こんにちは、新宿本店 桜庭です。
本日はJVCのDLA-Z1の新しくなったファームウェアで、パナソニックのDP-UB9000との組み合わせでのイベントがございました。
DLA-Z1もネイティブ4KのVシリーズが出てくるとちょっと影を潜めてしまいましたが、業務用ベースの機器なので持っているポテンシャルは高いです。
新しいファームウェアが出る前は、VシリーズのDLA-V9Rと比べればパネルコントラストが低い分HDR視聴時の暗部再現性の物足りなさがあったりと、V9Rに負けてしまう所も多々ありました。
そんな状況でしたが、6月末にZ1の新しいファームが出まして、なんとUB9000とのトーンマッピングの連動機能が使えるように大幅にファームウェアが更新されました。
実際に映像がどのように改善されるかですが、まずはUB9000でトーンマッピングはOFFでほぼ今まで通りの映像がこちら
こちらがUB9000でトーンマッピングONの状態です
デジカメの特性上やや誇張した感じになりますが、今までですと暗部はそこそこ出せますが明るさの部分が出なかったので暗いシーンが続くとちょっとコントラスト感が無い感じで、暗部の再現性が弱く感じました。
しかし!
今回のアップデートで暗めのシーンでも明るさの落ち込みが少なく階調つぶれもほぼ無いので、暗いシーンでのコントラスト感や立体感など観ていて明らかに変わります。
こちらはマリアンヌの暗めのシーンが続くところです。
このシーンを観たことが無いと何が映っているかよくわからない位厳しいシーンで、前のファームウェアではイベントでもあまり見せたくないシーンでもありました。
わずかに光が当たっている部分の光沢感などネイティブコントラスト10万:1の「DLA-V9R」に引けを取らない?と思わせるぐらいです。
実際にはV9Rの方がもうちょっと暗部再現性が高いので敵わないところもありますが、明るめのシーンなどZ1のレーザー光源のパワーを生かした強みもありますので、150インチオーバーぐらいの環境の方や明るさのパワーのある映像が好きな方にはZ1の方が有利になります。
あくまでもDP-UB9000との組み合わせでしかこの恩恵は得られませんが、Z1ユーザーでしたら迷わずUB9000を使用した方が良いですし、これからZ1を新規でお考えの方はUB9000をセットで購入しないと勿体ないですね
Z1で140インチのスクリーンで15日まではご覧になれます。それ以降ですと120インチまでになってしまいます。※V9Rは15日までご覧になれません。
ご興味のある方はこの機会に是非どうぞご来店ください!!!