ホームシアター

2020年8月 7日 (金)

【横浜店】Marantz NR1711、テレビシアターの強力な「相棒」になります。

横浜店 渡邉です。

Kao

今回はMarantzの薄型アンプ新型「NR1711」についてご紹介します。

最初にご案内。

ブログのプラットフォームが変わりました。

2021.1.1以降のブログはこちらのアドレスで更新させて頂きます。

ショップブログ アバック横浜店

https://corp.avac.co.jp/shopblog/archives/category/yokohamablog/

引き続きよろしくお願い致します。

本題です。

先日、DENONよりAVR-X2700Hが発売となり、エントリー機にも8K対応が始まりました。

De_avr_x2700h__e2_e1c_bk_st_001_lo

【横浜店】DENON AVR-X2700H、いよいよエントリー8K対応機種です。

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/08/denonavr-x2700h-edab.html

まあ、DENONとMarantzは基本的には同じ会社に入りますので、当然「ほかの機種」もモデルチェンジが想定されるわけでして……。

先程、Marantzの薄型アンプ NR1711が発表されました!

Mz_nr1711_unf_bk_34_002_lo

Marantz NR1711

https://www.marantz.jp/ja-JP/shop/avamplifier/nr1711

前モデルとなるNR1710も非常に人気が高く入荷をお待たせする状況が続いており、ご購入後2ch再生で使用する事も多かった事から2CH専用モデルであるNR1210も発売された

Nr1200_1 Marantz NR1200

https://www.marantz.jp/ja-jp/shop/amplifier/nr1200

「薄くラックに収まる」AVアンプです。

では、実機の写真です。

Mz_nr1711_u_n_f_bk_st_001_lo

Mz_nr1710_n_f_sg_34_001_lo

※クリックで拡大します。

今回のモデルチェンジ、外観は変更なしです。
色もシルバーゴールドの二色が揃っています。
ここまでは他の機種と全く変わりありませんん。

さて、問題は背面です。

Mz_nr1711_f_b_re_001_hi ※クリックで拡大します。
HDMI2.0端子が5つ、HDMI2.1の端子が1つと、端子自体は1つ減りましたが、基本的にAVR-X2700Hと同じ基盤を使っています。

Nr1711_hdmi

Nr1711_colorlabeled_speaker_termina

※クリックで拡大します。
また、NR1711最大の特徴であるフロントLRのPRE-OUTはそのまま、それ以外の端子関係もそのまま変わりません。

Nr1711_preout

※クリックで拡大します。
今回は素直に8Kパススルーに対応させた変更で大きさの変更もありませんので、今まで計画された方もそのまま使用できるかと思います。

Nr1711_8k_hdmi_ports

NR1710/1711はHDMI出力が1系統と言う事で、テレビとスクリーンの2Wayへの対応は出来ませんが、逆に言えば8Kテレビのみのお客様には将来性もある強力な機種になりました。

内部構造もブラッシュアップしており

Nr1711_heos_module

HEOSモジュールの更新もあり、今回の機種からAmazon Alexaに対応しています。

Avrx1400h_12

Alexa_290x90_2

Ps58Kと言えばPlastation5、こうなると現実的になりました。

8Kテレビのフェアもやらせて頂き実機の映像を見ている故、このアンプを繋いでみたいと思えて来ました。

Dsc_1373

今回の発表で、特にテレビベースシアターの皆様は強力な「相棒」が出来たのではないでしょうか。

【横浜店】SONY BRAVIA 8K KJ-85Z9Hシステム設置完了しました!(2020.03.26写真追加)

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/03/sony-bravia-8k--5517.html

ただ、ここまで来ると、継続するNR1200とどちらがいいんだろうか?と考える事もありますが
個人的には将来性ではNR17112ch優先であればNR1200……。

Nr1711_1200

現時点で8Kはテレビのみ、この点を考えると対応していた方がいいですし、現状の放送や配信システムであれば4Kまででも十分ですし、eARCの配信が始まればDOLBY ATOMS/DTS:Xなどもやってみたいし……個人としてはNR1711でしょうか。

Marantz_nr1711_8k_lifestyle_2

ともあれ、発売は9月末の予定となります。

旧商品であるNR1710は商品がない状況が続きますが、もう少しお待ちください。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

0310apr_bana

IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

GoogleplayGoogle Play アバック公式アプリ

・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

0508_online_page

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

こんな時はご自宅でこんな番組でも見て頂ければ新作の発表もありましたし。

2020年8月 3日 (月)

【横浜店】DENON AVR-X2700H、いよいよエントリー8K対応機種です。

横浜店 渡邉です。

Kao

最初にご案内です。

年末恒例「BIGボーナスセール2020」がスタートしました!

20201106_bana_big

https://www.avac.co.jp/contents/topics/big-bonus2020

なお、今年はAVAC Information Vol.191の冊子もWebからご覧頂けるようになりました!

Bar2_vol191_1105_275

こちらからどうぞ!

https://www.avac.co.jp/contents/1105avacinfo191/avacinfo191_2/index.html

そして、もう一つ大事なお話。

ご承知の通り今年は例年とは状況がかなり異なっております。

商品の在庫、工事の日程、下見、すべて全体的に前倒しになっています。

ご相談のタイミング次第では「年内は難しいです」とお答えせざるを得ない状況になっております。早めのご相談をお願いします。

本題です!

先日、DENONからAVC-X6700HとAVR-X4700Hが発売され、いよいよ8Kを睨んだアンプが出始めました。

Avcx4700_6700

【横浜店】DENON AVC-X6700H/AVR-X4700H 8K Ultra HD対応AVアンプ発表です!(2020.7.19各種更新)

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/07/denon-avc-x6700-7840.html
ただ、現在のAVアンプで一番の価格帯となる10万円以下のラインは動きがありませんでした。

De_avr_x2700h_e2_e1c_left_001_lo

 

が、先程DENONよりエントリークラス初の8K入力対応モデル「AVR-X2700H」が発表されました。

DENON AVR-X2700H

https://www.denon.jp/ja-jp/shop/denonapac-avreceiver_ap/avrx2700h

純粋にAVR-X2600Hの後継機……と言うわけではありません。
本体の機能に取捨選択が行われています。
まだ実機がありませんので簡単にご紹介。

De_avr_x2700h__e2_e1c_bk_st_001_lo ※クリックで拡大します。

本体正面です。
以前のAVC-X6700H/AVR-X4700Hと同じですが、デザイン的には全く変わりありません。
コンソールのふたの代わりにセレクターが付いているところも同じ。

問題は背面です。
こちらがAVR-X2600H。

El_avr_x2600h_jp_re

※クリックで拡大します。

こちらがAVR-X2700H。

De_avr_x2700h_jp_re_001_hi

※クリックで拡大します。

ん。 ……変わってますね……。
一番の変更点は入力端子の数です。
AVR-X2700HはHDMI2.0/HDCP2.3が5つ。AVR-X2600HはHDMI2.0/HDCP2.2が7つ。
あ、端子減ってる。

と言いたいところですが、横にもう一つ。
8K対応のHDMI2.1/HDCP2.3対応端子が1つ追加です。

Avrx2700h_interface_2 ※クリックで拡大します。

この辺りは部品の共通化の問題+8K用端子の構造上の問題がありますが、必要な数だけ揃えたという点では理にかなっています。
出力は8K対応が1つ、Monitor2は4Kまでの対応となります。
ホームシアター屋さんの観点から考えるとプロジェクターの8Kはまだありませんので、テレビの8Kまたはそれ以外で一つ、プロジェクターの4Kで一つと言う2Wayを実現する事が可能です。AVR-X2000系統はこのHDMI2出力が肝です。

内部的にも変更が生じております。

Avrx2700h_power_trans

※クリックで拡大します。

電源供給システムには低リーケージフラックスと低振動を突き詰めたカスタム仕様の大型EIコアトランスを搭載。チューニングを施されたカスタムコンデンサと共により深みを増した音を作り上げています。実は配線周りや電源供給周りももやり直しが成されており、6700や4700と同じ様に8500Hの技術をスピンオフして搭載されていますので、外観以上にいろいろ変わっております。

また、細かいところですが今回の機種からAmazon Alexaに対応しています。

Avrx1400h_12

Alexa_290x90_2

入出力の見た目はだいぶ変わりましたがこの価格帯で8Kの入出力に対応したことは大きく、テレビだけでなく8K画面にサラウンドシステムを組み合わせたり、HDR10+やeARCなど配信関係の音声出力に格段のプラス要素になります。

2_denon_avr_x2700_black_lifestyle2_
流石にAuro3DやIMAX ENHANCEDまでは対応しておりませんが、既存の5.1chのアップデートや、5.1.2chレベルのDolbyAtoms/DTS:Xの対応は問題ありません。
また、4Kクラスの機種に8Kを混在したセレクターのような使い方もできます。

必要十分、且つ将来を見据える事も8Kに足を踏み入れる事も出来る機材です。

De_avr_x2700h_e2_e1c_right_002_lo 本日発表で発売は9月になりますのですぐに実機と言うわけにはいきませんが、実機の音を聞く事が出来れば音の面や場合によっては8K機材との組み合わせも試してみたいと考えております。

2020.8.6追記:通販でもご予約を開始しております。

https://www.avac.co.jp/products/detail.php?product_id=9720

そして8月7~9日はいよいよAVC-X6700H先行試聴フェアです。

6700https://www.avac.co.jp/contents/event/yokohama-20200807.html

DENON newAVアンプ発売記念DENON AVC-X6700H 先行試聴フェア開催!

