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2010年8月22日 (日)

アニメブルーレイ究極再生イベント第二弾 速報!

最近酒の席で、「その話前にも聞きましたよ」と言われることが多い渡部です。

本日22日「アニメブルーレイ究極再生イベント第二弾」が行われましたので、簡単に報告いたします。

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今回のコンセプトは、現実的な価格帯の機器を揃えて、どこまでのクオリティーに到達できるかに挑戦です!

システムの根幹を担うブルーレイプレーヤーとAVアンプは、共に実売価格約10万円のパナソニック「DMP-BDT900」とパイオニア「VSA-LX53」を選びました。

価格を超えるパフォーマンスを持つ2台ですが、さらにクオリティーを上げる為秘策を施しました。

まずDMP-BDT900は、ハーモニクスのインシュレーターを底板に直接敷いています。

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こうすることにより、ややボヤッとしていた音がキリッとします。

天板に重しを乗せてみましたが、この機材の組み合わせでは、やや抑えつけられた窮屈な音になってしまったのでやめました。

設定では、Deep Colorをオフにするのと、画面設定の各項目を極力「切」にします。

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音のクリアネスと明瞭度が上がりますので、DMP-BDT900をお使いの方で、音が今ひとつだなーと思っている方はお試しください。平面的だった音場も立体的に変化します。

アナログビデオ出力をオフにするハイクラリティサウンドを有効にすることで、さらに音色が豊かになります。

VSA-LX53には、天板に重しを乗せました。これで音の重心が下がりますので、やや腰高な音のVSA-LX53には効果があります。

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前置きがが長くなりましたが、実際のデモに入っていきます。

挨拶代わりの一発目は「ガンダムUC episode1」です。

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ジェガン特務機対クシャトリアの対決はいつ見ても興奮しますが、早くもこのシステムの予想以上クオリティーが発揮されて、凄まじい迫力でした。手前味噌ですが結構インパクトを与えられたと思います。

続いて「鉄コン筋クリート」です。

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個性的な映像もインパクトありますが、音のほうもサラウンド効果が分かりやすいので、サラウンド初体験の方に向けてデモしてみました。

前回のイベントでリクエストが多かった「マクロスフロンティア」も今回は再生しました。

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私のように四十近いおっさんには、やや気恥ずかしい内容ですが、CGのバルキリーは抜群にカッコいいです。ただ、地上波デジタルを録画した映像は、140インチに映すと流石に解像度が甘いです。この辺りはソフトと比べるとクオリティーの差が出てしまいます。音声は2チャンネルですが、VSA-LX53により、うまくサラウンドっぽく再現できていたと思います。

次の「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society」では、プロジェクターEH-TW4500のフレーム補完をデモしてみました。

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冒頭のシーンではカメラのパンが多く、ガタつきが気になりますが、フレーム補完を入れることにより滑らかになります。実写映画では違和感を感じることが多いフレーム補完ですが、アニメとの相性は良いので、積極的に使ってもいいと思います。

「トイストーリー2」のようなCGアニメはさらに相性が抜群です。

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恐らくCGは動き予測がしやすいので、フレーム補完に伴うエラーが少ないのだと思います。滑らかな動きもCGの質感と合って、こちらの方が自然に見えるほどです。音質は流石ピクサーだけあって、日本のアニメとの格の違いを見せ付けます。

「ポニョ」ではVSA-LX53のバーチャルハイトをオンにして、擬似的にフロントスピーカーの上にフロントハイトスピーカーを作ります。

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音像がやや奥に引っ込みますが、水中の圧迫感や上昇する感じがうまく再現できていました。雨が上から降ってくる感じもよく出てたと思います。

バーチャルハイトをオンにしたまま、「人狼」の後半、地下水道のシーンを再生。

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高さ方向の反響音が地下構内の雰囲気をリアルに再現していました。MG42の重々しい銃声も、サブウーハーのシルバーRXW12により、ぐっと胸に響きます。

「スカイクロラ」の中盤の大空中戦は、映像も凄かったです!

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かなりリアルな空中戦ですが、CGによる書き込みが凄く、ハイビジョン時代ならではの映像美が圧巻です。音の方もスカイウォーカーサウンドで音響製作しただけあって、邦画ではトップクラスだと思います。戦闘機のエンジン音と機関銃の音がリアルなのは、録音の良さもありますがこのシステムの優秀さを証明しています。

トリは「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」の第19使徒との戦いを、たっぷり再生しちゃいました(未見の方申し訳ございませんでしたconfident)。

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TV版を超える強さの第19使徒との戦いは、見ていて痛々しいほどですが、大画面&サラウンドでは、さらに強烈に増幅されます。こういう瞬発力のある痛い音は、ハイエンドシステムじゃ無いとなかなか再現できないですが、今回選んだ機材は期待に応えてくれました(自画自賛ですみません)。

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日本の才能溢れるクリエイターが結集した圧巻の映像は、明らかに大画面とサラウンドを意識した演出になっており、ホームシアターというのがそれだけ一般的なものになってきたと、あらためて感じました。

最後に、今回のスピーカーシステムFOSTEXの「GX103」「GX102」「GX100」について

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このサイズとは思えないスケール感と、音量を上げても耳障りにならない歪みの少ない音は、予想以上のクオリティーでした。時にクリアーに、時に壁を震わすようなパワーを発揮するサブウーハーのシルバーRXW12と共に、このシステムはお奨めです。

年末くらいには第三弾も予定してますので、お楽しみにpaper

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コメント

アンプはSC-LX72を
持っていて音の迫力はありますが
このスピーカーの揃えは
夢の世界で、簡単に揃えられそうにないなあ

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