フルテックのケーブル、アクセサリーイベントがありました!
みなさんこんにちは、アバックの福田です。
今日はフルテックの「最新ケーブル&アクセサリーでグレードアップ、より魅力的な音でオーディオを楽しむ!」というイベントがありましたので簡単にレポートしたいと思います。
まずは使用機材の紹介
プリメイン:SPEC RSA-F!
SACD:DENON DCD-SX
スピーカー:B&W803DIAMOND
まずフルテックというブランドが確立した背景には太いケーブルを装着出来る電源ケーブル用コネクターを業界先駆けで開発"FI15"このコネクターが大ヒットして一気にフルテックの名前が業界に知れ渡ったそうです。
繋がっているケーブル類
それでは早速アクセサリーの聴き比べに入ります、まずは電源アイテムから。
1)コンセントで音質がどう変わるかの検証
曲:女性ボーカル:藤田 恵美:フィールド オブ ゴールド
まずはGraudio常設の松下電工の壁コンセント
優しい響きのギターをバックに美しい歌声が広がる
次に最新のGTXシリーズのコンセントにタップタイプで変更
これは激変!音がより滑らかになり、奥行き感も出てよりHiFI的に変わった。ギターの強弱もより克明になり情報量が増えました。
2)上記にさらに電源タップ"e-TP309"と電源ケーブル"alphaPS950"を加える
さらに艶が増し、音の静寂感が増し、実体感、深みも向上全ては高S/Nに由来。
3)全ての電源を変える、プリメインアンプに"alphaPS950"プレーヤーにAbsolute PowerⅡ
音の粒立ちが増し、ボーカルの定位はより鮮明に、力感も増した。全体的に鮮度が上がりました。
4)ここでハイエンドグレード インラインフィルターFlux-50Filterの効果の検証
ここで曲を替える
曲:男性ボーカル:KANSAS:ダスト イン ザ ウインド
タップとケーブルの間に使用、左右の広がりや音の深みが向上、歌い手の感情までもが伝わってくるような感じがする。
5)フルテックの電源ケーブルにはアースジャンパー機能と言う物が付いていてこれが不要電磁輻射を金属で吸収してアースに落とすそうです。まずは特別にアースジャンパー機能が無いケーブルで試聴
広がり感、音の艶はあるのだが、ボーカル、ギターの分離感が今一
アースジャンパーが付いている物で試聴
音の分離感が一気に向上、ボーカル、コーラスの定位が克明になり左右の広がり感が増した
6)材質の違いによる音の違いを検証、ロジウムメッキのAbsolute PowerⅠの音
ここで曲を替える
曲:女性ボーカル:Laura Fygi:イストリア・ウン・デ・アモール
美しいギターの旋律の中、情熱的な歌声が浮かび上がる。広がり感に優れる。
ケーブルを純銅メッキのAbsolute PowerⅡに替える
音の押し出し感が更に向上、全体的にパワー感みなぎる音で個人的にはこちらが好み。
休憩を挟み第二部へ
7)ラインケーブル、スピーカーケーブルの変更
ここで曲を替える
曲:ギター:アルデメオラ:地中海の舞踏
まずは1m1200円ぐらいのフルテックのスピーカーケーブルと付属品レベルのラインケーブルを聴く
超絶テクのギターテクが炸裂!ライブの熱気が伝わってくるが音が多少荒く感じる、特に高域が多少うるさく感じる。
8)ラインケーブルをNew Linefluxに変更
音の粒立ちとしなやかさが向上、高音のきつさも減少した。
ここで曲を替える
曲:女性ボーカル:Helen Merill:you'd be so nice to come home to
中盤のトランペットがややきつめに聴こえ、ボーカルも乾いた感じ
9)スピーカーケーブルをfluxシリーズに変更
音の深みが出ると同時に実体感も向上、トランペットのヌケもよくなり、高域のうるささもなくなった
ここで曲を替える
クラリネット:北村 英治、ベリント ロッキー:タイム イン マイ ハンズ
斉藤 宏嗣先生の録音による未発売音源
なんとも言えないクラリネットの暖かい音が心地よい、微小音の表現も素晴らしく、演奏が見えるようである。
10)USBDAC GT40を使いUSBケーブルの音の違いを検証
まずは1m1000円ぐらいのUSBケーブル
曲:ギター:アルデメオラ:地中海の舞踏
先ほどと同じ曲ですがやや音場が狭い感じ
ケーブルをFormula2(OFC銅体)に変更
奥行きが増し、音に立体感が出てきた
ケーブルをGT2(OCC銅体)に変更
透明感がさらに増し、一音一音がはっきり聴こえ、情報量が増えた
総評:
アクセサリー、ケーブルで間違いなく音は変わりますがその音が自分の好みかどうかは別の話なので、いかにして好みの音に近づけて行くかがポイントでもあり醍醐味でもある。
解説に熱が入るFURUTECHの柴田さん
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