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2015年1月 8日 (木)

【秋葉原本店】CES情報:パナソニック、4K/HDR対応の次世代BDプレーヤーを公開

お世話になっております。

秋葉原店 渡邉(裕)です。

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今年もよろしくお願いいたします。

さて、海の向こうではCES2015が始まっています。
お電話かけたら「CESにいます!」という営業様もいらっしゃいました。
当店としてもどんなものが出てくるのか、情報の確認をしておりましたが
パナソニックさんからとうとう出てきました。

【CES】パナソニック、4K/HDR対応の次世代BDプレーヤーを公開

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今回のCESでは概要の発表とは出てくるものと思われましたが、ここまではっきり形として出てくるとは思いませんでした。

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インタビュー記事の中ではさらに踏み込んだ内容の提示がなされていますが

仕様についてもある程度公表され今後の「4K-BD」ではなく「ULTRA HD BLU-RAY」(商標です)についてもほぼ方向性が固まったものと思われます。

http://www.phileweb.com/news/d-av/201501/08/36191.html

いろいろ言われていた仕様についても、これでほぼはっきりしました。

インタビューからの抜粋ですが

1、映像レベルは4K/60P 10Bitでの収録、色域はBT.2020、輝度にHDRを採用

→明るさ・色幅共に相当の変化です。現状でこのレベル(BT.2020)を表現可能な機種は、おそらく三菱のREAL 4Kぐらいかと思います。それでもHDRは対応しきれませんが・・・。

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LCD-X65PR1 MITSUBISHI[三菱] 4K対応レーザー液晶テレビ 専門店専用モデル

http://shop.avac.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=3912

LCD-X58PR1 MITSUBISHI[三菱] 4K対応レーザー液晶テレビ 専門店専用モデル

http://shop.avac.co.jp/shop/products/detail.php?product_id=3913

※念の為、価格は秋葉原店にご相談ください。

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HDRは一眼レフデジタルカメラでいう「ハイダイナミックレンジイメージ合成」と理屈としては同じかと思います。現実的には、輝度の情報をテレビなどに合わせて、動的に表示機器の範囲で最大限の明るさを出すという形になります。

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2、BDの物理構造としては「BDXL」基準となる。(2層50GB、3層66GB、4層100GB)

しかしフォーマット・記憶容量は異なる。現行BDXLは3層100GB、4層125GB。

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3、圧縮方式としてはH265/HEVCを使用する。データ転送レートは最大128Mbps(4層100GB用)

→8Kまで念頭に置いているもので、圧縮効率はほぼ2倍になります。データ容量はビット深度(25%増し)の関係もあり5倍程度のデータ量。データ転送レートはBDでは基本的に28.8Mbpsですので、ほぼ4倍になります。

実は、H265HEVCは既にこんな使い方もされています。

dアニメストアがHEVC/H.265対応。ダウンロード時間が半分に ドコモ'14年夏モデル8機種がHEVCサポート

http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20140514_648308.html

4、既設のBDプレーヤーでの再生はできない。逆は可能

→これは予想された通りですが,やっぱりだめですか・・・。

6、録画に関して、BDリッピングに関してはまだ未確定

この部分は最後まで固まらないものと思われます。録画のほうが先に決まるかもしれません。

 ざっと見たところこんな形ですが、パナソニックが機械として出してきたことを考えると、秋口には出るのかなあという感じです。記録型は来年になるかもしれません。ただ、BDXLと構造的には同じであることを考えると、規格さえ決まれば後は早いものと思われます。

 後は4K放送の普及状況次第となりますが、手に届くところまで来ているなと思いました。ただ、インタビュー内で話が出ておりましたが、容量的に考えても「最後のディスクメディア」になりそうです。

今後の情報にご期待ください。

追記:8Kはメディアにできるのか?というご質問がありましたのでお答えします。

8Kは最低でもULTRA HD BLU-RAYの4倍ですので、最低でも400GBクラスのディスクが必要です。既存のBDクラスのメディアではレーザーの波長をこれ以上上げることはできません。(可視光線から外れ、むしろディスクの劣化する紫外線になってしまいます。)かと言って4×3層の12層クラスのシステムで作ることも現実的ではありません。もしディスクメディアで8Kを作ろうとすれば、HVD(Holographic Versatile Disc 容量:1TB)が現実的なところまで下りない限り厳しいものと思われます。

HVD(Holographic Versatile Disc)

http://ja.wikipedia.org/wiki/HVD

 ご参考にしてください。

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