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2010年6月13日 (日)

トライオード最新アンプとspendorのイベントがありました。

みなさんこんにちは、アバックの福田です。

今日はトライオード最新アンプとspendorのイベントがありましたので簡単にレポートしたいと思います。

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今回の最新アンプは発売が7月末ぐらいになるのでまだ100%の完成形ではないのですが見た目はかなりカッコイイです。(色がダークチェリーの新色)

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簡単な特徴:

TRX-1(プリアンプ)左右のバランスボリューム、4バンドイコライザー搭載。

TRX-P6L(パワーアンプ)AB級30W+30W、UL(ウルトラリニア)と3極管(トライオード)接続の切り替え可能。

まずはスピーカーをA6で試聴開始。

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バイオリン:Fritz Kreisler:Liebesleid

Fritz

何とも言えない温かみと艶があり、描写が非常に丁寧でゆったりとしている。レンジ自体は物凄く広い訳ではないがこの独特のぬくもりは魅力的である。

女性ボーカル:手嶌 葵:虹

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しっとりとした歌声が十分な透明感を伴って再現され聴く者をひきつける。ピアノの分離も十分。

ここでTRX-P6Lの3極接続とUL接続の音の違いを検証。真空管は5極の6L6GL

ジャズ:ハリーコニックJr:サムデイ・ユールビー・ソーリー

Photo

まずは3極接続:

切れの良さ、瞬発力が抜群、タイトなドラムラインとトランペットの吹き上がり感素晴らしい。

次はUL接続:

音の厚み、密度が増した分タイトさが少し減少。軽やかさでは前者。

ここでTRX-1のイコライザーオンとオフの違いを検証。

チェロ:藤森 亮一:ショパン ノクターン第2番

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イコライザーオフ:

管球アンプの魅力全開のチェロの甘い音色に包まれる。微妙な響きの違いもしっかりと再現。

イコライザーオン:150Hzと20KHzを2dbUP

音がより立体的になり、より眼前に迫ってくる感じ。個人的にはこちらが好み。部屋の状況によって使い分けれるので便利である。

ここでスピーカーをSTにアンプをTVR845SEに変更。

チェロ:藤森 亮一:ショパン ノクターン第2番

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音の艶が増しよりHiFi調に、厚み、広がり感も十分で目の前で弾いているかのような実体感は余裕をも感じる。

Jazz:This Masquerade

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ただただ演奏の生々しさに圧倒される。まるでむせび泣いているように聴こえるサックスは圧巻で彫りが深く、ある種、官能的ともいえる。

ここでTVR845SEの真空管を2A3からフルミュージックに交換。

少しさっぱりした感じになり濃厚さが後退した。個人的には前者である。

女性ボーカル:napua davoy:枯葉

Napua

フランス語の何とも言えないイントネーションが耳に心地いい。叙情的に歌い上げる声の説得力が聴く者の心を打つ。

総評:管球式のアンプとスペンドールのスピーカーが繰り出す芳醇で皖美な世界はまさにベストマッチでありとても魅力的である。真空管を変えながら自分の好きな音を探す事にもある種のロマンを感じる。

商品説明に熱が入る㈱トライオード社長の山崎さん

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山崎さんのアップ

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