ビクターDLA-HD950&DLA-HD550イベントが終わりました
1部、2部、計4時間のイベントが終わり、かなりフラフラしている渡部です。
ビクターDLA-HD950&DLA-HD550イベントの内容報告ですが、1週間後に新宿店、横浜店でもイベントがありますので、ネタバレになりますのであまり詳しくは書けません。
Grand新宿店 10月10日(土)14:00~16:00
横浜店本館 10月11日(日)14:00~16:00
どちらも要予約になりますので、それぞれのお店にお問い合わせ下さい。
そのかわり、今日のイベント内容を完全網羅してボリュームアップさせた商品インプレッションを、後日ホームページにアップしますのでお待ち下さい。
※製品インプレッションを載せました。(2009/10/14)
実際のイベント風景です。解説はビクターのプロジェクター開発部(正式名称はちがうかも)の小林さんです。
DLA-HD550対DLA-HD350、DLA-HD950対DLA-HD750、DLA-HD950対DLA-HD550という比較を行いました。
さわりをちょっとだけ紹介します。DLA-HD550対DLA-HD350の比較でソフトはThe Fall(落下の王国)です。
向かって左がDLA-HD350、右がDLA-HD550です。映像モードはどちらもシアター1です。
赤の違いは一目瞭然です。DLA-HD550のシアター1はDLA-HD750の画作りを目指したので、色再現性はかなり正確になっています。
赤だけでなく、緑や他の色再現性も良くなっています。ガンマもコダックのガンマカーブを正確に再現している為、より立体感や質感表現が向上しています。
ね、かなり期待できるでしょ?正式なインプレッションはもう少しお待ち下さい。
皆さん気になっているのは「クリアー・モーション・ドライブ」(フレーム補完)だと思いますので、きちんと報告します。
今回搭載されたクリアー・モーション・ドライブは、実際見たところ60Hz入力と24Hz入力で動作が違います。通常のイメージしている、ヌメー(表現が難しい)と滑らかに動くフレーム補完は、24Hzの時にのみ働きます。たとえ元素材が24コマのフィルムだったとしても、60Hzで入力した場合は滑らかなフレーム補完にはなりません。それでも動きボケの緩和にはかなり効果がありますので、スポーツ中継や世界遺産等には重宝すると思います。24Hzの場合は、若干のエラーが見受けられたり、映画っぽさが無くなりビデオっぽくなりますので、個人的にはあまりお奨めしませんが、ガタつきが気になる方や、CGアニメなどには良いかもしれません。
もう一つの新機能に逆2-3プルダウンで24コマを作り出す「フィルムモード」があります。こちらは1080p入力には働かないのでご注意下さい。
このモードにはオート(ビデオとフィルムを判別してフィルムの時だけ働く)、フィルム、オフが選べます。映画の場合は、より動作が安定するフィルムがお奨めです。
決定的なエラーも無く、十分実用で使えるレベルです。強制24p出力の無いブルーレイプレーヤーや、DVDプレーヤーをお使いの方は、ぜひ積極的に使ってみて下さい。クリアー・モーション・ドライブとの掛け合わせも可能です。
もう一つ忘れてならない新機能に「スクリーン補正」があります。
これは、各社のスクリーンの発色の特性を大きく3つに分けて、A,B,Cでニュートラルに補正するというものです。実際スクリーンメーカー各社の27種類のスクリーンのR,G,Bのゲインを測定し、データを取ったそうです。どのスクリーンがA,B,Cどれになるのかは、発売に合わせてビクターのホームページで公開するそうです。
DLA-HD950とDLA-HD550共に、ただ倍速を搭載しましたという内容ではなく、1から映像を作り直していますので、特にDLA-HD950は究極と言えます。DLA-HD750でも若干黒に色が乗っていたのを完全に取り除いて、より深みのある黒を実現していました。
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