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2010年10月20日 (水)

SC-LX83のイベントを終えて

もう、2日連続のイベントは体力的にも無理と思っている渡部です(と言いつつ今週も2日連続になってしまいました)。

16日と17日は2日連続で話題の新AVアンプのイベントでした。

16日はパイオニアの「SC-LX83」の登場です。

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今回は敢えて同一スピーカーを使わずにフロントL/Rに「S81」、センターにフォーカルの「コーラスCC800V」、サラウンド・サラウンドバックにJBL「4312M2」、サブウーハーにビクター「SX-DW75」という構成で7.1chのシステムを組みました。

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MCACCのフェーズコントロールにより、同一スピーカーと同じとまではいきませんが、違和感や繋がりの悪さを感じさせないサラウンドは、流石の一言です。

実際SC-LX83えお視聴するまではSC-LX82で十分でしょ、と思っていたのですが、まだまだ伸びシロがあったんですね。

おなじみデビッド・フォスター「HITMAN」のシャリースによる「I WILL ALWAYS LOVE YOU」でもそれは十分感じました。

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SC-LX82では、音がやや派手に寄るところがありましたが、鳴りっぷりの良さは継承しつつも、SC-LX83は細かなニュアンス表現が向上しています。

カスタムコンデンサーの採用や、配線を3分の2に減らした基盤レイアウトの変更が効いていると思いますが、今回の目玉はHi-bit32/Hi-sampling Audio Processingとそれに伴う32bit DACの搭載です。

「THIS IS IT」でHi-bit32/Hi-sampling Audio ProcessingのON/OFFを比較しましたが、バスドラムのアタックの強さと低域の量感の違いが明確に分かり、OFFでは埋もれがちだったベースの音の骨格がしっかりして、全体的なクリアネスが上がります。

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32bitプロセッシングにより情報量が上がるのは分かりますが、低域のエネルギー感にこれほど違いが出るのは以外でした。

もう一つの新機能PQLSビットストリームのON/OFFも、「アイ・アム・レジェンド」で比較。

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ようやくPQLSも、BDP-LX53との組み合わせに限られますが、PCM変換ではないビットストリーム伝送が可能になりました。ONにすると、スッとノイズフロアが下がり、細かな音が聴こえることにより、反響のニュアンスがリアルになり、このシーンの空虚感がさらに際立ちます。

SC-LX82という強力なモデルの後に、これほどの進化を見せるSC-LX83には驚きと共に感動すらしてしまいます。

唯一残念なのは、同グレードのパイオニア製プレーヤーが存在しない事でしょう。BDP-LX91も流石に仕様の古さを隠せません(せめてPQLSマルチに対応していなければ)。BDP-LX53で間を繋いで、次期プレーヤーを待つしかないかな?

見た目の変更では、ヘアーライン仕上げになったのは個人的に歓迎です。高級感が出てカッコいいです。

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力尽きてしまったので、今日はここまでですsleepy

あっ、あと23日のオンキョーNEWセパレートアンプ「PR-SC5508」と「PA-MC5500」のイベントもよろしく!!

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