フリー試聴イベントですが、昨今の事情もありますので基本的に事前連絡を入れて頂いた上、人が重ならない様に対応させて頂きます。

今回は705siginiitureも組み合わせたシステムを構築できれば、などと考えております。

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【横浜店】B&W 705 Siginiture期間限定展示開始です。

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/08/705-siginiture.html

事前連絡をお待ちしております。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

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・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

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お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

 

2020年7月27日 (月)

【横浜店】小噺:放送の「地殻変動」についてちょっとだけ。

横浜店 渡邉です。

Kao

最初にご案内です。

年末恒例「BIGボーナスセール2020」がスタートしました!

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https://www.avac.co.jp/contents/topics/big-bonus2020

なお、今年はAVAC Information Vol.191の冊子もWebからご覧頂けるようになりました!

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こちらからどうぞ!

https://www.avac.co.jp/contents/1105avacinfo191/avacinfo191_2/index.html

そして、もう一つ大事なお話。

ご承知の通り今年は例年とは状況がかなり異なっております。

商品の在庫、工事の日程、下見、すべて全体的に前倒しになっています。

ご相談のタイミング次第では「年内は難しいです」とお答えせざるを得ない状況になっております。早めのご相談をお願いします。

 さて、今回は小噺です。

7月22日、松竹グループの松竹ブロードキャスティングと東急から新BS放送局開局に向けた合弁会社「BS松竹東急株式会社(BS松竹東急)」の設立が発表されました。

https://www.broadcasting.co.jp/sbc/pdf/news/press_20200722.pdf

Main※プレスリリースより

松竹はアニメから歌舞伎まで様々なコンテンツを保有する大きなホルダーです。

Shouchiku
コンテンツの内容は相当期待していいと思います。

ただ、この話題だけであれば小噺を広げる事は無いのですが、実は今回の発表は放送波の「地殻変動」に繋がっており、この界隈では最近いろいろと動きが出ています。
今回はそんな事を書かせて頂ければと考えております。

実は今回の発表は、過去にあった放送局の見直しとトランスポンダーの変更、チャンネル移動が行われた状況と、2020年3月に行われたDlife」とFOX スポーツ&エンターテイメント」が放送終了した

Dlife

Foxbs238

で生じた「空き」を用いて、BS放送等に係る衛星基幹放送の業務の認定申請を受け付けており、その結果の一部となります。

具体的な「空き」ですが、BS「Dlife」の終了で生じたBS23「FOX スポーツ&エンターテイメント」が放送を終了したBS11それぞれ16スロット、合計32スロットが割り当ての中心となりここに現行のディズニーチャンネルSD放送の6スロット返上や、そしてBS15にちょっとだけ空いている2スロットなど合計42の空きスロットが割り当ての対象となります。

新規事業者申請は平成31年3月13日(水)から令和元年5月13日(月)までの間受け付けておりました。応募は9つの業者からの申請を受け付けており、総務省で申請後の審査が行われた結果、最終的に4つの業者が認定されています。

BS放送等に係る衛星基幹放送の業務の認定申請受付結果
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu11_02000110.html

BS放送に係る衛星基幹放送の業務の認定の電波監理審議会への諮問及び答申

https://www.soumu.go.jp/main_content/000643474.pdf

具体的には
よしもとチャンネル(仮称:総合放送)
BS Japanet Next(総合放送)
BS松竹東急(総合放送)
ディズニー・チャンネル
の4つです。

すでに「よしもとチャンネル」は動き出しており、2021年の開局を表明しています。
また、ディスニーチャンネルはすでにSD放送を行っており、以降は比較的早く2021年度中には行われるものと思われます。
結局、今回は「三つ目が正式に動き出した」と言う事になります。
ここで注目したいのはトランスポンダの数です。
HDTVですが割り当てトランスポンダは1チャンネルに付き12となります。
本来1920x1080のフルハイビジョン24スロットが必要になりますので、今回の「新放送」はフルハイビジョンではなく、720pが前提になります。
つまり、今回は「コンテンツの「量」を目指した」と言う事になります。

ここまで書くと何となくお分かりかも知れませんが、そう遠くない将来「チャンネル移動や帯域削減を含んだトランスポンダの整理」が行われます。

Bsusen_2

内容としては以前書かせて頂いたブログの無いように似通ったものですが

【HT横浜関内店】 BS4K・CS4K放送について(2018.7.15更新)
https://blog.avac.co.jp/yokohama/2017/12/ht-bs4kcs4k2017-3d14.html

今回はBS23に存在する16スロットを中心に組み合わせ、更に一部チャンネルの帯域削減で合計48スロットを開ける事になります。
まだ詳細はわかりませんが、今回の再編も大きなものとなりますので、チャンネルが変わるケースや画質が落ちるなどのお話は又出てくるものと思います。

なお、大事な点ですがここで行われる変更は現行右旋のシステム内となり、よほどのことがない限り現在みられている番組が機材の買い替えなどを行わないと見られなくなる、と言うものではありません。
この辺りはご注意を。

そして……もう少し先ですが、こちら。
現在のBS左旋とCS左旋のチャンネル配置です。

Bssasen

Cssasen どちらかと言えば4Kや8K用になるのですが、まだまだ空きがあります。
「なんで使わないんだ!」と言うお声もあるかと思いますが、この辺りは衛星の状況や穂総務省の方針のありますので、こればかりはなんとも……。
ただ、中長期的にはメインの放送を4Kに移行し、既存のBSを止める局も出て来るかと思います。
もう一つの大きな要素は、7月7日に最終的な企画が策定されたH266 VVCです。

Vvc_o

Versatile Video Coding Wikipedia

https://ja.wikipedia.org/wiki/Versatile_Video_Coding

昨年のNHK技研で8Kデモが実演されていたのを覚えていらっしゃる方もいたかと思います。

Img_14

Photo_14_3

H266 VVCを使用する事で理論上は既存各放送のトランスポンダが半分にできる事になります。(おそらくそのままと言う事はありません)
あくまで長期的な展望ですが、もしH266 VVCが積極的に用いられた場合、すでに災害時のインフラと化している地上波と違い、チャンネルの移動が容易な衛星放送は、中長期的にはBS右旋の4K放送への割り当てなども含めた大きな再編もあり得ると思います。

また、話が長くなりますのでここでは記載しませんが、他にも「地殻変動」は起こり始めています。
地デジは「高度化(4K/8K)」の電波発信がUHF帯を使用してかなり前から行われており、直近でも7/31までUHF28で1KWの電波発射が行われています。

Chidejikoudoka 地デジ高度化実験受信対策センター

https://tvkoudoka.jp/

現在でも車でテレビを見ている方は障害が出るケースがあるかもしれません。
また、地上波デジタル放送の関係で空きが生じたVHF帯域なども再配置が始まっております。
電波は目に見えませんが、情報を送る帯域は様々な方法で広がり(5Gが典型的です)使い方は目に見えないところで確実に変化しています。

今年はNHK技術研究発表が行われませんでしたのであまり大きく取り上げられることはありませんが、ここまで書かせて頂きました通り、放送波も少し先を見た「静かな地殻変動」は起こり続けています。
IP放送の存在がどんどん大きくなりますが、それぞれの新放送局に期待したいと思います。
あ、H266ですが、機材は同じものではできませんのでこのあたりは別のお話で……。

今回のお話はご相談、と言うタイプの物ではありませんが

プロジェクターは良くも悪くも「投射装置」です。

送信元が変われば柔軟に対応できます。

4K、そして将来的な物を含んだご相談はアバック横浜店までお願い致します。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

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・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

0508_online_page

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。 

2020年7月17日 (金)

【横浜店】SONY VPL-VW745 オンライン&オフラインフェアです。(2020.7.19店頭展示品について情報追加)

2020.7.19追記:今回は店頭展示品も販売対象です。

Vlpvw745_2

ランプ使用時間が1200時間程度ですが、レーザーの場合2万時間は持ちますので、性能低下はありません。1台限り、期間終了後のお引渡しになりますのでお早めにお申し出ください。

横浜店 渡邉です。

Kao

今回のブログではSONY VPL-VW745オンライン・オフラインフェアのご紹介です。

先にお知らせです!

