【新宿本店】2018年UHDソフトベスト10!(後半)
アバック新宿本店の菅原です。
前回に引き続き、2018年UHDソフトBEST10の後半 5位~1位を勝手に発表致します。
5位
「グラディエーター」
男泣き確実な 個人的に大好きな映画が待望のUHD化。その期待を裏切らない出来にさらに二度泣き。こちらは「DTS:X」リミックス。10年後に公開された同じくラッセル・クロウ主演/リドリースコット監督の「ロビン・フッド」のUHDもオススメですが、映画の内容的に断然「グラディエーター」!!大闘技場でのシーンは今見ても大興奮必至のシーンで、サラウンド感MAX!ハンス・ジマーのスコアがさらに心拍数を上げ高揚させます。
4位
「グレイテスト・ショーマン」
今年一番デモ試聴で使ったであろうUHDソフト。ホームシアターの楽しさを伝えるのに最適な映画です。驚いたのは、トップスピーカーから殆ど音が出ないという事。音楽すら振らない、ある意味潔いサラウンドデザイン。この映画にはヤマハのシネマDSPが欲しくなっちゃいます。
BDから格段に上がった映像、音声。戦争の残酷さを表した陰影感の強い劇画タッチな映像がUHDになってより恐怖感を煽る。Dolby Atmosリミックスも素晴らしく、シアタールームを一瞬で戦場へと誘う程リアルで臨場感があり期待した以上のサラウンドでした。
2位
「ブレードランナー2049」
映像・音声クオリティ文句なしのUHDではないでしょうか。美しくも荒れ果てた近未来の映像美と、不安を煽るようなサウンドトラック。Dolby Atmosは映像に合わせ要所要所でキッチリ鳴り、堅実な仕上がり。ウーハーの上げ過ぎには注意。個人的には衛星からの爆破シーンが好きでAtmosの見せ場でもあります。
1位
「2001年宇宙の旅」
やっぱり1位はこれしかないですよね!50年前の作品とは思えない程、内容からソフトクオリティまで2018年を代表する、いや全UHDソフトを代表する出来栄えですよね。是非4Kプロジェクターの大画面で年末年始見て頂きたい!
番外編(海外版)
番外編は、高クオリティだけど海外版のUHDソフトを一部抜粋。「ウィンストン・チャーチル 」「クワイエット・プレイス」「ライオン・キング」どれも必見・必聴のディスク。
こうして2018年発売のUHDソフトを振り返ってみると、過去の名作達のUHD化が多くなってきたのを感じます。
2017年は略新作しかなかったUHD発売が今年はフィルム撮影時代の映画が増え、しかもクオリティの高い物が多い。
フィルム撮影のUHD化は、BDよりもさらにフィルムの良さを引き出していますよね。BD時にはノイズにも見えてしまう「フィルムグレイン」が質感を伴った立体化や奥行き感を演出してくれる。
2019年は、さらに過去の名作達が新たに4K化されて発売されていく事でしょう。
とても楽しみです。