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2009年8月18日 (火)

Blu-Ray「リターン・トゥー・フォーエバー リターンズ」はお奨めです。

お盆明けの体の鈍りがやっと取れてきた渡部です。

こちらのリターン・トゥー・フォーエバーのライブBlu-Rayがお奨めです。

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メンバーはチック・コリア、スタンリー・クラーク、アル・ディ・メオラ、レニー・ホワイトという黄金期(私はそう思っています)の顔ぶれが揃いました。

見所は、「エレクトリックバンド」や「アコースティックバンド」等で幅広いミュージシャンと競演しながらキャリアを重ねたチック・コリアと、「スーパーギタートリオ」や最近のワールドミュージック的なアプローチでギタースタイルの幅を広げてきたアル・ディ・メオラ達が、当時の曲をどう料理するかです。

名曲「浪漫の騎士」では、原曲でもアコースティック楽器とは思えないファンタジックな音世界を作っていましたが、更に表現の幅が広がっています。

原曲はスタンリー・クラーク(ベース)、アル・ディ・メオラ(ギター)、チック・コリア(ピアノ)の順でソロを弾いていきますが、このライブでは、アル・ディ・メオラをメインに他の3人はバックにまわるアレンジになってます。後半のチック・コリアの熱いピアノソロが聴けないのは残念ですが、アル・ディ・メオラのギタープレイが凄いです。

時には滑らかに、時にはパーカッシブに弾く速いピッキングも魅力ですが、テンポチェンジしてからのフラメンコ調のコードカッティングは原曲には無いプレイで、これまでのキャリアがプレイに表れていて興味深いです。チック・コリアのピアノソロに勝るとも劣らない熱いギターソロを聴かせてくれます。

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途中スタンリー・クラークとレニー・ホワイトのソロタイムを挟んでエンディングを迎えます。

ボーナストラックのアル・ディ・メオラのソロタイムでは突然名曲「スペイン」を弾き始め、それにチック・コリアが参加して二人のセッションが聴けたりと、見所満載です。

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音声はDTSマスターオーディオ5.1chで、音圧レベルが高く、サラウンド側にも積極的に音を振ってくる収録です。スタンリー・クラークのベースもブリブリ重低音を効かせてますし、細かな音も情報量豊かに収録されてますので、視聴ソフトとしても使えます。

アバック秋葉原店ではこのソフトを使った視聴もできますので、興味のある方はご来店の際お申し付け下さい。

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