昨日はアンプジラのイベントがありました。
みなさんこんにちは、アバックの福田です。
昨日はアンプジラ2000SEのイベントが行われましたので簡単にレポートします。
まずは今回どこが変わったかと言いますと、出力が200Wから300Wへとパワーアップし、前段、後段の回路を一つにしてシンプル化し、より現代的なスピーカーにマッチするように洗練化をはかりました。
それでは早速聴いてみましょう。
女性ボーカル:Sophie milman:We're in love
とても芳醇でハスキーな歌声が心地よく、背景のピアノの響きも美しく表現します。
フュージョン:スパイルジャイラ:ココナッツ プリーズ
音の分離感が素晴らしく、バランスのとれたアンサンブルがタイトな低音と共に展開されます。
女性ボーカル:LIGIA PIRO:The way you look tonight
ヌケの良いボーカルが広がりを伴って展開され、まるでその場で歌っているような実体感が感じられます。素晴らしいです。
説明に気合が入るエレクトリの小野さん
ここで今回のセッティングにも使用したNordost System Tuning and Set-Up Discの紹介です。
数あるチェックディスクの中でなにが凄いかと言いますと、皆さんがとても苦労をしているスピーカーの設置位置が、音を聴きながら現状の状態を検証出来るという今までに無い画期的な信号が入っているという事です。従来のディスクは検証は出来ても改善の方法までは分かりませんでした。音の高さ方向、左右の広がり、内振りの角度など3種類のテスト信号を聞きながら今のスピーカーの位置が 良いのか、悪いのか、簡単に検証出来ます。しかも、18HZから90HZの低音がトラックごとに収録されていて、部屋の低音特性や機器の性能なども把握できます。これはAVユースでもとても便利!まさに今までにない画期的なディスクです。これはMUSTで持っておきたいアイテムなので私も買いました。
ディスクの紹介はこの辺にして試聴を続けます。
JAZZ:David Sanborn:St,louis blues
奏者の熱気がこちらまで伝わってくるような躍動感溢れるプレーが聴く者をひきつけます。
オペラ アリア:恋は野の鳥
後方に定位する歌声を軸にオケの前後の広がり感が克明に描かれます。
男性ボーカル:Russell Watson:霧のサンフランシスコ
甘く豊かな声にゆったりと部屋が包まれる感じです。
総評:初代アンプジラは官能的でしたが少し大味な所がありました、このSEは繊細さを兼ね備えた現代的な音にブラッシュアップされた感じです。高SNで透明感ある音は聴く者を魅了します。
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