お盆休みが入ります。07272020_obon横浜店は10日から13日までお休みを頂きます。ご容赦くださいませ。

本題でございます。

 

Vplvw745_2

今回ご紹介するSONY VPL-VW745は「フル4K」+「レーザー光源」という、現時点のプロジェクターで考えられるすべての要素を組み込んだ「最安値」のプロジェクターです。

今年に入りファームウェアのバージョンアップもおこなわれ「デジタルフォーカスオプティマイザー」機能と「デュアルコントラストコントロール」機能が搭載されました。

詳細な性能は以前のエントリーをご参照いただきたいのですが、

【横浜店】 SONY VPL-VW745新機能体感フェア開催!(2020.1.17内容変更)

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/01/sonyvpl-vw74520-7d1b.html

実際の絵は

Dsc_0502

JVCと比べフォーカス感のある「カチッと」した画になっております。

特に「デジタルフォーカスオプティマイザー」はαの技術を持ち込んでいる事から、光学機器メーカーらしい、元の絵に忠実で写真の表示にも使えるレベルの繊細な表現力を持っています。

実は機能自体は一眼レフで行われていたものです。

7

アイリスの機能も追加されたバージョンアップの結果、部分的な性能では上位機種のVPL-VW855を上回る機能を持ち、お値段も改定された今、上位機種のコストパフォーマンスの点では一番お勧めしやすい機種になりました。

「現時点でコストパフォーマンスの一番いい『良い物』をご紹介しよう」

そんなわけで今週末から久々のフェアをさせて頂きます。

名付けて

レーザー光源+SXRD リアル4KのVPL-VW745を特別な条件で。
SONY VPL-VW745 オンライン&オフラインフェア

Vplvw745_2

でございます。

https://www.avac.co.jp/contents/event/yokohama-0719.html

開催期間は2020年7月19日()から2020年7月31日(金)となります。

通常、このようなフェアは週末に機材を借りてと言う形ですが、今回は展示機を使用いたしますので、比較的長い期間、且つオンライン・オフラインの双方に対応させて頂く形になります。

そして、今回のフェアは新型コロナウイルスの問題もありますので「オンライン・オフライン」の両面で行わせて頂きます。

 まずオンラインですが、こちらはメール、お電話、FAXなどと一緒にアップさせて頂いたYoutubeも見て頂き、店舗では実機を横に置きながらそれぞれのお問い合わせに対応させて頂きます。


YouTube: 【アバック公式】vol.10~SONY『VPL-VW745』4Kレーザープロジェクターを見てみた!~#ホームシアターのアバック

はい。やはり実機があるのは強いです。

Vlpvw745_2

次にオフラインですが、こちらは店舗実機の映像を見て頂きながら商談をさせて頂ければと考えております。

こちらは「密」を避けるため、基本的にご予約前提、感染症対策に鼻・口を覆うフルマスクの着用が条件となりますが、店舗にて実機の映像を見ながら商談をさせて頂ければと考えております。

こちらについては今後の状況によって変化するかと思います。

なお、今回は価格等の条件が「柔軟に対応できます」と記載させて頂きます。

横浜市内・市街、全国各地域を問わずオンライン・オフラインどちらでもご相談ください。

もちろん、VPL-VW255などのご相談も可能です。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

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・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、来訪・お電話

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、可能な限り事前のご連絡とマスクの着用をお願いしております
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その3、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

その4、オンライン会議

0508_online_page

最後はお勧めオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

2020年7月13日 (月)

【横浜店】Youtube連動企画:DENON AVC-X6700HとAVC-X6500Hの「音」を比較してみました。

横浜店 渡邉です。

Kao

最初にご案内。

20200825bana_2

秋の新製品!大収穫祭2020は9月12日から開催中です!

https://www.avac.co.jp/contents/topics/autumn-sale2020.html

本題です。

先程アバックチャンネルにAVC-X6700H/AVR-X4700HのYoutubeが上がりました。


YouTube: 【アバック公式】vol.55~DENON 8K対応AVアンプ~#ホームシアター・オーディオのアバック


YouTube: 【アバック公式】vol.57~DENON 新型8K対応アンプ第2弾!!AVC-X6700H 視聴編~#ホームシアター・オーディオのアバック

今回のブログではYoutubeに連動し、AVC-X6700Hと6500Hの「音」を比較してみます。

DENON AVC-X6700Hに関しては先日のブログでエントリーを書かせて頂きました。

横浜店】DENON AVC-X6700H/AVR-X4700H 8K Ultra HD対応AVアンプ発表です!(2020.7.10先行試聴フェア開催告知更新)

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/07/denon-avc-x6700-7840.html

 そして先程、YoutubeでAVC-X6700Hと/AVR-X4700Hのご紹介がアップしました。

Dsc_1937

※右がAVR-X4700H、左がAVC-X6700Hになります。

なお、諸事情によりAVR-X4700Hは外観のみのご紹介となっています。

Dsc_1936

今回は比較対象としてAVC-X6500H(店頭展示品販売中)を用い、

Youtubeなどではお届けしにくい「音」の面で簡単な比較を追加させて頂きます。

Dsc_1931

上がAVC-X6700H、下がAVC-X6500Hです。

なお、今回の比較は短時間、且つ私の拙い耳で聞いた独断と選曲と偏見が主でございます。その旨はご勘弁ください。

なお「もっと良い言い方がある!」などのご指摘は是非お願い致します。

今回の試聴システムとしては

Dsc_1968fix2

フロント:B&W804D3

センター:B&W HTM71S2

リア:B&W706S2

再生プレーヤー:PIONEER UDP-LX800

を基本ベースとしたフロント2CH持ち上げ気味のシステムです。

トップはPIEGA AP1.2x4本で11.1CH構成になります。

Dsc_1963

まず一番の違いは音量、というより「音圧」です。

同じ音量で鳴らした場合、直観的にはまず全体的な「押し」が強くなった印象です。

ここからは、タイプが違う音源で行った実際の試聴について書かせて頂きます。

その1、クラシカル:DENONデモディスク TrondheimSolistene /oyvinf Gimse

Dsc_1965fix 

音源はDTS MASTER 5.1chとなります。

Dsc_1967

AVC-X6700Hでは特に中から低音にかけての音について明らかに厚みが増しました。

6500Hではどちらかと言えば「カチカチッ」と鳴っていた高音部分のピッツィカートやコントラバスの音がソナスファベールの様に音の波の頂点だけが少し丸みを帯びた、というより「艶」の出た音に変わっています。
方向性としてはピュアオーディオの様な印象で、音の方向性が「ナチュラルになった」と言う評価は概ね正しいと思います。
AVC-X6500Hと同一条件で鳴らした場合、スピーカーのレベルが上がったかのような錯覚を感じる部分もあります。
個人的にはナチュラルというより「硬さが取れた」「ふくよかになった」という表現を使いたいと思います。

その2、ピアノ:ジョバンニ・アレヴィ『THE PIANO OF GIOVANNI ALLEVI His Best 1997-2015』【初回盤】から「Monocrome 7:30」

Giovani_allevi

https://www.yamahamusic.co.jp/s/ymc/discography/784?ima=0000

こちらは純粋なステレオです。

単独のピアノですがこの曲は空気感も含め途中の転調など音の幅や演奏方法も幅広く、細かい音までよく入っておりますので、私はよく使わせて頂いているディスクです。

実際に掛けた所、AVC-X6500Hでは高音が「目立つ」「煌びやか」に聞こえる部分がありました。

ところがAVC-X6700Hで同一条件にした場合、最初は

「演者のタッチが柔らかくなったのかな?」

という錯覚を覚えました。
その後、実際にそれぞれで数回聴き比べると分かりましたが「柔らかい」と感じていた部分は
「高音部分に音が鳴った後の少し周波数の落ちた中低音が周囲の空間を纏わりかせるような形で全体の厚みが増した」
というのが自分なりの答えとして残りました。
このアルバムは演奏者がペダルを踏み、ペダルの下のフェルトに当たる音までがはっきり響くのですが、ペダルの音とその後のペダルが戻るような音も聞こえてくる様な気がします。
また、弦をガンっと叩く音のちょっと後で響く部分の柔らかさが良く出ています

その3、歌い手さん:まふまふ「Saclifice」

Saclifice

https://kagurairo-artifact.com/

たまたまお客様が流したい系統の曲だったのですが、元々自分で購入した曲と言う事もありそのまま試聴しました。なお、アニメも含め半分趣味が入っております。

この曲は女性と間違えてしまう程のとても幅のある歌声と非常にアップテンポなロック系の曲であり、余り音量を上げるとエレクトリカルな高音ノイズに近い部分も前に出てしまいます。

実際に聞くと同じ音圧を感じるのに6700で-28db、6500で-25dbで明らかな差が生じ、しかもAVC-X6500Hの場合高音のノイズ感も増してしまいますが、AVC-X6700Hではそれがありませんでした。
ただ、6500の直後では彼の叫ぶようなボーカルが若干埋没するような印象があり、この辺は慣れると聞き方が変わるかなと言う気がします。

その4、映画 DOLBYATOMS:ボヘミアン・ラブソディ― ボーナストラックコンサートシーン「Radio Ga Ga」


YouTube: 映画『ボヘミアン・ラプソディ』日本オリジナル予告編解禁!

