【秋葉原本店】JVC DLA-X570/770R イベントレポート!
こんにちは、桜庭です。
本日は先日発表されたばかりのJVCのDLA-X570/770Rのイベントがございました!
型番的には前のモデルから20しか増えておりませんので、大して変わるところはないのかと思いきや細かいところですが映像上でわかるレベルでしっかり進化しておりました
D-ILAのパネルや光学系周りが更に良くなってという進化ではありませんが、内部の処理回路周りがネイティブ4KモデルのDLA-Z1の回路を一部使用する事で4K信号が入った時の処理や2K信号をアップコンバートする際の処理で恩恵があり、前のモデルでやや不満のあったところが改善されております。
4K HDRの処理周りも前のモデルはプレーヤーもソフトも無い状況で開発されてますが、今回のモデルはプレーヤーもソフトも十分確認できる条件で画作りの追い込みもされておりますので、その違いも結構大きいかもしれません。
イベントでは2Kソース(BDソフト)や4Kソース(UHDソフト)もご覧頂きましたが、2Kソースではディテールの描写がよりきめ細かな感じになり、4Kソースでは色情報や階調の部分がソフトの本来持っている情報をより引き出す感じでした。
個人的には前のモデルとの違いだとX750Rは元々のベースが良かったので770になってクオリティが大幅に上がったというよりは使い勝手や調整が楽になった印象の方が強いですが、下のモデルの570は550からクオリティ面で結構進化した印象があります。
下の570は770ほど暗部再現性は優れておりませんが、明るさを生かした画作りで真っ暗な専用ルームじゃなければ570で十分じゃないかと感じてしまいました。
ちょっと写真を撮り忘れてしまいましたが、今回から低遅延モードという映像の表示スピードを優先したモードが搭載されました。
主な目的はゲーム用で、PS4proのような4Kゲームも出てきましたのでコントローラーの操作と映像のずれを改善する機能になりますが、倍速処理が使えなくなりますが意外とゲーム以外でも効きます。
余計な処理を省いたAVアンプで言う所のピュアダイレクトモードみたいな感じで、倍速系の処理があまり好きじゃない方はこっちの方が良いかもしれませんね。
出荷開始は今月20日頃なので、乞うご期待ください!