【秋葉原本店】AVアンプ比較視聴イベント報告!
こんにちは、桜庭です。
本日は定価30万以上のAVアンプ(パイオニアSC-LX86、デノンAVR-4520、オンキョーTX-NR5010)の比較視聴のイベントがございました。
比較視聴という事もあって、参加頂いたお客様にもご協力頂きまして各製品の採点をして頂きました。
各製品5段階で14名のお客様に採点して頂き、ご視聴頂いたコンテンツは10タイトルなので全て満点評価で700点となります。
早速ですが、採点結果をご案内させて頂きます!
結果は!
1位 577点 オンキョー TX-NR5010
2位 559点 パイオニア SC-LX86
3位 530点 デノン AVR4520
それぞれ僅かな差ではありますが、皆様の採点を見てみますとメーカーごとに得意なジャンルがあるので私が選んだコンテンツがオンキョー、パイオニアに多少有利なコンテンツだったかもしれません。
特に全てPURE AUDIOモードのみでお聴き頂いたのでデノンは一番丁寧な音作りかもしれないので派手目のコンテンツではOFFにした方がちょうど良いぐらいなので、そのあたりも順位に現れたかもしれません。
また、14名でのご視聴ですが皆様順番にベストポジションでご視聴というわけではないので、端の方で聴いていらっしゃる方や一番後列で聴かれている方もいらっしゃいます。
この結果が全ての方の判断に当てはまるものではありませんので、あくまでもご検討の材料の一つという事で
採点結果から検証してみますと、高得点を獲得したオンキョーで得点を稼いだコンテンツはCDやBDのステレオ音源の宇多田ヒカルのライブ物とかGLEE 3からマイケルジャクソンのカバー曲やアイアンマン2やロックオブエイジスなど音楽系や派手目のコンテンツは皆様に高評価を得ておりました。
パイオニアは全チャンネルを使い切るコンテンツでDVDオーディオからQUEENの96K/24のマルチチャンネルやAKIRAの192Kのマルチチャンネルやアイアンマン2やMr&Mrs Smithなど細かい情報量の多いコンテンツでのキレが高評価を得ていたのかと思います。
デノンはオンキョー同様でステレオコンテンツやロックオブエイジスなどオーディオ系のコンテンツで高評価でした。もうちょっとジャズ系やクラシック系などオーディオ系のコンテンツを選んでいたら全体の評価順位も変わっていたかもしれません。
それでも、オンキョーの採点結果はアベレージで4.12と唯一4点越え。某評論家の先生からもピュアオーディオのアンプと大した変わらないんじゃないかという評価も頂いているようで、本体の造りも素晴らしいですし、重量も一番ありますし、定価も一番高いですから個人的にはこれが一番だったので順当で良かったかなと思います。
個人的には使用頻度としてCDを聴く時間の方が多いのでオンキョーかデノンかなという感じですが、良く聴かれるジャンルによって音の好みも分かれますので、アクションやSF系などの派手目なコンテンツの映画メインのお客様だとパイオニアはデジタルアンプのメリットを生かした音作りで相性も抜群です。
デノンやオンキョーだとCDやライブ物など音楽ソースを聴くのが半分以上というお客様にはピッタリだと思います。
今回、各アンプ全てフロントスピーカーをバイアンプで鳴らしておりました。通常AVアンプ比較コーナーではシングルでの接続のみになりますが、そちらでの比較視聴はいつでもお聴き頂けます。
お手持ちのCDやBDやDVDなどでご持参頂いてのご視聴も可能ですので、今回の採点結果を参考に実際にご自身の耳でも是非聴き比べてみてください