こんにちは、桜庭です。
昨日はソニーの新製品VPL-VW245のイベントがございました
イベントにご参加のお客様も4Kネイティブのプロジェクターで約50万円というところでのパフォーマンスがどれぐらいのものか期待されていたかと思います。
上位モデルのVW535のコストダウンしたモデルという印象はありますが、大きな違いはアイリスが無いので黒側の締まりが少し落ちるのが映像的に違うだけです。
暗部の再現性という点はお部屋の環境に左右されますので、濃い色の壁や天井など専用ルームに近い環境で迷光対策もできているプロジェクターユーザーでしたら少し不満が出るかもしれませんが、普通の白系の壁のお部屋の場合はVW245でも十分なクオリティです。
イベントでは、まずBDのアップコンバート(VW245側で)の映像で「007のスカイフォール」をご覧頂きました。
引いたシーンや全体的にフォーカスが合っているシーンが多いところをご覧頂きましたが、4Kのソフトじゃなくてもいいかな?と思わせるくらいのクオリティです。
UHDソフトからは輸入盤の最新作「トランスフォーマー/最後の騎士王」と「パイレーツオブカリビアン/最後の海賊」やアニメ系で「君の名は」などをご覧頂きました。
「トランスフォーマー/最後の騎士王」から
「パイレーツオブカリビアン/最後の海賊」から
「君の名は」から
細かい部分の豊富な情報量の描写はやっぱり4Kの凄いところですね。
HDRも特に明るさ側が綺麗に出た方がHDRらしさがわかりやすいのでシネマ用のモードも悪くはありませんが、意外と”ブライトシネマ”や”ブライトテレビ”というモードも結構使えます。
放送系はUEFAのチャンピオンズリーグの一戦とJリーグの4Kの放送をご覧頂きました。2つの映像は撮影の予算もだいぶ違うと思うのでレンズのグレードの違いがわかってしまうのもネイティブ4Kならではです。
Jリーグだと
チャンピオンズリーグの方だと
撮影カメラとwebでアップする関係で差はわかりにくいですが、実際に見て頂くと同じ4Kでも意外と違います。
会場に行けなくても、このクオリティを味わえる4K放送はスポーツ観戦が一番恩恵が大きいかもしれません。
来年はBSで4K放送も始まりますので、いろいろなスポーツ中継が入ってくれると100インチ以上の大画面の魅力は更に広がるでしょうね
最後はPS4proから最新作のグランツーリスモを4K HDRでご覧頂きました。イベント中は残念ながらサーバーメンテでゲームのオープニング画面のみになってしまいました。
もう最近のゲーム映像のクオリティは凄いですね。
リプレイ映像では
手を抜きやすい奥側の情報や客席の描写なんかも凝ってます。よく見るとドライバーのカーブでのGの影響もリアルです。
運転中は細かいところに目が行きませんが、リプレイのクオリティも、みどころです
イベントでは映画や放送、ゲームなどいろいろな4Kソースをご覧頂きましたが、改めて50万という価格を考えると2Kまでのプロジェクターしか考えていなかった方も、「もうちょっと頑張ってVW245まで考えようかな」と思ってもおかしくない魅力は持っていると思います。
さて、来週は擬似4kタイプのプロジェクターですがNo1コントラストのJVC DLA-X990/590Rのイベントがございます
お席は、もうちょっとで満員になってしまいそうですが、VW245とほぼ同価格帯のX590Rと悩まれているお客様も多いかと思います。
フォーカス感の良いネイティブ4KのSONYか、コントラスト/色再現性の高い擬似4KのJVCか、悩ましい時期がやってきましたのでJVCも、いち早く見てみたい方はご参加をお待ちしております。