久しぶりのDVDO EDGE!! パイオニアKURO KRP500A編
ハリウッド女優では、ダリル・ハンナ好きで有名な渡部です。
貸出キャンペーンも好評なDVDO EDGEの展示を、現在はこんな感じでしております。
KRP500A×2台の同時比較コーナーの、右側がDVDO EDGE経由の映像です。
そんなわけで、DVDO EDGEをKRP500A用に調整してみました。
まずはその前に、スーパーHIVICASTを使ってKRP500Aの設定をチェックします。
モノスコープのこの部分が綺麗に分かれていない場合は、アスペクトをDot by Dotにしてください。(KRP500Aは電源を切ると自動的にアスペクトが「自動」に戻ってしまいますので、電源を入れるたびにこの操作が必要です)
KRP500Aの画面サイズをDot by Dotにすると
マルチバースト部分がこのように綺麗に分かれます。
画質モードは「ディレクター」を使います。このような映像プロセッサーを使う場合は、シャープネスを-15にしてテレビ側の輪郭強調をオフにした方が良いと思います。
焼きつき防止の「オービター」も、オフにした方が高画質になりますので、購入直後でなければオフにしましょう。
これでテレビ側の準備はひとまず終わらせて、同じくスーパーHIVICASTを使いDVDO EDGEの設定を確認します。
まずは「ディティールエンハンサー」と「エッジエンハンサー」を、リンギングや歪みが目立たない所まであげてみます。
それぞれ+15に上げたのが上の写真です。
試しにそれぞれ+30にしたのが下の写真です。
ちょっと分かりづらいですが、リンギングが若干目立ちますので、ひとまず+15にします。
次にOutput Color Spaceの設定をしてみます。
RGB/Y Pb Pr 444/Y Pb Pr 422を切り替えながらチェックします。
RGBですと、若干白の抜けが悪くなるので、Y Pb Prのどちらかに絞ります。
Y Pb Pr 422の方が若干黒階調が出るようです。(PC上ではうまく出ませんが)
Y Pb Pr 422(10ビット)
Y Pb Pr 444(8ビット)
続いてテキスト赤を使ってクロママッピングの精度をチェックしてみます。
こちらは逆にY Pb Pr 444の方が、細かい字のつぶれがやや少なく感じます。
迷いますが、DVDO EDGEは階調表現が若干単調になる傾向がありますので、ここは階調重視でY Pb Pr 422(10ビット)を選択します。
WOWOW録画の「ダークナイト」で最終チェックをしてみます。
悪くないですが、せっかくなんでもう少し効果を実感したいので、「エッジエンハンサー」を+17に上げたら、かなり良い感じになりました。
プロジェクターで見る場合や、ブルーレイソフトを再生する時は、もう少し上げても良いかもしれませんが、直視型ディスプレイではこれ以上あげるとノイジーな画になっていきます。
特にこのWOWOW版「ダークナイト」は、ノイズが多く、人物の輪郭に派手にシュートがありますので、上げ過ぎは禁物です。
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