak交響曲第9
静寂の中生々しい演奏が展開、一気に吹きあがる感じが素晴らしく、ダイナミックレンジがとても高い。
女性ボーカル:ダイアナ クラール:ザ ルック オブ ラブ
ころころと転がるように聴こえるピアノが心地良い。ライブのエコー感を良く伝えるふくよかな歌声である。
ジャズ:Akira Matsuo torio:Alone Together
パワフルな演奏が体を貫く、低音が十分制動され一音一音が粒だっている。
クラシック:Alice Sara Ott:チャイコフスキー
非常に奥行き感があるピアノが展開され、重厚かつ壮大な演奏は圧巻である。
女性ボーカル:emilir-claire balow:The very thought of you
透明感豊かな歌声が適度な色気を伴って聴き手を魅了する。
ロック:イーグルス:ホテル カルフォルニア
熱気で包まれたライブの空気感が伝わってくる。ベースは十分に沈み、ギターはしなやかさと透明感を兼ね備える。
バイオリン:ヴィバルディー:冬
一音一音の分離感が素晴らしい、音の連続でもダンゴになる事はない。
総評:とにかくハイスピードな音でマッシブなパワー感を兼ね備えたラックスマンの新しい音である。
商品説明に熱が入るラックスマン株式会社の小柳さん
試聴会に参加した者です。
アバックで催される試聴会は、新宿店で4回くらい参加していますが、(福田さんも言ってましたが)初めて欲しいと思いました。いつか必ず・・と思いつつも大きさがネックになっています。あの高さではラックに入らないし、入っても放熱できず保護回路が働きそうです。最上段に置くのがベストなんでしょうがテレビがあるし・・。
それはともかく、一度、純A級のL-590AXとそうでないL-509uをじっくり比較してみたいです。そんなイベントを期待します。
投稿: くじら | 2010年11月 7日 (日) 00:27