【秋葉原本店】7/31のみエプソンEH-TW8300ご視聴頂けます
こんにちは、桜庭です。
本日はエプソンの新製品EH-TW8300のイベントがございました
もうすぐ完了になってしまうTW8200の後継機種ですが、価格帯も約40万(ワイヤレスタイプで)ぐらいと少し上がり、本体も大きくなってしまうという面もあり、ご参加のお客様もどれ程クオリティ面で進化しているのか期待されていたかと思います。
実際にご覧になられたお客様はUHDソフトの4K/HDRへの対応やワイヤレスでの4Kクオリティ、既存の2Kコンテンツのクオリティなどで大幅な進化をご体験いただけたのではないでしょうか。
イベントで使用した実機の方は31日のpm7ぐらいまでご試聴できますので、イベントには参加できなかったけどまずは見てみたいという方はこの機会に是非どうぞ!
ちなみに今回のTW8300では4K対応という大きな進化を遂げましたが、それ以外にも地味ながら新しい調整項目が加わりましたので、展示開始前にちょっとご案内させて頂きます。
家庭用ホームシアタープロジェクターでは恐らく初だと思いますが、「ユニフォーミティ」という調整項目で色ムラを補正する事ができるようになりました。
液晶パネルやランプの状態によって「色ムラ」というのはほぼ発生するので、個人的には「これはいつか発生するものだからしょうがないもの」だと思っておりました。
長い間プロジェクターを使っていれば、この色ムラという現象をユーザーの方は嫌でも認識されているかと思います。
最近の機種は色ムラの程度が軽くなってきたのでシビアに見なければそれほど気にならなくなりましたが、安い製品でも高い製品でもいつかは出てきてしまいます。
調整のやりかたはこの様な画面で行います。
出荷時はここまで酷くありませんが(※わかりやすいようにワザと色ムラを作りだしました)、左上の方が緑色っぽくて右下の方が赤っぽいのがわかりますでしょうか?
8段階の明るさでそれぞれ調整を行う為、画素ずれの調整よりも場合によっては時間がかかるかもしれませんが、使用する中で半年ごとぐらいを目安に時々チェックして調整すると良いかも知れません。
目で認識しやすい中間から明るい色にかけて画面全体の色の再現精度が高まりますので、より透明感のある色再現性が実感できます。
簡単にこの調整項目をいじって調整してみました(全白信号が無かったのでテレビのCMから)。
まだちょっと左右の端にわずかな青が残っているかな?という程度ですが、肉眼ではほぼわかりません。
今までのプロジェクターではこんなシンプルな映像でも意外と四隅の色ムラは出ている事が多いので、プロジェクターユーザーの方も試しに違いを見てみて下さい。
中には「こんなの調整できるかな?」と不安な方もいらっしゃると思いますが、実は身近な物で携帯のカメラが意外と使えます。携帯のカメラ越しに映像を見るとわずかな色味を認識してくれるので、調整しやすくなるかもしれません
こんなマニアックな調整項目も追加になり30万円台というのは、改めてTW8300のコストパフォーマンスの高さを実感しますね、早くも出荷開始が待ち遠しい!