トリニティーのHDMIスイッチャーにオーディオ優先モードが付きました。
「北の国から87’初恋」がマイベスト北の国からの渡部です。
その多機能ぶりで、他のHDMIスプリッターを寄せ付けないSimplism HDMI Switcher 4×2に、従来の最大公約数モードや最高スペックモードに加え、オーディオ優先モードが搭載されました。
この機能は、ディープカラーの信号が入力された場合、ディープカラーをオフにして8ビットの信号にする機能です。だったら画質が落ちるじゃないか、と言われそうですが、そこがオーディオ優先モードたる所以です。
パナソニックのブルーレイレコーダー等では、ディープカラーで伝送しても階調拡張を行わない為、ディープカラーをオフにしたいところですが、設定を変更することが出来ません。そこでこのスイッチャーを使えば、画質の劣化を最小限にして音質を向上させる事が出来ます。
ブルーレイプレーヤーでディープカラーのオン・オフによる音質の変化は確認済みですが、果たして本当にHDMIスイッチャーで音質が向上するかを、デモ機をお借りしたので半信半疑で視聴してみました。
ソフトは最近お気に入りのクリス・ボッティのLIVE IN BOSTONから「Ave Maria」を聴いてみました。
結果は“激変!”と言って良いかもしれません。空間の広がり感がまったく違います。ディープカラーをオフにすると、それまで「ザーッ」としか聴こえなかった冒頭の拍手が、きちんと「パチパチ」聴き分けられる感じがし、ざわざわする観客の声が立体的に広がり、その場に居るような錯覚を覚えます。クリス・ボッティのトランペットも、高級ブルーレイプレーヤーで再生した時ほどのS/N感は出ませんが、音の表情がより豊かになります。
左端のスイッチでモードを切り替えます。HDMI入力4、出力2(なんと同時2分配!)
モードの切り替えにより、HDMI出力①→TV、HDMI出力②→AVアンプ等の特殊な接続でも、TVへ1080pで出力、AVアンプへドルビートゥルーHDで出力という賢い事も出来ます。
このSimplism HDMI Switcher 4×2は只今アバック特価¥22,800で販売しております。
ディープカラーをオフに出来ないブルーレイプレーヤー・レコーダーをお持ちの方で、音質を改善したいと思っている方にお奨めです。
尚、既にお持ちの方もバージョンアップできますので、詳しくはアバック秋葉原本店までお問い合わせ下さい。
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