最後はサラウンド感です。

6500との差はかなりあり、スピーカー数が増えると中低音が脹らみ今までのインプレッションで感じていた「柔らかくなった」「豊かになった」と言う印象はさらに増します。
これと同時にボーカルやリードギターの雑味がなくなり「綺麗な」音になった事もはっきりわかります。
結果としてライブの空気感や観衆の声がそれぞれ別に聞こえてくることがわかり、トータルの「質」が上がった印象です。
直観的なイメージですが、DENONのPMA-2500NEをフロントに噛ましたような音かなと言う所です。

いかがだったでしょうか?

言葉で音の印象と言うのはなかなか難しいものです。

言葉足らずではありますが、ちょっとでもDENON AVC-X6700Hの印象が届けば幸いです。

実機についてはAVR-X4700Hが7月中旬、AVC-X6700Hは8月初旬のフェアにてお目見えの予定です。ここの所いろいろと大変ですが、これからもブログやYoutubeの形で情報発信が出来ればと考えております。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

0310apr_bana

IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

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・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

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お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

 

2020年6月28日 (日)

【横浜店】今のホームシアターの「音」ってどんなだっけ?

横浜店 渡邉です。

Kao

今回はホームシアターの音ってどういうものだっけ?と言うご質問への回答をさせて頂きます。

最初にご案内。

20200825bana_2

秋の新製品!大収穫祭2020は9月12日からです!

https://www.avac.co.jp/contents/topics/autumn-sale2020.html

では、本題です。


YouTube: 【アバック公式】vol.49~お客様ご投稿企画第3弾!!ホームシアター導入編~#ホームシアター・オーディオのアバック

ここ最近、Youtubeなどからご来訪されるお客様が増えてきております。
また、今回、外に出る事が出来なくなって改めて機材の灯を入れる、と言うお客様からもお問い合わせを頂くことも増えております。

実はそんな中で、初めてのお客様からいろいろな質問を頂いております。
中でも
そもそも「今のシステムってどんな物になっているの?
そもそも「ドルビーアトモス」って何?「DTS:X」って何?
あの、サウンドバーとサラウンドシステムって何が違うの?
そもそもそう言う物をどうやってやればいいのか分からないんだけど?

特に「音」に関しての質問が増えています。

今回は改めて、これらのご質問にお答えする形でホームシアターの「音」について、ご紹介させて頂きます。

名付けて

「今のホームシアターの『音』ってどんなだっけ?」

今回は頂いたご質問にお答えする形で書かせて頂こうと思います。
では、始めます。

ご質問その1、「今の音響システムってどんなものになっているの?」

こちらは久しぶりに機材に電源を入れられた方からのご質問です。
電源が入らなかった……という消極的な状況から、コロナ前に訪れた映画館と同じ様な音を御希望のお客様、大規模スポーツイベントやコンサート、最近多くなった4K放送など各種配信に合わせて4Kに対応しようと思ったら機材が対応しないなどなど、理由は様々ですが「今のホームシアターサウンドシステム」がどうなっているのか分からないというご質問が増えています。

そんなわけで独断と偏見込みで簡単に解説してみます。
単純に言えば、今のホームシアターシステムで作り出される「音」は

「映画館の音を家に持ち込む」

のレベルを越えており、

「機種次第ですが、映画館に近い、場合によっては上のレベル」

まで全体のグレードが上がっています。

こういうお話になるとご興味は増すかと思いますが

お金があればそういうのを入れたいけど……。

そりゃ、全部入れれば最高なんだろうけど、一遍には無理!

と言うお声も当然上がります。

そんなわけで、今回は比較的手の付けやすい、且つ効果の大きい「AVアンプの更新」「スピーカーの追加」をメインに考えてみます。

一昔前、ホームシアターと言えば「5.1CH」でした。

ほとんどのお客様は「サラウンド」と言えばこの方法だと思いますよね。

51ch

音がグルングルン回り、まさに映画館!という音響システムは「映画館を家に持ち込むであり、前と後ろに置いてあるスピーカーは「ホームシアター」と言うものを体現していました。

Dsc_1778

実は今でもサラウンドの基本システムは変わりありません。
前がフロント左右とセンターの3本、後ろが2本の5チャンネル、重低音用のサブウーファー、これは変わりありません。
さらに後ろに2本追加した7CHもそのままです。

71ch

じゃ、今のシステムは何が違うのか?
現在のホームシアターシステムは「イマーシブオーディオ」と呼ばれる「立体音響」をご邸宅で実現する事が出来るようになった事、これが最大の違いです。

2019_0118_02
この違いはそのまま二つ目のご質問「そもそも「ドルビーアトモス」って何?「DTS:X」って何?」に繋がりますので、そのまま質問2に移行します。

質問2「そもそも「ドルビーアトモス」って何?「DTS:X」って何?」

こちらはテレビの方も、シアターの方も、システムを持っている方、持っていない方、ほぼすべての方からご質問があります。

実はこの質問に関しては端的な回答があります。
それは

「上から音が降ってきます」

と言うものです。
しかし、この答は満点ではありません。

「ちゃんとしたものでは音が空中を飛び回る」

が正解です。
実はドルビーアトモスやDTS:Xの正体は「オブジェクト型」と呼ばれる、それぞれの「ポイント」から縦、横、高さの三軸で音をぶつけて空中に「音」を作るサラウンドシステムです。

 先程まで紹介していた既存の「チャンネル型」と呼ばれる音の波で包むタイプのサラウンドシステムとは音の鳴らし方が根本的に違います。
感覚としては

War_taihou


「ドーーーん」と言う連続した音の波を前後左右で合成して音場を作るのが「チャンネル型」

Figure_hakusyu
「パン・パン・パン」と言う手拍子の様な連続した音を色々な所から鳴らして、空中でぶっつけるのが『オブジェクト型」です。

「オブジェクト型」の場合、音のタイミングで場所はいかようにもできますので、ちゃんとしたスピーカーシステムを三軸を揃えれば「音が上から下へ」 

1だけでなく

2 「下から上に上がってゆく」事も出来たり「音が上空を動き回る」なんてこともできるようになるわけです。

Dolbyatomstheather

事実、大きな映画館ではたくさんのスピーカーが設置されており前や後ろだけでなく上にもスピーカーが付いて音が館内を飛び回る、なんてこともご体感頂いている方も多いかと思います。

これがご家庭で出来るという点がAVアンプとスピーカーで構成される「今のサラウンドシステム」であり「ドルビーアトモス」や「DTS:X」と言う事になります。

さて、このまま質問3に突入します。
「あの、サウンドバーとサラウンドシステムって何が違うの?」

こちらは、今までの回答でなんとなくイメージを作って頂いているかも知れません。

Bose_solo5
「サウンドバー」は液晶テレビや有機ELなど薄く、軽いテレビ系の機材の共通の弱点である「音の弱さ」を補うために設置することが多い機材です。

Hx750_これは正面からの音が良くなることは確かですが、逆に言えばそれまでです。
もちろん「DOLBYATOMS対応」とか「疑似サラウンド」と言われるものはあり、それなりに高価がありますが……。

Dolby_atmos1

実はサウンドバーの「サラウンド」は基本的に正面だけでなく、後ろでも「鳴っているかな?」と言うレベルの音の音域を変更する事で発生する疑似音声で「それらしく」鳴らしています。
先程「オブジェクト型」は「ちゃんとしたシステムでは音が飛び交う」というふうに書かせて頂きました。
サウンドバー(テレビに搭載されている「ドルビーアトモス」も含みます)とサラウンドシステムとの差はここにあります。

Ws000038

サウンドバーでは「音の高さ」は出すことができますが、サラウンドシステムの様に「音が飛び交う」という「本物のドルビーアトモス・DTS:X」は実現し切れない、これが大きな差です。


YouTube: Dolby Presents: The World Of Sound | Demo | Dolby Atmos | Dolby

「じゃ、後ろにもスピーカーのあるタイプなら?」

Cq5damweb600600

はい。おそらく前だけの物よりは「本物」に近くなります。

36301私達がお勧めしているサラウンドシステムは費用こそ掛かりますが「本物」になります。
既存のシステムの皆様は高さの違うスピーカーを2つから4つ追加する事で今のシステムに

Yamaha_hight ちなみにヤマハのハイトスピーカーを装備している皆様は「用途替え」でそのまま使用できます。

もっとも
「部屋がスピーカーだらけになっちゃうよ!」
と言うご意見、確かにそうですね・……。
でも、実際に設置をしたお部屋は特に「密度」の点で「映画館以上」の音響システムを獲得できます。

Dolbyatmos

「そんなにスピーカーがあってもドルビーアトモアスとかDTS:X以外では使わないよね?」

いえいえ、そんな事はありません。

高さの違うスピーカーがあるという事は、逆に言えば

低い高さのスピーカー+高い高さのスピーカー

をくっつけたと仮定して鳴らす、なんてことが出来ます。

Pl500iiドルビーアトモスやDTS:Xなどに対応していない場合でも、アンプの方でちゃんと全部のスピーカーを鳴らしてくれるシステムを持っています。

写真のPL500-Ⅱは極端な例ですが、考え方としては近いものがあります。全体的にスピーカーの背の高さが上がり「ポイントの音」から「面の音」になった感じになります。

