こんにちは、桜庭です。
本日は昨日に引き続きJVCの新製品ネイティブ4Kプロジェクターのイベントで、上位モデルのDLA-V9Rの登場です
昨日のV5/V7のイベントにご参加されたお客様も本日のV9Rのイベントにいらっしゃったりと、今年のJVCの3機種は皆様かなり注目されているのかと思います。
V9Rは下の2機種と大きく違うのは、まずネイティブコントラストです。
V5が4万対1でV7はその倍で8万対1、V5とV7は昨日のイベントでもわかりやすかったですがコントラストや色再現性がだいぶ向上しますので、上位モデルらしさはV7でも実感できたかと思います。
V7も価格を考えればV9Rの半分以下なので十分魅力的ですが、それでも迷いたくなるクオリティを魅せつけたのがV9Rでした。
今日は比較は一切行わずV9Rのみの映像でご覧頂きましたが、比較しなくてもV9Rの10万対1の凄さは体感できたのではないでしょうか。
初代4KのZ1からパネルコントラストで2.5倍ぐらいになりましたので、明暗のコントラスト感はZ1の不満をかなり払拭してくれます。
イベントではちょっと撮影の時間もなかったので、ブログではイベントでは使わなかったシーンで紹介してみます。
コントラストの強いシーンを2つほど
「ミッションインポッシブル:ゴーストプロトコル」から
IMAXカメラで撮影シーンですが、屋外の明るさとビルの柱やガラスの光沢感に対してトムクルーズの服が濃い色でそれが窓に反射している感じなど、明るさも必要で暗部も綺麗に出ると見え方が全然変わります。
今まではDLA-X990Rがコントラスト感ではリファレンス機だったのですが、レンズ性能がZ1と同じV9Rだとパネルコントラストの高さが綺麗に描けるので、X990Rの16万対1以上の質感に感じます。
次は「レヴェナント」から
後半の雪の中を追走するシーンですが、白側の雪の描写や人物や木々の濃い色などコントラストと階調表現が要求されるシーンで、これもX990Rを凌駕する質感です
最後はゲームでX-BOX ONE Xの4K HDRで最新の「トゥームレイダー」から
ゲームのHDRはコンピュターグラフィックスなので、特に光源のグラデーションはかなり再現が厳しく、階調割れが出やすいです。
僅かに出てしまう所もありますが、ゲームの処理上出てしまっているのかよくわかりませんが、ほぼ階調割れが発生していないような感じです。
ゲームのHDRは有機ELしかまともに出せないかと思ってましたが、ここまで来るとパネルコントラストと処理エンジンの凄さに感心します。
イベントではいろいろな4KHDRソースと2KBDソースをご覧頂いて、正直映像クオリティで不満が出る箇所はほとんどなかったのではないでしょうか。
ちなみにV9は末尾にRが付きますが、V5/V7は付きません。確認しましたら、resolution(解像度)を意味するそうです。e-shift8Kなので区別という位置付けでしょうか。
車だとRはHONDA車がtype-Rでスポーツタイプのグレードだったり、他のメーカーもRが付いたモデルはRacing的な意味合いでハイスペックな車種に付いていたりします。
個人的にV9RのRは4K HDRのReference機のRと解釈したいぐらいです。
そんな凄いプロジェクターが遂に登場してきます
発売開始はやや遅れており11月中旬過ぎぐらいの予定です。年内は生産数に限りがあり、展示がすぐにできるのか未定でいつまた観れるのかというところですが、早目のご予約でしたらまだギリギリ年内に手にすることは可能かもしれません。
年内までに欲しい方は今予約しないと間に合いません!!!
Z1で迷っていた方やVW1000などハイエンドクラスでもうそろ入替を考えている方など、是非ご予約/ご相談お待ちしております!
なお、今回使用のV9Rは次のイベントに行く前にJVCさんのご厚意で29日(月)いっぱいはまだ新宿本店でご覧になれます。平日なのでちょっと都合が付きにくいかもしれませんが、ご都合が付きそうでしたらこの機会に是非ご覧ください!