ELAC FS247SE VS FS247!
みなさんこんにちは、アバックの福田です。
昨日は秋葉原店でELACの最新スピーカーFS247SEをPSオーディオのパーフェクトウエイブシステムで聴くイベントがありました。おかげさまで多くのお客様にお越し頂き盛況に終える事が出来ました。今回はそのレポートになります。
進行は完実電気の中谷さんです。
まずはスタンダードなFS247との比較試聴を3曲ほどしました。
こちらがノーマルFS247、ウーハーの色がシルバーです。
STING : IF ON A WINTER'S NIGHT : SOUL CAKE
Mcintosh Demo DISC : 展覧会の画
Ben Webster : My Romane : Brother John's Blues
この3曲をFS247SEと比較試聴しました。
個人的な感想ですがSEの方が低音の膨らみが抑えられよりタイトになり、解像度も上がってます。音の立ち上がり、定位、粒立ち感にすぐれ、背景の楽器も明瞭に聴こえます。
ここからはFS247SEのみの試聴になります。
ウーハーの色が黒っぽくなります。因みにSEとはサファイア・エディションの略だそうです。
Norah Jones : Young Blood
タイトなドラムと共にノラのハスキーなボーカルが中央にピタリと定位します。
ビートルズ : REVOLVER : Eleanor Rigby
広がり感、奥行感がすばらしくポールの歌声が背景からしっかりと浮かびあがります。
アコースティック・アーツ : UNCOMPRESSED WORLD : SAMBIENTA
音の分離感が素晴らしく、うねる様な深く沈んだ低音が聴けます。
ここでPS AudioのPWTの特性を生かして、通常のCD音源とHRXディスクとの比較を行いました。
こちらがCD Transporter:PS Audio PWT とDA Converter :PS Audio PWD です。
曲はRACHMANI NOFFです。
HRXディスクとは、パソコンのデータ規格であるWAVフォーマット利用し176.4KH,24Bitで記録されているDVD-Rで、PWTは世界で唯一これを再生出来るトランスポートだそうです。
ノーマルCD44.1KH,16Bitと比べて音の滑らかさ、奥行感が物凄く、圧倒的な音の鮮度は全くの別物といっても過言ではありませんでした。これは凄いです。
因みにPWTは全ての音を64MGのメモリーに蓄え、エラーを補正してフィルターを通して再生しているそうです。
次ぎはパソコン音源の比較です。USBでPWTにつなぎ同じ曲を44.1KHサンプリングと96KHサンプリングの2音源で比較しました。
曲は綾戸 智恵 : アメージング グレイス
やはり96KHの方がよりHiFiでスケール感が2倍ぐらいUPした感じです。
ここでPWTのアップサンプリング機能を使っての比較を行いました。
CDの音を通常の44.1KHとPWTで96KHに上げた音を比べました。
曲はHYPS : Chaotic Planet : 蒼い風
96KHの方がより緻密で倍音の数が多いように感じました。
最後は再びHRXディスク、176.4KHでの試聴です。
曲はSir Arthur Sullivan : Act N Overture
圧倒的スケール感と生々しさに皆さん感動していました。
総評:
FS247SEをメインに色々聴いてきましたが凛としたたたずまいの線が通った音が聴けました、ネットワークと内部配線が違うだけでもかなりノーマルの247と音が違います。皆さんの好みはどちらですか。
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