「Panamorph FVX200J発売記念 先行イベント開催」報告!!
BSフジで放送中の「天体戦士サンレッド」にハマっている渡部です。
6月27日に行いました「Panamorph FVX200J発売記念 先行イベント開催」を簡単に報告いたします。
この写真をみて「おやっ」と思った方は鋭いです。実は今回、投射距離の関係で、いつものイベントと違い部屋を縦方向で使っています(こっちの方が良かったりして)。
スクリーンはオーエスのパネル型シネスコの「PA-Lシリーズ」に、ピュアマットⅡプラスの生地を張った物を使用しました。
プロジェクターは突っ張りポールを使い、仮想天吊で設置しました。
このアナモフィックレンズ「FVX200J」は、投射距離はやや長いですが、取り付け簡単・値段が安い・コンパクトと三拍子揃っています。また、周辺フォーカスも優秀です。
従来のアナモフィックレンズは、「Vストレッチ」で縦に伸ばした映像を横に伸ばします。
FVX200Jは、「Vストレッチ」で縦に伸ばした映像を、縦に圧縮します。2度手間のようですが、これで16:9全パネルでシネスコ映像を映しますので、輝度が上がり画素も細かくなります。
ちなみに最短投射距離の目安ですが、スクリーンの幅をWとすると、シュナイダー製がW×1.4、パナモーフのUH480がW×1.6、そしてこのFVX200JがW×1.7になるそうです。例えばFVX200Jの場合、120インチのシネスコのイメージ幅が2,807mmなので、2,807×1.7=4,771ですので、最短で約4,800mmの投射距離が必要になります。
「FVX200J」は固定式なので、16:9映像や、WOWOWのように黒マスクに字幕がはみ出る場合の対処法も、実演しました。
通常シネスコスクリーンで、WOWOWのシネスコ映像を映すとこうなります。
字幕の2段目が見えません。ちなみに「ターミネーター4」です。
DLA-HD950のメニューから「表示位置」という項目がありますので、これで画面を上側にシフトします。
そうすると、こんな感じになります。
若干頭が切れますが、我慢できるレベルです。それでも頭が切れるのがいやな場合は、シネスコの中に16:9を作る方法もあります。
「Vストレッチ」をオフにして、「アスペクト」を4:3にします。
ちょっと小さくなってしまいます。
ブルーレイソフトの中にも、「オペラ座の怪人」のようにブラックマスクに字幕がはみ出るものがありますが、その場合もこの方法が使えます。
画面を上側にシフトします。
中に16:9を作るとこんな感じです。
やはりチョット小さいので、個人的には画面シフトの方がシネスコ感が出てお奨めです。
今回も「インデペンデンス・デイ」を再生してくれました。
やはりこういう大作?映画は、シネスコが良く似合います。もう一度シネスコで全編通して見てみたいなー
このようなパノラマ画面も、シネスコだとスケール感が出ます。
興奮度30%UPします。細かい事は気にならなくなります。
このように「FVX200J」は、取り付けも簡単で、価格も現実的!! 16:9やWOWOWの字幕にも簡単に対応できますので、DLA-HD350以降のビクタープロジェクターをお持ちの方は、買うしかないかもしれません
値段はいくらぐらいでしょう?
本体より高ければとても手が出ません。
投稿: | 2010年6月29日 (火) 03:30
コメントありがとうございます。
価格は¥420,000(税込み)です。
さらに詳しいお話は、
watanabe@avac.co.jpまでお願いいたします。
投稿: アバック | 2010年6月29日 (火) 17:54