1806130102

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特にYAMAHAの場合は「Surround:AI」と呼ばれる複数の音場処理システムを自動的に切り替えるシステムを装備しており、高さの違うスピーカーを用意しておけば、後は自動的にシーンに合わせて鳴らしてくれます。

Avcx6500h
DENONやMarantrz、オンキョーパイオニアの各機種も、ヤマハ程ではありませんが同じようなシステムを揃えていますので「スピーカーは全部使わないよね?」とういう事もありません。

当店では「本物のサラウンド」をちゃんとしたシステムで鳴らすことが出来るシステムを常設しています。
「サウンドバー……なんか満足しない」
「サラウンドシステムってどんなものだろう?」
「今のサラウンドシステムってどうなっているの?」
とご疑問をお持ちのお客様。
是非一度ご来訪ください。

横浜店では「本物」をご体感頂けます。

ご来訪・ご相談をお待ちしております。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

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まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

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0310apr_bana

IOS、Andoroid両対応でございます。

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・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

0508_online_page

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。

Zoom
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

 

2020年6月12日 (金)

【横浜店】「オーディオ寄り」のサラウンドシステム、組んでみました。

横浜店 渡邉です。

Kao

まだまだ大変ですが、今回は「オーディオ寄りのシアター」についてご紹介します。

最初にご案内。

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秋の新製品!大収穫祭2020は9月12日から開催中です!

https://www.avac.co.jp/contents/topics/autumn-sale2020.html

では、本題です。

ここの所、すでに2chのシステムをお持ちのお客様から「シアターもやりたい!」と言うご相談を頂くことは多くあります。
今までステレオシステムを持っていて、スピーカーを増やすことでサラウンドや立体音響システムにアップグレードする事は条件にもよりますが難しい事でもありません。
もっともその「条件」が中々いろいろとあるんですが……。

今回は典型的なステレオシステムにAVアンプを追加する形で対応します。

まず、ステレオのベースシステムからご紹介します。
今回はステレオ寄りのシアターを希望するお客様のご要望をお伺いし、先行してJBLを念頭にステレオ機材をお借りしています。

スピーカーはJBL S3900です。

Dsc_1777アンプはLuxman L507UX2にスピーカーA+Bとする事でS3900をBi-Wirelingで駆動しています。Dsc_1779LUXMAN L507UX2

https://www.luxman.co.jp/product/l-507ux2

プレーヤーはストリーミングとネットワーク用にBluesound Vault 2i

Dsc_1795

BLUESOUND VAULT 2i

https://pdn.co.jp/bluesound/bs_vault2i.html

【横浜店】 BLUESOUND。ピュアオーディオレベルのネットワーク・ストリーミングサウンドをお手元に。(2019.9.7追記)

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2019/09/bluesound-5e7f.html

先日のブログでお借りしているTRIODEのTRV-CD6SEをVACUME TUBEで繋いでいます。

TRIODE TRV-CD6SE

http://triode.co.jp/brand/triode/TRV-CD6SE/index.html

【横浜店】TRIODE TRV-CD6SE。「音色」を楽しむCDプレーヤーのご紹介です。

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2020/06/triode-trv-cd6s-af82.html

このシステムにAVシステムを追加します。

今回、フロントが強力なシステムになりますので、AVアンプはDENON AVC-X8500Hを準備しました。

Dsc_1809_2

【横浜店】DENON AVC-X8500H 展示開始です!!(2018.2.22更新)

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2018/02/denon-avc-x8500-3418.html

ここでAVプリアンプを用いる事も可能ですが、チャンネル数が多いことからフロント2chをステレオシステムに任せ、後は複雑にせず残りのチャンネルを内部アンプ駆動でまとめてしまいます。

さて、ここで最初の「条件」が生じます。
AVアンプとステレオアンプの接続です。

接続そのものは簡単です。
AVアンプの「Pre out」フロントLRからRCAケーブルを回し、オーディオの入力に……。
問題はここです。

ピュアオーディオのアンプにはプリパワーの場合ボリュームが付いています。

Dsc_1812

つまりプリコントロール部があるという事です。
そしてAVアンプにもボリュームがあります。

Dsc_1810

どうしましょうか?
ここが最初にして最大の問題です。
理論上はパワーアンプの扱いにすればいいという事になりますので、音量を最大「0db」まで上げれば、プリ部のコントロールは事実上なくなります。
音量はAVアンプで行えばいい、と言う事になるのですが……。
もし、ピュアオーディオ側のボリュームが0dbのまま、ステレオ視聴時にボリュームコントロールを元に戻さずに入力を切り替えてしまうと、0dbで思いっきりアンプから音声が出力され、お部屋に大音響が響き渡ります。
場合によってはスピーカーを壊しかねませんし、精神的に良くないです。

では逆にAVアンプ、ステレオアンプのボリュームをそれぞれコントロールして音を合わせるという方法もあります。
しかし、この方法の場合、AVシステムのボリュームコントロールに対応することは難しく、また、最近のいわゆる「オブジェクト型」と呼ばれるDolbyatomsやDTS:Xなどの立体音響にはボリュームの変化による音響到達タイミングの変化に対応出来ず、新しいサラウンドシステムには適合できません。

じゃ、どうするのか?
実は最近のアンプにはAVシステムと組み合わせることを念頭に置いた入力端子があります。
メーカーによって呼称は様々ですが
「エクスターナルプリアンプ入力端子(EXT.PRE IN)」
「パワーアンプ入力端子(POWER AMP IN)」
「MAIN IN」(ヤマハやLuxmanなど)

Dsc_1816

Dsc_1791_2

これらの端子に繋いだ場合、所定の動作をするとプリ部が外れ、パワー部のみで動作します。

所定の動作を終わった段階で、ピュアオーディオシステムはフロント2chのパワーアンプとして動作します。この時点でフロントを含むすべてのスピーカーのボリュームコントロールはAVアンプ側になり、プリパワーアンプのボリュームは関係が無くなります。もちろん音量を上げる必要はありません。
仮にこの状態で入力を変えてもボリュームも含めアンプがシステムから切り離されていますので、大音量の心配は無く、SEPARATEキーを再度押してシステムを元に戻すことで、そのまま通常のステレオシステムとして使用できます。
正直な所この安心感はとても大きいです。
ステレオシステムベースのサラウンドを構築する場合、まずは説明書を確認し、これらの端子があるかどうかを確認してから、システムのアップグレードをご検討頂くとよろしいかと思います。

今回はLuxmanの機材になりますので「SEPARATE」を使用した前提のシステムとなります。

あ、それぞれの機材の電源投入、切断の順番は音の流れに沿って
投入:AVアンプ⇒プリパワーアンプ
切断:プリパワ―アンプ⇒AVアンプ
の順です。お気を付けください。

と言ってもここから先は余り難しくありません。
DENONの場合基本的に「PRE OUT」は何もしなくても出力がありますので、単に接続するだけです。

ご注意!:必ずすべての電源を元から切ってから接続してください!まれに大音響になります。

AVC-X8500Hの背面にある「PRE OUT」からRCAケーブルを接続して……。

Dsc_1819

LUXMAN L507UX2の「MAIN IN」に繋ぎます。

Dsc_1791
これだけです。

今回はA+BでBi-Wirelingにしますので、それぞれの出力端子にスピーカーケーブルを繋いで……。

Dsc_1788

今回のフロントS3900のジャンパを外し、それぞれに接続します。

Dsc_1815
もちろん、今までの接続のままでも大丈夫です。
これでフロントの処理は終わりです。

後はリアスピーカーを増設です。

Dsc_1786

今回はJBL4312M2Bをリアに持ってきています。

Dsc_1787
立体音響に対応するためにハイトスピーカーを追加します。

Dsc_1820

Dsc_1821
フロント以外のスピーカーをアンプのそれぞれの端子に接続して準備は終わりです。

さて、出来上がりです。
今回はセンタースピーカーなしのフロント2ch、リア2ch、フロントハイト・リアハイトスピーカーを追加した4.0.4chシステムになります。

後は実際の音ですが……。
まずはステレオ。

Dsc_1778_2

S3900ががっつり鳴り響きます。
音像がとか音の起点がではなく「音」と「音圧」で押し切ります。
厚みのある音はまさにJBLで組んだシステムです。

では次にAVに切り替えます。
まずはコントロールを確立するためにAVアンプの電源を入れ、L507UX2の「SEPARATE」を押します

Dsc_1824

Dsc_1827

これでサラウンドシステムのフロントをピュアのパワーアンプで鳴らす事になります。
では「地獄の黙示録」です。

Apocalypsenowtitlee1582527307957

はい、ここまでの音圧があれば、5.1chベースのサラウンドであればセンタースピーカーはいらないですね……。
問題はアトモスなどですが、アンプの表示は「DOLBY ATOMS」になっています。

Dsc_1809

Informationはこの通り。

Dsc_1804

4.0.4chになっております。
このようなセンターなしのシステムを私達は「ファントム」と呼んでいます。
センタースピーカーを左右のスピーカーの合成で表現するシステムです。
オブジェクト型のサラウンドシステムでは本当はセンターがあったほうがいいんですが、音圧のあるJBLであれば何とかなりますし、何とかならなければ単品売りのスピーカーを追加設置する大技もあります。

