【秋葉原本店】LUXMAN最新モデルL-505uXのイベントがありました!
みなさんこんにちは、アバックGraudioの福田です。
今日は昨日行われたLUXMANの最新モデルL-505uXの試聴会の模様を簡単にレポートしてみたいと思います。
まずはL-505uXの特徴:
トランジスター式プリメインアンプの最新世代・Xシリーズ第3弾として、電子制御アッテネーターLECUAを搭載した100W出力(8Ω)のL-505uXをリリースいたします。
L-505uXは、1996年に登場したL-505s以来15年の間に3度のモデルチェンジを経て長らくラックスマンのエントリー製品として多くのユーザーの方々に支持をいただいてまいりました505シリーズの、最新にして初のフルモデルチェンジ製品です。
従来シリーズの針式メーターを中心に配した安定感のあるシンメトリカルなフロントフェイスはそのままに、クラス初採用となる電子制御アッテネーターLECUAや、ラックスマン独自の高音質帰還回路ODNFの高S/Nバージョン2.3の搭載、先にX世代化を果たしたL-590AX/L-550AX同様の一体型アンプとしての理想的な回路構成や筐体構造、配線レイアウトなどを踏襲。
SACD:LUXMAN D-05
DAC:LUXMAN DA-100
Speaker:B&W CM-9
それでは早速聴いてみましょう。
女性ボーカル:Sophie Milman:Aqua De Beber
歯切れの良いパカーションをベースに甘く囁くような歌声に包まれる。一連のLUXMANの音らしくとても陰影がはっきりした表情豊かな音である。
ギター:Tommy Emmanuel:Mona Lisa
ギターの倍音の美しさが際立つ。ここでも歯切れの良い軽快な音は健在で明らかにAXシリーズの音より身軽な印象である。
クラシック:カラヤン、ベルリンフィル:カノン
しっかりとした重低音と美しいアンサンブルに支えられたダイナミックな演奏である。CM-9が楽しそうに音楽を奏でている。
ジャズ:Pure2:届かぬ恋
ホーンセクションの軽快なスィングを伴ってジャズ特有のスリリングな雰囲気が良く伝わって来る。スピード感溢れる演奏を聴いた。
ここで音源をPCのハードディスクに替えfoober2000からDA-100を経て試聴。
POP:アイデア・オブ・ノース:エビデンス
とても前衛的な曲であるがタイトな低音、ヌケの良いハモリなど聴き所は多い。相変わらず歯切れの良さが際立つ。
男性ボーカル:山下 達郎:ずっといっしょさ
透明感あるエネルギッシュな歌声が素晴らしいの一言、説得力のある音である。
音源をCDに戻し試聴再開。
ピアノ:清水 和音:ショパン・ノークターン2番
ピアノの潤った音が耳に心地よい。微妙なアッタクの違いをしっかり伝えてくる。
バイオリン:SAYAKA:Spain
厚みのあるギターが綺麗な倍音を伴い展開され、その上に哀愁漂うバイオリンがかぶさる。透明感ある演奏である。
同じ曲をPCからハイレゾ96kHz/24bitで聴いてみる。
音が整理され見通しが良くなった分、躍動感が若干後退。輪郭がより明瞭になり滑らかになった。この辺は好みの範疇かもしれない。
クラシック:ドロットニング・ホルムバロック・アンサンブル:ビバルディー 冬 192kHz/24を96kHz/24にダウンコンバートして試聴
圧倒的なS/Nの高さが分かる。とても滑らかかつ分離感もあるダイナミックレンジの広い演奏が聴けた。
総評:旧L-505uの表情豊かな音がより洗練された感じである。軽快に音楽を奏でる部分ではAXシリーズより勝っていると言えよう。20万円クラスのプリメインでは素晴らしい出来である。
配送のトラブルでイベントに間に合わなかった試作機のM-100をDA-200との組み合わせで終わった後に試聴させて頂きました。
音に厚みと勢いがある元気な音を奏でていました。DA-200のユーザーまたは手頃な2chパワーアンプを探している方には気になる存在。
説明に熱が入るラックスマン株式会社の小島さん、有り難うございました。
プリメインアンプの買い替えを考えています。いま使っておりますのはNufore IA-7E V3、スピーカーはFostex GX100MAです。Nuforceは駆動力もあり優れたアンプですが、クラシックを好んで聴くので包容力やゆとり感を求めたくなりました。Nuforceとは同価格帯の製品になりますが、クラシックをより伸びやかに懐深く聴くという観点から、グレードアップになるでしょうか?タイプの違う2機種だと思いますが、ご意見頂けたら幸いです。
投稿: オカメ | 2013年2月 5日 (火) 00:01