ONKYOの新フラッグシップAVアンプ「TXNA5007」を聴いてきました。
学生時代に大藪春彦の長編小説は全て読破した渡部です。
ONKYOのTX-NA5007を視聴してきました。本当は8月19日に視聴したのですが、新製品発表がまだだったので、やっとブログに書けるようになりました
デノンのDENON-Link4thや、パイオニアPQLSマルチサラウンドのような派手な機能は無いですが、真面目に作り上げたアンプという印象を受けました。
特に印象に残った機能をいくつか紹介します。
まずはネットワーク機能ですが、今回晴れてDLNA対応(音声のみ)になり、さらに世界で初めて「Compatible with Windows 7」認証を取得し、、「Windows7」搭載PCとLAN接続するだけでPC側がAVセンターを認識し、Windows Media Player上でAVセンターを再生機器として選択できるようになりました。
実際使ってみると、接続も操作性も簡単で、ストレス無く扱えます。もはやPCとAVは切っても切れない関係になってきたと実感しました。
また、今回TX-NA1007と共に9.1chパワーアンプを搭載しているので、サラウンドバックとフロントハイト(フロントワイド)スピーカーを同時に鳴らす「ドルビープロロジックIIz」」「Audyssey DSX」の9.1ch再生が、初めて可能になりました。
前モデルTX-NA906Xから引き続き、映像処理回路にHQVの「Reon-VX」を搭載してますが、こちらも進化しておりまして、AVアンプでは初めて1080/24P変換機能が付きました。また、細かいことですが、忠実再生派にはうれしい「Reon-VX」をスルーする事ができるようになりました。
HDMI出力も2系統あるのは前モデルと一緒ですが、今回は同時出力が可能になりました。又どちらを優先させるかも設定できます。
ONKYOのアンプに対して、あまり駆動力や制動力がある印象を持ってない方もいらっしゃるかもしれませんが、実はONKYOのアンプって凄いんです
パワーアンプに使われている、通常のダーリントン回路に1段追加した、3段インバーテッドダーリントン回路って実はONKYOにしか作れないのです。正確に言うと、ちゃんとした音になるように作れるのはONKYOの中でも一人しかいないそうです。この職人的な技術を持つ方は、知る人ぞ知るハーマン・カードンの伝説のパワーアンプ「サイテーションXX」の回路設計をした人物です。
ONKYOのAVアンプのスピーカー制動力を実証する為に、3kHzの信号を再生したときのウーハーの動きを見るデモを見させていただいたのですが、他社製アンプの動きに比べて、スパッと動いてスパッと止まるONKYOのAVアンプの制動力は、大袈裟ではなく衝撃的でした。
この体験をぜひ皆さんにも体験していただきたく、下記のイベントを行いますので、興味のある方は、ご予約の上ぜひご参加下さい。
ONKYO新型AVアンプ TX-NA5007徹底紹介!!
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