K0000306598
実際に鳴らしててみるとセンターのセリフが多少流れますが、ある意味映画館らしい音になります。
ちゃんと音場の測定を行っておりますので、センターがない事はあまり気にならず、上下の移動もちゃんとなされており、違和感を感じる事はありません。
これが音声システムの概要です。
ただ、5ch以上のチャンネルがあればSACDや配信の5chも流す事が出来、利点は多いと思います。

さて、今回のステレオシステムベースのサラウンド構築、いかがだったでしょうか。
元のシステムやAVアンプとの接続対応・配置などパッとできる物でもありませんが、事前のご相談をして頂ければバランスとこだわりの合わさったシステムの構築が出来るかと思います。

購入をご検討の皆様、是非横浜店にご相談ください。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

Computer_email

まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスも便利です。

0310apr_bana

IOS、Andoroid両対応でございます。

AppstoreAPP STORE アバック公式アプリ

GoogleplayGoogle Play アバック公式アプリ

・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

0508_online_page

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。 

支払方法等いろいろございますので、お早目にご相談ください。

今回のようなケースでは横浜店と馬車道店の連携も十分可能です。
ご相談をお待ちしております。

2020年5月31日 (日)

【横浜店】Youtubeアバックチャンネル「各店舗店員の画像調整法方法」でちょっとだけ。

横浜店 渡邉です。

Kao

神奈川県の緊急事態宣言が解除されました。
ご来訪の事前予約制は必要なくなりました。
とはいえ、まだまだ「いつも通り」と言う訳にも行きません。
三密を避け、ご来訪の際には人が重なることを防ぐためにも、この後記載させて頂く事前のメール・オンライン・お電話等での相談を先行でご活用頂いて、ご来訪の段階ではマスクの着用をお願い致します。

ともあれ、ほんの少しですが少し先が見えて参りました.

今回の更新は臨時です。

先日公開されたYoutubeアバックチャンネル vol.46 お客様ご要望企画「各店舗店員の画像調整法方法」についてちょっとだけ裏話的な捕捉させて頂きます。


YouTube: 【アバック公式】vol.46~お客様投稿企画第2弾!!画質調整についてご紹介~#ホームシアター・オーディオのアバック

今回、私は最後の方で出させて頂いております。

Ws000027

新宿本店の桜庭、名古屋店の明石が項目の詳細をご紹介しておりますので、私はもう少し引いた視点で「好み」の観点から開設させて頂きました。

Ws000026

映像の中でもお話していますが、画像調整は基本的に「その人の好み」になります。

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Ws000028

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特に映画の場合、徹底的に突き詰めると純粋な素材はDIになりますが、カメラがALIFLEXだったりREDだったりとアナログベースの撮影カメラなのかデジタルなのか、そして最終的なディスクにまとめるコーディングで同じタイトルでも結果がまるで変わってきます。

Ws000025

今回の場合、映像素材はRED系のフルデジタル8Kカメラでいわゆる「4Kらしさ」を全面に押し出したデモディスクでしたので、空間表現性の出しやすい空の映像などを念頭に階調を強調し、少し色も強めにしてデジタル感をちょっとだけ薄める方向で出してみたのがあの映像です。

映画の場合、個人的には映画館で観た作品を念頭に「映画館で見た絵」を基準としています。

Dsc_1228

UHD-BDでフル4Kクラスまで行けばすでにフォーカスやきめ細かさ、階調表現は映画館より上になることも多いので、個人的にはやはり「色幅」や「階調」を求める方向になります。

Dsc_1262

具体的には標準の映像から「全黒から明度と彩度が掛かる階調部分」か「色温度の高い所(空とかですね)の階調表現を細かく広げる」のいずれかを主軸に置いたセッテイングで考えています。

個人的な到達点ですが「カメラマン」や「クリエイター」がファインダーや画面、実写の場合は撮影現場をそれぞれ見てどういう絵を望んでいたのだろうか?と言う事を考えながら「自分の独断と偏見の好み」を入れて、実写・CGなどのお気に入りの映像で調整したモードを用意する、と言うのが理想だと思っています。

そうなるとどうしても「オールド」「デジタル」「オールドをリミックスしたデジタル」で色の濃さや明るさ、コントラストはともかく、追い込んでいけばそれぞれセッティングは変わるかと思います。

HdrJVCのDLA-V系は「Frame Adapt HDR」など元々のモードが優秀な機種になりますので、細かいところは後回し、とりあえず色などの基本的なところを弄るところから始めてみてはいかがかと思います。

以下、裏話です。

Youtubeには出しませんでしたが私はアニメ系も守備範囲に入っております。

Imag3479

【HT横浜関内店】 ガールズ&パンツァー劇場版をホームシアターで。(2016.8.7追記あり)

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2016/05/post-06f8.html

流石にYoutubeには乗せられませんが、実際に調整(ジブリ系や普通のアニメなど)もしてみました。結果としてはあまりテレビの方向にしてしまうとぬるぬる且つCGと動画がはっきり分離してしまう(君の名は。などで動画補正をすると良く分かります)ので、そこそこで止めておくのがお勧めです。


YouTube: 「ジブリがいっぱいSPECIAL ショートショート 1992-2016」予告編

ジブリ系の場合は元々の解像度が高めなので動画補正少な目、またはなし。色の濃さを気持ち濃いめにして頂ければよろしいかと思います。


YouTube: 「メアリと魔女の花」予告3

但し、厳密にはジブリ系とは言えないのですが「メアリと魔女の花」UHD-BDは別物です。

音も映像もレベルが違いますので、映画に準じたセッティングにして頂いたほうが良いかと思います。

発色やHDRらしい透過光がしっかりしており、音もDTS:X7.1.4chでしっかり作り込んでいます。個人的にお勧めです。


YouTube: TVアニメ『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』ティザーPV

逆にいわゆる普通のアニメはテレビ放送時は720Pベースで画素数や色数が少ない傾向にあります。(BDは綺麗なんですが……)また動画と背景、そしてCGがそれぞれレイヤーで重なっておりますので、気持ちよく見るにはフォーカス少し柔らかめで境界を少しぼかす「大きいハイビジョンテレビ」のセッティングをして頂ければよろしいかと思います。

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 アバック公式YouTubeチャンネル お客様応募企画

https://www.avac.co.jp/contents/topics/youtube_kikaku.html

今後も皆様のご要望にお答えしていければと考えております。

先日入った大きな情報ですが、UHD-BD搭載のPlaystation5もまもなく発表されます。

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https://blog.ja.playstation.com/2020/05/30/20200530-ps5/

世の中コロナで止まっていたような気がしていましたが、いろいろと動きが始まっていますね……。

すぐ!」のお客様も「とりあえず」のお客様も「先々で本格的に」と言うお客様も一度横浜店まで是非お声をおかけください。

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オンライン会議

0508_online_page

お勧めはオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
担当者と実際にお顔を合わせながら、資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

また、店舗への来訪が難しい場合はお電話メールでのお取引、または通販からの購入も可能です。

商品在庫や価格のお問い合わせは基本的にメールまたはお電話またはFAXで対応させて頂きます。

なお、お電話等でお取引を勧めさせて頂いた場合、ご来訪なしで決済可能な方法は下記の通りとなります。

横浜店 お支払い方法

https://www.avac.co.jp/contents/shop/yokohama_oshiharai.html

電話でのクレジットカード決済

銀行、ゆうちょへのお振込

Web経由のショッピングクレジット

代金引換(基本的に現金決済となります)

などの対応が可能です。

モバイルの場合公式アプリからのアクセスが便利です。

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IOS、Andoroid両対応でございます。

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・新製品、特価品情報に中古品やアウトレットの入荷情報などの商品関係

・実際の施工事例となる「ホームシアター施工事例」
・各種イベント、フェア情報

・各店舗の案内

すべてこのアプリで行えます。

店舗への問い合わせは各店舗の紹介からメールをお願いします。

もちろんこのブログなどへのアクセスも可能です。

お手軽さはWeb以上になりますので是非ダウンロードをお願いします。

ご相談をお待ちしております。

2020年5月28日 (木)

【横浜店】「ホームシアターを作りたい!」のご相談について、方法いろいろ。

横浜店 渡邉です。

Kao

最初にご案内。

20200825bana_2

秋の新製品!大収穫祭2020は9月12日から開催中です!

https://www.avac.co.jp/contents/topics/autumn-sale2020.html

まだまだ「いつも通り」と言う訳にも行きません。
三密を避け、ご来訪の際には人が重なることを防ぐためにも、この後記載させて頂く事前のメール・オンライン・お電話等での相談を先行でご活用頂いて、ご来訪の段階ではマスクの着用をお願い致します。

