アバックClassic馬車道店

Classic馬車道店の小川です。

今回は2020年夏、新しく発売されましたB&W 702Signatureが従来の702Ｓ2からどのようにグレードアップされたのかをレポートします。比較対象の画像はS2ピアノブラックです。
変更のポイントは大きく2点あります。

702S2ピアノブラック

702S2Signature

1つ目は外観です。外装の木材はイタリアの会社から供給を受けてます。この美しいダトク・グロスエボニーの仕上げは非常に手間をかけた9層コートです。そして、ツイーターのグリルとミッドユニットのフレームリングが、これまでのブラックからシルバーになってます。背面には特別なSignatureモデルであることを示すメタルプレートがあしらわれてます。

次に肝心の音質強化です。ユニットはS2と同じですが、ネットワークがS2より高級なパーツを使用してます。ムンドルフ製の各コンデンサーのグレードアップが図られ、より大きなヒートシンクを使用することにより、確実な音質向上がなされました。

702Sig X-Over HF/MF

702Sig X-Over LF

この音質強化は聴き比べてみると明らかです！　音痩せやエネルギー感を損なわずに低域側がスッキリし、全体の解像度が上がってます。そしてより細かいハーフトーンや空間の広がりが感じられます。基本的なキャラクターは変わっておりませんので、マルチｃｈでも同シリーズでしたらベストな組合せです。
実売価格はピアノブラックとの差が2本で5万円弱です。この価格差でしたら外観、音質ともSignatureモデルはお買い得ではないでしょうか。

同内容の動画レポートがYoutub【アバック公式】にUP！されてます。分かりづらいかもしれませんが、702S2と702Signatureの音質比較デモも入ってますよ　

YouTube: 【アバック公式】vol.70~B&W 702S2 Signatureと702S2を比べてみました~#ホームシアター・オーディオのアバック

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 Classic馬車道店、9月のお休み表です。

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