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2020年7月16日 (木)

【新宿本店】「AVC-X6700H」のクオリティアップが凄い!(イベント報告)

アバック新宿本店の菅原です。

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7/11・12 新製品AVアンプ DENON「AVC-X6700H」のイベントがありました。

「AVC-X6700H」は「AVC-X6500H」の後継機にあたり、HDMIが8K対応になった「マイナーチェンジ」だと思っている方も多いようですが・・・・・。

Avcx6700h

いえいえ、「AVC-X6700H」は、マイナーチェンジではありません!!

HDMIが8K対応になっただけでは無く、中身もゴッソリ変わっています!!

以下、HPより抜粋。AVC-X6500Hから変更された箇所。

【最大出力250W 11ch モノリス・コンストラクション・パワーアンプ】

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パワートランジスタにはフラッグシップモデルであるAVC-X8500Hと同様Hi-Fiアンプの設計思想を踏襲した大電流タイプのトランジスタ「Denon High Current Transistor (DHCT)」を採用。

【デノンAVサラウンド回路設計の中核技術「D.D.S.C.-HD32」】

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32ビットプロセッシングを行う最上位バージョンを搭載し、ラウンド再生のために必要な信号処理回路を一つ一つのブロックに独立させ、32bitフローティングポイントDSPなど高性能な専用デバイスを用いてディスクリート化しています。

【最新世代の32bit対応D/Aコンバーター

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AVC-X8500Hに搭載されているものと同シリーズのプレミアムDAC 最新世代の高音質32bitD/Aコンバーターを採用しています。

【パワーアンプの初段に高性能なデュアル・トランジスタを採用】

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AVC-X8500Hと同様に、パワーアンプ初段の差動増幅段に特性のそろった2つのトランジスタを含む、デュアル・トランジスタを採用し、微小信号の表現力を高め、低域の安定感を向上させています。

これだけ中身が変われば、「AVC-X6500H」から音質がアップするのも当然!フラグシップ機「AVC-X8500H」に迫る勢いです!

そして、なにより今回の変更で衝撃だったのが、トップスピーカー6chが可能になった事!!

「AVC-X6500H」ではトップ4chまでだったのが内部パワーアンプのみでしたら「5.1.6ch」が可能で、2ch増え天井の情報量が一気にあがりました!この効果は新宿本店のシアタールームで使っていたAVアンプが「AVC-X6500H」だったので、今回のイベントで初めてトップを「4ch → 6ch」へアップ!その効果は絶大で天井の情報量が物凄く増えAtmos感が倍くらい良く成ったように感じました。

イベントでは、スピーカーに「B&W700シリーズ」を使い「5.1.6ch」でのデモを行いました。

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【使用機材】

フロントスピーカー B&W 703S2
センタースピーカー B&W HTM71S2
リアスピーカー B&W 706S2
トップスピーカー Monitor Audio CP-CT150
ウーファー B&W DB3D

デモソフトは、UHD「ジョーカー」を使用。

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このソフト、現状発売されているUHDソフトの中でも1・2を争う程の高画質・高音質ディスクで、アバックではヘビーローテーションで再生しています。(もちろんシーンは選びますが・・・)

さらに、今回のAVC-X6700Hの音調整にもこのディスクが使われていたそうです。

試聴シーン(イベントで使った)は「ch9」。

冒頭、激しい雨が降るシーン。

トップスピーカーから激しい雨音と、フロントから重厚なサウンドトラックが部屋全体を覆います。大きな雨粒が分かりそうな程激しい雨をサラウンドで体感出来ます。これは、トップスピーカーの音の情報量が上がったのとトップ6chになった事による恩恵でしょう。

シーンは変わって部屋に入ると音場は一転し、大粒の雨音は消え、サウンドトラックと部屋の環境音のみ。音場の切り替わりの速さはDSPが新しくなった事によるものでしょう。

さらにシーンは進み、セリフと環境音のみの静かなシーンへ。

アパートの中の微細な環境音が綺麗にサラウンドし臨場感はバツグン。このシーンのサラウンドは映画「セブン」を思い出す。このシーンもS/N比が上がった事による恩恵だと思います。

そこからドーン!と重厚なサウンドトラックが全スピーカーから鳴り響き、ジョーカーの狂気性を表現しています。その音の厚みはまさに「DENONサウンド」!

当初、S/N比が上がった事により、解像感は上がっても音としては「大人しい音」になってしまい映画のサウンドが以前より弱くなってしまうんじゃないか と勝手な想像をしてしまいましたが、そんな事はありませんでした!いつものDENONサウンドがさらに強力になった感じです!

この「ジョーカー」、派手なシーンのサラウンドも良いですが、こういった静かなシーンでの微細なサラウンドの「何気なさ」が良いんですよね。あまりにもリアル過ぎて映画の中の音なのか、本当に近くで鳴っている音なのか分からなくなってしまいます。それ程のリアルさがあります。

今回は1つの例でしたが、

新製品「AVC-X6700H」は、間違いなく前機「AVC-X6500H」から大きくバージョンアップされたAVアンプです!よくぞ、あの小さな筐体に詰め込んだな!と思わず唸ってしまいます!

発売は8月中旬。

まだ各店では試聴会がありますので、お近くの方は是非ご参加ください。

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