ともあれ、ほんの少しですが少し先が見えて参りました。
そんなわけで「ホームシアター作りたい!」というご要望への復習をしてみたいと思います。

そもそも

「ホームシアター」って何だっけ?
実はこの定義も少しずつ変わりつつあります。
一昔前までは「映画館を自宅に持ち込む」「映画館の様な内装でソファーに座って極上な時間」と言うのがホームシアターのイメージだったのですが、最近はちょっと変わってきています。

今のホームシアターは
「本格的なシステム」

「レベルの上がった普通のシステム」
そして
「簡単にできるシステム」
の三つに分かれつつあります。

じゃあ、それぞれどういうものなの?と言うお話になりますので、それぞれご紹介します。

まず「本格的なシステム」です。

Img_5238 こちらは
「映画館以上の画質と音を自宅で再現する」
システムの構築になります。
プロジェクターはリアル4Kクラス、HDR10の再現も可能で、映画館のマスターレベルにかなり近い画をそのまま映し出す事が出来ます。

Img_1404
リビングにせよ専用室にせよ映画館より小さいことから、投射距離と実際にご覧になる距離は映画館より近く、特にきめ細かさの点では映画館より画質が上になります。

Imag4200

【横浜店】天吊り・壁掛けスピーカーってどうですか?(2019.11.3更新)より

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2018/08/post-c26b.html

音響についてもベースレイヤー・ミドルレイヤーと呼ばれる高さの違うスピーカーを多数配置し、映画館で用いられていた立体音響システムを家庭用としてほぼ完全に再現する事が出来ます。
映像、音声共に「映画館以上」のレベルに持って行けるのが「本格的なシステム」と言う事になります。

そしてもう一つ「本格的なシステム」と言っていいシステムが存在します。

それは防音などを絡めた「お部屋全体を考慮したシステム」です。

Img_4457

Image1

防音設備のご相談や照明、お部屋自体雰囲気も含めた「空間」そのものを作り出します。

このレベルになると絵だけではなく雰囲気も「映画館以上」になります。

【横浜店】 「ホームシアターの防音室」、その価値って何でしょうか?

https://blog.avac.co.jp/yokohama/2019/03/post-de20.html

ご邸宅を立てる段階からのお話、機材の入れ替えなどは事前下見など早い時期からの打ち合わせが必要な案件です。

次に「レベルの上がった普通のシステム」です。

29601

こちらはここ最近価格性能比が著しく向上した音響システムと映像システム双方のレベル向上の恩恵を受け、全体的なレベルが一番向上したシステムになります。
専用室ではなくリビングなど普通のお部屋でプロジェクターや大画面テレビと天井吊りのスピーカーなどを組み合わせ、普段の生活を邪魔することなく、家族みんなで集まる事の出来るお部屋をそのままシアターに出来ます。

最後に「簡単にできるシステム」です。

Dsc_1102

ここ最近市場が急速に拡大している低価格プロジェクターを使用して、出来るだけ安くホームシアターを作ってしまおうという考え方になります。
映像についてはスクリーンに捕らわれず、壁映しも含めたシステムが前提になります。
音響システムについては基本的には2ch、または本体内蔵スピーカーで賄い、ホームシアター一番の利点である「画面の大きさ」を主で考えるシステムです。
少し金額が上がりますが「超短焦点」システムによる壁映しもこちらに入ります。

Dsc_0064

実はここには「テレビシアター」を入れておりません。
テレビの場合大きさによって「本格的」にも「簡単な物」にもなりますので、あえて外しています。

皆さんの「ホームシアター」についてのお考えは、大体これらいずれかに収まるかと思います。

では、それぞれの構築方法についてお話いたします。

その1、本格的なシステム
こちらは実際の作成までに時間がかかります。
本格的なシステムを構築するにはお部屋自体に手を付け無いと難しいケースがほとんどです。
特に新築で建築される場合や防音工事を行う場合、弊社の担当者からお部屋の構造など間取りレベルからご相談をさせて頂き、システムの構築に掛かります。
このレベルのシステムをお考えのお客様はご存知かと思いますが、専門の設計士であるインストーラーと専門の施工チームを入れ、ハイクオリティなシステム全体の構築をお手伝いいたします。
ご納得のいくシステムのご提案を行う為にはお早目の相談、ご新築の場合は間取りレベルの段階からご相談を頂くことが肝心です。

あ、それと

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大型の液晶や有機EL、特に75インチ以上は梱包を含めた大きさが問題になります。

特に2階以上、地下室、マンションの方は納品方法検討の必要があります。

Img_9511

もう一つ、超短焦点の場合、壁映しは問題ありませんが「スクリーンを用いた投射」はスクリーンの設置位置など検討が必要です。

どちらも事前相談が必要とお考えください。

その2、レベルの上がった普通のシステム

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こちらは ご新築の建物への設置か既存の建物にシステムを入れるか等建物の状況により費用が変動します。
新築の場合はご自宅の建築を決めた後、お部屋の間取りなどの検討段階からお話しいただくのが一番です。特にスクリーンの場合、投射距離の問題がありますので、スクリーンの幅とお部屋の長さが問題になり、写真の様な埋め込みスピーカーなどは基本的に新築のご邸宅が前提になります。

「ホームシアターを作りたい!」

と思った段階でハウスメーカーにお話し頂き、設計・施工まで出来るか弊社の様な専門店にお任せ頂いたほうがいいとの回答が出るか図面があれば何とかと言う回答が出るかそれぞれでその後の打合せ内容や費用がかなり変わってきます。

Reform

既築の建物の場合は一番いいのはリフォームのタイミングですが、すでにお住みになっている状況でも承れます。最初にご相談頂いた後弊社の設置担当者が下見に伺い、実際の状況を反映した上でどのような施工が可能か、またはご要望になっているシステムの構築が可能か、そして施工費用の算出などを行います。
リフォームであれば隠蔽配管などを組み込むことが可能な為、新築に準じるシステムの構築が可能になります。

その3、簡単にできるシステム

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こちらは基本的にはお部屋をいじらず、機材のみを購入してシステムを組むか、機材プラス設置を行う形のいずれかになります。
ご相談のタイミングは様々ですが、基本的には
「ご相談いただくまでにどこまで予習をしておくか」
がポイントです。
特に最近人気のある超短焦点や短焦点など、特徴のある機材については

アバック横浜店 ブログ

Yokohama_blog

https://blog.avac.co.jp/yokohama/

Youtubeのアバックチャンネル

Avac_youtube

ホームシアターのアバック Youtube

https://www.youtube.com/channel/UCT2ZSGug2FOaftsdf3RU_2A

をご覧いただくと詳細な情報やお勧めの機種などをお知らせしています。ちなみに話題のviewsonicや超短焦点のVAVAはこんな感じです。


YouTube: 【アバック公式】vol.26~ViewSonic『X10-4K』プロジェクターを徹底的にご紹介 ~#ホームシアターのアバック


YouTube: 【アバック公式】vol.40~大好評につきViewSonic企画第二弾!!『X10-4K』プロジェクターを徹底的にご紹介~#ホームシアター・オーディオのアバック


YouTube: 【アバック公式】vol.31~超短焦点プロジェクター VAVA VALT002をご紹介~#ホームシアター・オーディオのアバック

(PopinAlladin2は直販のみです。ごめんなさい)
選定のコツは「どんなシステムにしたいか、どんなことをしたいか」と言うご自身の希望と、実際に考えているそれぞれの機材が「どういう条件で設置できるのか」という「認識のギャップ」を埋める事です。
ただ、迷ったときには弊社の販売員に是非ご相談ください。
特に私達は知識の「幅」や「実例」に長けております。
ご想定以外の機種も含め、選定のご相談をさせて頂きます。
また「安い買い物じゃないので実機を見てみたい!」と言うご要望を頂くことも多くあります。
低価格の(と言っても4Kクラスは10万円以上しますが)機材は店舗に展示がない場合も多くあります。

Dsc_1160
こんな場合は事前相談を頂いた上である程度お話が進めば(ここがミソです)機材の準備などを行う事もできますので、在庫のご相談なども含めてこちらもお早目にご相談ください。

さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
メール、お電話、お手紙・FAX、そしてオンラインの方法がございます。

その1、メール

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まずメールですが、お近くの店舗はそれぞれ問い合わせ用のメールアドレスがございます。

横浜店の問い合わせはこちらから。
また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

横浜店 スタッフ紹介はこちらから。

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すべてこのアプリで行えます。

その2、オンライン会議

0508_online_page

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

オンライン相談はこちらのフォームから受付可能です。

その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Faxお手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。

 

2020年5月 2日 (土)

【横浜店】ホームシアターのちょっと違う使い方、やってみます。

横浜店 渡邉です。

Kao

色々と大変な時期です。
必要以上に外に出る事は避ける様指示が出ていますので、お買い物はリストを作ってさっと行って、さっと帰る様にしています。時間をずらすのもいいですね。
どうしても外に、と言う事であれば夜に家の近所などかいかがでしょうか。
周囲に人もいません。静かな外もいいものです。

