AVC-4310イベント速報!
エメリヤーエンコ・ヒョードルと戦う為、肉体改造中の渡部です。
AVC-4310のイベントが終わりましたので、簡単に報告させていただきます。
始めにブルーレイのミーシャのライブでDENON LINK4thの有りと無しの違いをデモしてみましたが、かなり違いがありました。「Song For You」という良く使う曲ですが、DENON LINK4thを使うと静寂感が出て音が空間にフワッと広がります。静かめで空間情報量のあるソフトが分かり易いと思いますのでお試し下さい。(イノセンスの雑貨屋のシーンなど)
次に Dollby PLⅡz,Audyssey DSXのデモを「I Am Legend」と「セリーヌ・ディオン」ライブで行いました。自然な表現のDollby PLⅡzに対して、セリフやボーカルを多めにフロントハイトスピーカーに振り、天井の反響音も付加するAudyssey DSXは効き方が派手です。音楽ソフトではやや好き嫌いが分かれるかもしれませんが、映画には効果的です。もっともAudyssey DSXはパラメーターで効き具合を調整できますので、この辺りを動かす事で好みの音に持っていくことが出来るかもしれません。
DENON LINK4thやDollby PLⅡz,Audyssey DSXなどの派手なフューチャーに注目が集まりますが、アンプとしての基礎的な音質の向上もAVC-4310の売りです。他社上位機種を想定した音質の磨き込みは、SACDの再生で実感できます。従来このクラスのAVアンプが苦手だった、細かな音の質感表現が出来るようになり、空間的な広がり感も出るようになってきました。
i-Podユーザーには嬉しいUSBデジタル入力もDENONのAVアンプで初めて搭載されました。従来のDOCKによるアナログ入力からの音質向上は計り知れません。
ボストンアコースティックのスピーカー達も、「美音系で線が細い」と勝手に思っていましたが、「マスターアンドコマンダー」や「ツイスター」を迫力十分、臨場感満点に再生してくれました。
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