【秋葉原本店】JVC「DLA-X990R/590R」国内先行イベント報告
秋葉原本店の菅原です。
10/7(土)に開催されたJVCの新製品「DLA-X990R/590R」イベントに参加してきました。
個人的にも、初視聴でしたので期待しながらの参加でしたが、その期待通りの出来栄えにJVCの本気度を感じました。
それもそのはず、
Xシリーズから始まった「e-shift」も5世代目、JVCいわく今機がe-shiftの完成形!と言うのですから。
この「e-shift5」と第6世代目「D-ILAデバイス」による格子が目立たない緻密な映像表現を可能にした事により、さらにネイティブ4Kパネルに近づく完成された4K映像となったのです。
イベント内容は、2面スクリーンに同時投射での比較がメインとなり、「DLA-X590R」と他社4Kプロジェクターとの比較、「DLA-X990R」VS「DLA-X750R」の世代比較と盛り沢山な内容でした。
その比較の違いに参加した皆様や私も驚き、JVCの4Kプロジェクターの進化を肌で感じたのでした。
「e-shift5」による4K映像の精細感も、もちろん凄かったのですが、個人的にはJVCの真骨頂!コントラスト感の向上に目を奪われました。
特に「HDR」映像時の黒の沈む込みと、眩しい程の光の差異に、今まのJVCでは再現しきれなかったHDR表現を見る事が出来たのです。
既存モデルでのBD映像は文句なく他メーカーより黒の再現性が豊かだったのですが、「HDR」になると、黒浮きするか、ベッタリ黒の塊になるかでした。
当初は、4K UHD側の問題かとも思っていましたが、有機ELTVで映すと、しっかり黒の情報が出る。
なので、プロジェクターでのHDR表現、主に黒側に関しては少し厳しいと認識していました。
ですが、
ここでやっと4K UHDソフトの「HDR」がプロジェクターでもしっかり黒表現まで再現出来るようになったと思えたのです!
また、HDRコンテンツに含まれるマスタリング情報(MaxCLL/FALL)の表示が出るようになったので、その情報に合わせ最適な映像に調整し易くなったのも、さらにHDRに磨きが掛かった要因の1つでしょう。
その効果をデモで流していたのはブラット・ピット主演の「マリアンヌ」。
8Kカメラで撮られた本作は最近では高画質UHDソフトとしてデモや調整用として重宝されていますが、シーンによっては物凄く暗く、HDRで見ると何が映っているか見難い程のシーンもあるのです。
黒を得意とするJVCでさえ、このシーンは正直厳しかった・・・。
そんなプロジェクター殺しの映像も、今回の「DLA-X990R/590R」では、まぁなんという事でしょう!
暗い夜の深い黒と、眩しい光が混在するシーンでも、きっちりと描きわけ、よりHDR効果が際立つ映像となったのです。
やはりJVCプロジェクターには、とことん黒の再現性に拘ってほしいですよね!
JVCが未だに2Kパネルを使っているのも、このコントラストゆえの事なのでしょう。
その他にも「ピュアダイレクトモード」の搭載など、新しい機能の紹介したい内容は多々ございますが、その辺はまた別の機会に。
最後に!
今回発売される「DLA-990R」は、定価こそ「DLA-X770R」と同じですが、同クラスではありません!
型番の最初に「9」が付く製品は、選別された「プレミアムモデル」なのです!!
ですから、おのずと生産台数も通常よりも少ないですし、今回の7シリーズと同価格というのはとてもお得なんです!!その辺を皆様にお分かり頂けたら幸いです。
厳選商品ですので初回入荷から、かなり少ない生産台数が予想されます。「DLA-X990R」をお考えの方は是非お早目のご予約をお薦めします。これは、煽りでもなんでもありません。
ご予約はコチラから!! ↓ ↓ どうぞお願い致します!!
https://www.avac.co.jp/contents/shinjuku_contactus.html
秋葉原本店でのイベント、展示機入荷は、日程決まり次第ご案内させて頂きます。