では本題です。
今回は「プロジェクターの別の使い方」をご紹介します。

Img_0013

映画をプロジェクターで見る事はまさに「ホームシアター」の使い方です。

Img_gallery02

BDレコーダー(NETFLIXなども入っています)やチューナー(最近4Kチューナーは安くなってますね)を入れればスクリーンが大型テレビになります。

Imag0129

しかし

ここまでのシステムを他に使わない手はありません。

Dsc_1102

と言うわけで「別の使い方」ご紹介します。

その1、お仕事に。
シアターの大画面をそのまま仕事に使ってみます。
今回はこれを用意しました。

Dsc_1628

いわゆる「スティックPC」です。
HDMIコネクタに機械が付いているようですが、この大きさでフルスペックWindows10が入っています。性能としてはインテル Atom x5-Z8350/4GB/64GB/Win10 64Bitとなり、文書作成、スプレッドシート、ブラウジングなどお仕事用必要最低限の性能です。

Dsc_1627

Dsc_1632

このスティックPCを今回はViewsonic X10-4KのHDMIポートに直接差し込みます。
この手の機種にはほとんどHDMI延長ケーブルが付いていますので、実際の設置にはもう少し余裕があるかと思います。
なお、ノートパソコンなどからHDMIを引っ張る場合は長めにした方がよろしいかと思います。ご注意。

そんなわけで早速表示してみました。
スクリーンは100インチ、解像度はPC側で3840X2160の自動認識をしています。

今回はスクリーン側を少し暗くしていますが、多少外光が入っても表示は問題なく、しかも思った以上に大きいです。

Dsc_1634

アイコンが小さいですね……。
アイコンサイズを「大」に変更してみます。

Dsc_1635

見やすくなりました。
但し文字は小さいまま。
次にブラウザを立ち上げます。

Dsc_1636

以前の設定が残り、真ん中だけになってしまいました。
画面は大きく、解像度も大きい事から文字が小さすぎます。

近くに寄ってみると……。

Dsc_1638正直な所、文字の判別が難しくなります。
実はプロジェクターでPC画面を映し出す時にはよくある現象です。
特に疑似4K型のシステムでは4Kを表示する場合、元々はハイビジョンの画素数をずらして4Kの表示をしていますので、どうしても輪郭が弱くなり、細かい文字の判別が難しくなります。

また、白と黒のコントラストが有機ELなどと比べると弱く、これも判別が難しくなる要因です。
特に壁映しの場合、画面の反射率が少ない事から少し見にくくなります。

対策としては周りを暗くするか、輝度やコントラストを上げると言う方法がありますが、それでも4Kのままでは見えずらい事は確かです。
(ブラウザの場合画面を拡大する方法がありますが、Excelなどは見えずらい状況に変わりがありません。)

じゃあ、どうするの?
と言う事になりますが、下の画面をご覧ください。

Dsc_1640_2

格段に見やすくなっています。
ここまで見やすくなっている原因は「解像度」です。
実はこちらの画面はPCの解像度を1920X1080まで落としています。
この解像度で表示した場合、疑似4Kタイププロジェクターはシフトを行わなくても元の解像度のまま映像を表示できます。
これはいわゆる「dot by dot」の状態となりますので、実際の画面ではフォーカスが上がり、文字や線自体も縦横二倍になる訳です。
なお、今回はアイコンも大きくしています。

Dsc_1643

ちなみにプロジェクターの場合画面の表示は直接光ではなく反射光で表示されていますので、大画面でも目が疲れません。スクリーンの良さがそのままお仕事のしやすさになっています。
また、解像度を落とすと表示される文字の大きさも文字の太くなり、画面を眼で追ったり文面を読む事が楽になります。

実際に使ってみた限り、シフト型の4Kプロジェクターをお持ちのお客様もリアル4Kプロジェクターをお持ちのお客様も(大型テレビもこれに当たります)PCでお仕事の場合はフルHDまで解像度を落とすことをお勧めします。

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Vplvw255なお、フル4Kプロジェクターの方は4K解像度のままでも見にくいという事は無いんですが、画面の端まで見切れないという別の問題が発生します。首が……。
後は画面の輝度を少し上げ、黒と白のコントラストを優先して頂くとかなり見やすくなります。
こんな状況は普段の使用では考えにくい状況ですが、一つの方法としてお勧めです。

さて

次は反対方向に振り切ります。
これです。

Dsc_1615

©Konami Digital Entertainment

PC Enigine Miniです!
3月に発売されたばかりのいわゆるミニゲーム機になります。
繋ぎ方は考える必要がありません。
電源とコントローラー、HDMIを繋ぐだけ。
音に関しては内蔵スピーカーでも十分ですが、シアターの場合はAVアンプに接続して頂くことになります。

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なお、PS3/Xbox以降はDolby Surroundにも対応しておりますので、AVアンプ経由の方がよろしいかと思います。

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ともあれ、今回のPC Engine Miniには関係がありません。
パッと繋いで電源を入れます。

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©Konami Digital Entertainment

デモ画面でいきなり出てきたのは「THE 功夫」!
一定時間でデモソフトは切り替わりますが、最初にこれで一気に力が抜けました。

Dsc_1621

©Konami Digital Entertainment

メニュー画面です。
こちらは現代的で16:9の画面になっています。

この辺りは同じような他のミニ機種と同じ、基本システムは変わらないと言われています。
表示に関しては……元々の解像度が低いのであまり考えなくていいので楽ですね。

Playstation4slimverticalproductshot

Compare_switch
ただ、これがPS3やXBOX以降のモデルになると「遅延」が気になり始めます。
Viewsonicの場合「ゲーム」モード、ほかのタイプの機種でも遅延を抑えるモードがありますので、こちらを使おうとよろしいかと思います。

Dsc_1619

ご参考、インストールされている「グラディウス」です。

Dsc_1629

©Konami Digital Entertainment

100インチスクリーンへの投射でプレイ画面は4:3になりますので、画面サイズとしては81.7インチ相当、画面幅は1.66m、画面高さ1.24mになります。

Dsc_1630

©Konami Digital Entertainment

昔パソコンショップやゲームセンターで開催されていたゲーム大会でもまずあり得ない大きさ、しかもそれが自宅で出来るというのも、何か時代を感じます。

Dsc_1631

©Konami Digital Entertainment

余談ですが画面のビッグバイパーは100インチで実測した所、長さが15cmぐらいあります。
ビックバイパーのプラモデル並みの大きさです。
もちろん昔のゲームになりますのでドットは荒いですが、逆に少し距離を取るとちょうどよくなります。
プロジェクターにゲーム機を繋ぐという一見贅沢なシステムですがゲーム大会の様な「大画面の楽しさ」を素直に感じて頂けるかと思います。

今は我慢、我慢な状況です。

せっかくのプロジェクターです。

ただの大画面でなく、お仕事と遊びの両方に使って頂くこともよろしいかと思います。

今回は普段のエントリーとは毛色を変えてみました。

ちょっとでも笑って頂ければ幸いです。

さて

このエントリーを見て

「これからプロジェクターが欲しい!」

と言うお客様もいらっしゃるかと思います。

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Epson_ehtw8400w_2

現状、コロナウイルスの関係で生産が滞っており、壁映しなどでスクリーンを使わないにしても在庫のある機種が狭まっております。
すぐ!」のお客様も「とりあえず」のお客様も「先々で本格的に」と言うお客様も一度横浜店まで是非お声をおかけください。

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さて、最後に当店へのご相談方法です。
大きく分けて
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その1、メール

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また、担当者指名のメールなどは店舗の紹介スタッフ紹介からそれぞれのアドレスにメールを入れて頂ければ対応いたします。

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その2、オンライン会議

お勧めのオンラインです。
こちらはzoomを使用したオンライン相談システムです。
無理なご来訪は無く、担当者と実際にお顔を合わせながら資料なども含めてご提示しながらお話する事が可能です。
個人的には資料をZoomで共有もできるのですが、モバイルデバイス同士でお話をさせて頂き、PCを横に置くとお部屋の状況を見せて頂くなど、お話がかなりスムーズに進みます。お勧めです。

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その2、お電話・事前予約来訪

Telephone_oyaki

次にお電話については各店舗にご連絡下さい。また、横浜店ではご来訪についてはお客様同士が重ならないようにしており、基本的に事前予約が前提です。

マスクの無いお客様の来訪はお断りしております。

また、接客はドアを開放し、ソーシャルディスタンスを取った接客となっております。

それ故少し外の音が入りますが、ご容赦ください。
最近はご来訪の代わりに電話でのご相談も増えております。店舗定休日、お話し中の場合はメールなどの別手段をご検討頂くか、日程・時間をずらしてご連絡下さい。

横浜店の電話番号は045-228-9881となります。

その4、FAXなど

Fax

お手紙・FAXについては「メールが苦手」「商品の価格を知りたい」などの場合に便利です。
受信後、情報の確認の上それぞれFAX返信やお電話のコールバックなどで対応させて頂きます。

横浜店 FAX番号は045-228-7283となります。

Zoomを用いたオンライン相談、特に物販に関しては北は稚内から南は八重山まで、地域に関係なく直接ご相談が出来ます。
お会いできるのを楽しみにしております。

ご相談等、お待ちしております。