DVDO EDGEの最新ファームウェアv1.5インプレッション
松屋の豚生姜焼定食が販売終了になり、明日からどうやって生きていけばいいのか分からなくなっている渡部です(新メニューがでるらしいですが)。
お客様からお問い合わせがありまして、アンカーベイ・テクノロジーのホームページをのぞいたら、DVDO EDGEのファームウェアv1.5がダウンロード開始していましたので、試しに展示機をバージョンアップしてみました。
ホームページの「SUPPORT」⇒「Software Downloads」⇒「EDGE Software」を選びます。
画面が変わりましたら、一番下の登録画面でメールアドレスを入力し「I Agree」をクリックします。
また画面が変わりますので、真ん中付近の「Download Firmware v1.5」をクリックし「開く」を選んで、任意のファイルに保存します。
DVDO EDGEとパソコンをUSBケーブルでつなぎ、背面のUSB端子の横のリセットボタンを、画鋲などで長押しします。
パソコン上にウィンドウズエクスプローラが開きますので、古いソフトウェアを「削除」します。
先ほど保存したファイルをドラッグ&ドロップでコピーしたら、USBケーブルを外します。しばらくDVDO EDGEのインジケーターが点滅しますので、点滅が終わったら電源ケーブルを外します。
これでバージョンアップは終了です。実際やってみると驚くほど簡単です。
今回の新しく追加された機能を紹介します。
HDCPを入出力でオン/オフできる⇒HDCP非対応のディスプレイに映す為なのでしょうか?すみませんが詳細は不明です。
ボーダーレベル⇒4:3表示の時の左右の帯を、0IRE(黒)から100IRE(白)まで100段階で調整可能です。
メニュー・タイムアウト⇒メニューが自動的に消える時間を「40秒後」「160秒後」「オフ」で設定可能です。
Y/Cディレイ⇒Y(輝度信号)とC(色信号)の遅延で表れる色ずれを補正できます。プロジェクター等に搭載してある物よりは、かなり細かいピッチで調整できます。
補正前
補正後
CUE(クロマ・アップサンプリング・エラー)コレクション⇒今までオート固定だったのが、マニュアルでフィルターのオン/オフができるようになりました。不要な場合、オフにすることで細部の解像度と色の鮮度が上がります。よほど古いプレーヤーやMPEGデコーダーじゃ無い限り、オフでいいと思います。
そのほか、デジタルオーディオ入力(同軸/光)で音声のみの使用に対応し、任意の画像と組み合わせられるようになったり、画像の一時損失を防ぐ為に一部の機能を制限するセーフモードや、16倍ズーム(デジカメか!)が追加になりました。
v1.4からDeep Colorにも対応になりました。
インプットとアウトプットを「OFF(24ビット)」「30ビット」「36ビット」から選択できます。
プロジェクター側でも12ビット(36ビット)で認識してます。
今までも実使用上あまり問題なかったですが、8ビットにビット落ちしてしまうのは気分的に良くありませんでした。画像が激変するわけではないですが、気分的には大分違います。
iScan Duoも出て、ややブームの去った感のあったDVDO EDGEですが、未だに進化しているのは凄いです。噂では3Dパススルーにも対応するらしいので、まだしばらくは現役で使えそうです。
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