昨日はDAVONEの最新スピーカーRayの試聴会でした!
みなさんこんにちは、アバックの福田です。
昨日は”DAVONEの最新スピーカーRay”のイベントがありましたので簡単にレポートしたいと思います。
Rayの特徴:
●まずそのスタイルがユニーク
●同軸のドライバーで位相を管理
●加圧によるボディー形成
●レーザー加工された専用スタンド
カッコはこんなんです
まずはもう1つの目玉でありますNuforceの最新パワーアンプとOCTAVEのMRE130の比較試聴からスタート!
プリアンプ:OCTAVE/HP300MK2
パワーアンプ:OCTAVE/MRE130
プレーヤー:Esoteric/K-03
スピーカー:B&W802DIAMONDO
この組み合わせで試聴:
バイオリン:Julia Fischer:Violin Concerto in D minor
細かい音までうまく再現、非常に繊細な演奏を聴かせる
ピアノ:Chick&Hiromi:place to be
互いの息の合った素晴らしい演奏である。個々のアーティストの弾き方の違いをしっかり表現
女性ボーカル:Judith Owen:Conway Bay
とてもしんみりしたボーカルが印象的。声の輪郭をはっきりを表す
POP:The NEVILLE Brothers:Everybody Plays Fool
低音のハリとキレがとても良い。躍動感に満ちた演奏である
ここでパワーアンプをNuforceのReference18に替え同じ曲を試聴
POP:The NEVILLE Brothers:Everybody Plays Fool
こちらの方が音に温かみがあり、低音の弾力も増したがタイトな感じはやや減少
女性ボーカル:Judith Owen:Conway Bay
音の温度感が上がり、少しムッチリした音に変化
ピアノ:Chick&Hiromi:place to be
まろやかな音だが奥行き感はこちらの方がよく出ている。同じ曲だが雰囲気がかなり違って聴こえる
バイオリン:Julia Fischer:Violin Concerto in D minor
音に艶がありソフトな感じに聴こえる
感想:
パワーアンプを替える事による音の変化は予想上に大きかった。OCTAVEはタイトでパワー感みなぎる音でNuforceは音に弾力があり芳醇な音である。これは完全に個人の好みになる。
遂に主役のDAVONE Rayの登場!
商品説明に熱が入るフューレンコーディネートの平松さん
パワーアンプはNuforceのまま試聴開始
男性ボーカル:James Taylor:My Traveling Star
分離感が高いギターを背景に温かみがある歌声が心地良い。
デュエット:Tony Bennett&Kid.Long:What a wonderful world
濃いめの女性の歌声とTonyの独特のしゃがれた声のコンビネーションが素晴らしい。聴く者を魅了する心地よさである。
デュエット:Aaron Neville:Song of Bernadette
透明感豊かな甘い歌声に包まれゆたっりとした気分を楽しんだ
ジャズ:Alyn Cosker:Lyn's Une
シンバルの微小音もうまく描き、クラリネットの吹き上がり感も素晴らしい
女性ボーカル:Melody:Gardot:Love We like a River Does
非常に物悲しい歌い方で哀愁を感じた。なぜかヨーロッパ映画の1シーンを観ているようだ
男性ボーカル:Mark Moraghan:I'll make an exception for you
往年のフランク シナトラを彷彿させる歌声を楽しむ。レンジ自体はそれほどワイドではないが
ヌケはとても良い
デュエット:Ian Shaw:The songs of joni mitchell:Night ride home
左右の広がりが素晴らしくそれぞれの歌声の定位もしっかり表現される
総評:とても濃い輪郭のはっきりした音。ワイドレンジではないが音楽を楽しく聴かせる国産スピーカーにはない魅力的な音を奏でる希少なスピーカーである
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