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2018年8月23日 (木)

【横浜店】PIONEER UDP-LX500発表! 秋の陣、開幕です。

横浜店 渡邉です。

Kaoお待たせしました。「秋の陣」開幕です!

第一弾は……

Udplx500image01
パイオニア UHD-BDプレーヤー「UDP-LX500」です!
やっとパイオニア製のUHD-BDが出ました。

Udp_lx500_front

PIONEER UDP-LX500

https://jp.pioneer-audiovisual.com/bdp/udp/udp-lx500/

先程発表された資料を拝見する限り、BDP-LX58の堅実な筐体はそのままです。
元々HDMI2.0端子を搭載しているなど4K解像度への対応も念頭に置いていた筐体であり、基本構造は大きく変わっていません。
しかし、LX58の発売後に開発された技術を盛り込んで、UHD-BDへの対応しっかり行っています。

実際、外観は同じように見えますが……
元々搭載されているフローティング構造に加え、UHD-BDドライブ高速振動を抑えるため、パイオニアのフラッグシップCDプレーやPD-70AEに採用された「ハニカムメカカバー」によるシールド構造を搭載して共振を抑制。筐体内部で発生する定在波の低減も行っています。

Udplx500_layered_chassis180807l_2

BDP-LX58,88の特徴ともいえる「スーッと優雅に動くトレイ」も健在です。

筐体は元から優秀ということもあり、大きな変化はありません。
底面には1.6mm厚の鋼板シャーシと3mm厚の鋼板レイヤードシャーシを新開発。かつてないほど剛性を高めるとともに低重心化を実現。トップカバーに採用した1mm厚の鋼板は筐体内部の熱を外部に逃がす空気孔さえもすべて除去するフラットな設計とすることで、堅牢性を確保。不要な振動を極限まで徹底的に排除することで、高音質性能を堅固なシャーシ構造が支えています。

また、UHD-BD再生の為、再生基盤は一新しています。

Udp_lx500_hdmi_device
メイン基板構造はLX58/88と同じ6層IVHを採用していますが、デジタル信号配線の最適化とGNDインピーダンスの最小化を実現。映像や音声の信号処理におけるS/Nを飛躍的に向上させることで、最大18Gbpsの高速信号伝送の精度をさらに高めています。
信号に関してはHDR10とDolbyVisionに対応。現状では再生専用機器としてはこれ以上必要はないかと思います。また、4K画像では映像がより高精細化することから、今まで気付かなかったノイズへの対策が必要になります。
UDP-LX500では高画質再生のために回路上のノイズループを極小化し、低ノイズ設計を追求。高品位な信号伝送を確保することで、従来モデルを超える高画質化を実現しています。

Udp_lx500bdevice_settinh

画像調整に関してですが、この点もかなりしっかりしています。
今の所「4K」と言ってもプロジェクター、有機EL、液晶テレビなど、それぞれのディスプレイは色表現・諧調・コントラストも違います。そこで今回のUDP-LX500はそれぞれに最適な画質を実現するプリセットモード(「LCD TV」、「OLEDTV」、「プロジェクター」を搭載しており、さらにSDR用、HDR用それぞれの設定を内蔵することにより、それぞれのディスプレイを判別して自動切り替えができます。今まではテレビとプロジェクターを同じ設定で再生したり、その都度切り替えたりするという事が多かったのですが、LX500は自動で対応できることになります。
この辺は「日本のAV機器メーカー」らしく、よく考えているなと思います。

後は「」ですが、ここは変化しているようです。

Udp_lx500_analog_board
今までは「SABRE32 Ultra DAC」(ES9011S)を搭載していましたが、今回のモデルにはその表記がありません。見た目も違うように見えます。ただ、オーディオ基板は元々しっかりしておりますので、アナログ出力はかなりのレベルが期待できます。

Udp_lx500_backpanel_2


もちろん、PQLSやダイレクト出力、AVアンプ側のみ使用端子に繋いでGNDを合わせるZero Signal端子も装備しています。ご購入後はRCAケーブルをお忘れなく。

最終的なスペックですが
再生可能メディアは
UHD-BD(BDMV)、BD-ROM(BDMV、BDAV)、BD-R/RE(BDMV、BDAV)、
BD-R DL/RE DL(BDMV、BDAV)、BD-R LTH(BDMV、BDAV)、
DVDビデオ、DVDオーディオ、DVD-R/RW(ビデオモード、VRモード/CPRM対応)、
DVD-R DL(ビデオモード、VRモード/CPRM対応)、DVD+R/+RW(ビデオモード)、
DVD+R DL(ビデオモード)、AVCHDディスク,DSDディスク、音楽CD、SACD、CD-R/RW(音楽CDフォーマット)、USBメモリー
出力解像度は
480/60p、720/60p、1080/60i、1080/60p、1080/24p、4K/24P、4K/60p
周波数特性は
4 Hz~88 kHz(192 kHzサンプリング)
となります。

また、パイオニアと言えば音楽再生ですが、こちらも
再生可能データファイルは
MP3 (.mp3):~320kbps 48kHz
WMA (.wma):~192kbps, 48kHz
MPEG2 AAC (.aac):~48kHz
Vorbis OGG (.ogg):~96kHz
WAV (.wav):~192k/24bit

※(2ch/マルチチャンネル(7.1ch)(PCM コーデック)まで)
FLAC (.flac)

(2ch/マルチチャンネル(5.1ch)まで)
DSD (.dff / .dsf):2.8MHz(DSD64), 5.6MHz(DSD128)192k/24bit

※(2ch並びに5.1chマルチまで)
AIFF (.aif/.aiff):~192k/24bit、ALAC (.m4a):~192k/24bit
再生可能フォーマット
Dolby True HD、Dolby Digital、Dolby Digital Plus、DTS、DTS-HD Master Audio、DTS-HD High Resolution Audio、DTS96/24、DTS-ES、DSD、PCM、
AACがマルチチャンネル出力対応でWOWWOWなどの録画ディスクの事も考えているのが有り難いです。なお「Auro3D」はDTS Master Audioのファンクションで鳴らすことが出来ますので、問題はありません。

最後に動画可能ファイルですが

MP4:最大解像度3840 x 2160 まで(mp4形式)
ビデオコーデック:MPEG 2、H.264、H.265、VP9
オーディオコーデック:AAC、MP3、HE-AAC、AC-3
WMV:最大解像度 3840 x 2160 まで
ビデオコーデック:WMV9、WMV9AP(VC-1)
オーディオコーデック:WMA、MP3、LPCM、AAC、AC-3
AVI:最大解像度 3840 x 2160 まで
ビデオコーデック:MPEG 2、H.264、H.265、VP9
オーディオコーデック:MP3、AAC
3GP:最大解像度 3840 x 2160 まで
ビデオコーデック:H.263、MPEG4、H.264、H.265、VP9
オーディオコーデック:MPEG-4 AAC
FLV
ビデオコーデック:Sorenson H.263(FLV1)、 VP6(FLV4)、H.264
オーディオコーデック:MP3、AAC

H265への対応がうれしいですね。問題はどこまで再生できるか……と言うところですが。

発売は9月下旬の予定となります。
お値段は¥199,800(税込)が発表されております。

実売価格は……お問い合わせ頂ければ対応できる状態です。

本日よりお問い合わせ開始しておりますので、横浜店までご連絡頂くかFAXをお送りください。
営業日にお電話でも承ります。

お問い合わせはメール・お電話でも可能です。

メールの場合はこちらのお問い合わせフォームから!

https://www.avac.co.jp/contents/yokohama_inquiry.html

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